October 5, 2009
第3話 独裁者 The Tyrant
脚本/Peter Blake 監督/David Straiton
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アフリカの大統領・ディバラは側近のジョセフ大佐と共に 国連施設を抜け出すと、息子に遭いたいという。こんな行動
はアメリカが嫌がるとして止めるジョセフだが世界的な名門大 に通っている息子の事を考えていた。
そんな中、突然ディバラたちの車は駐められると、ある書類を 持ってくるものがいた。
"合衆国法典第18編召喚状
第1350に基づき訴えた"というもの。 ディバラが自国で行った反政府民族に対する大虐殺・人道犯罪
拷問の罪で民事訴訟が起こされたのである。そんな中、突然 ディバラは血を吐いて倒れてしまう。
カッディはチェイスとキャメロン、そしてフォアマンをオフィス に呼び出すと、タウブとサーティーンの後任が決まるまで
チームフォアマンの下で働いて欲しいと語る。チェイスたちは 二人はどうしたのかと問うと、それぞれ辞職と解雇されたの
だという。フォアマンは嫌がる二人に頼むとして頭を下げる。
患者は悪名高きディバラ大統領だった。
独裁者であり助けたとしても国に戻って虐殺をする人物であり
南部の反政府シティビ族を弾圧している人を助けることなど
嫌だというキャロメンたち。フォアマンは死刑囚だって治療した ことがあるだろうとし、現在国賓で国連でのスピーチをする為に
アメリカに来ているのだという。決して好きになる必要は無く、 仕事をしてくれとカッディも語る。
キャメロンたちはフォアマンがサーティーンを辞めさせたことに 対してまた引き戻すべきではないかという。フォアマンは上司
と部下の関係では上手くいかないのだとするが、チェイスは 自分が間違いだと謝るべきだと語る。
そんな中コンサルを行おうとしてオフィスに戻ってくるとなんと ハウスの姿が有った。また3年前と同じだなと告げると、
サーティーンはロッカーを片付けていたことを指摘し、フォアマン に対してご愁傷様だと語る。フォアマンは別れていないと否定
する。ハウスは戻るということだが、医師免許は発行されたのか と問うと、まだ再発行までは一ヶ月はかかるとし、それまでは
フォアマンがボスでおれは口を挟むだけだと語る。
ディバラの病変について話合うと、肺に出血性病変があること。
本人は暗殺未遂説を説きポロニウムでやられたと語っていると するが、FBIの話では放射線は検出されていないという。虫刺さ
れでマラリアじゃないかというフォアマンはコアルテムの投与だ と語る。
"はぅぅぅぅぅん"と語るハウスは突然フォアマンが出て行こう とするのを止める。
ハウスは診断を急ぐ理由はこの場所から出たいが為だろうとし、 血を吐いたのは中毒が原因だという。ハウスは手の痕は塩素座瘡
だとし、ダイオキシンだという。フォアマンは仕方なくそれを 認め、オレストラの投与をするよう指示する。
チェイスたちはディバラ大統領の元に治療薬の点滴にいく。 するとチェイスに対して出身を聞かれる。オーストラリアだと
いう彼にイギリス人ってぽいという。チェイスはイギリスで 神学校に1年通ったが中退した事を語ると、大統領は自分の
故郷の村にも布教団が来たという。妹2人が肺病と診断された 際に祈りを捧げたが神は役立たずだったと語る。
フォアマンはカッディのオフィスにいくとハウスが戻らない というからサーティーンを首にしたと語る。しかしカッディは
ハウスにはこの仕事が必要であることを語る。ハウスは俺から サーティーンに説明すると告げると、この件で俺はアドバイザー
であり治療・患者への接触はしないという。
フォアマンはサーティーンの元にいくと、君を辞めさせたの
は俺が上司だと君との関係が上手く行かないと思ったからだと 告げ戻って来て欲しいと語る。しかしサーティーンは戻りたく
ないとし、私をクビにした理由は単純で貴方に別れる勇気が
なかったので仕事を言い訳にしたのでしょと語る。
チェイスの元に一人のアフリカ人がやってくる。 ルウェという男性はディバラを治療するなと告げ、ヤツは妻を
さらって殺したのだという。妻は労働組合員だったとして 写真を見せる。青年労働連盟が連れ去ったもので、彼はその組織
を非行防止という名目で地方から10代の少年を集めて酒とドラッ グを与えては拷問の仕方を教えているのだという。妻をレイプ・
拷問し、ウチの庭に捨てて行ったとし、腹にはイニェンジ、ゴ
キブリと書いていったという。全てはシティビ族だからだという。
チェイスは国連に話すべきだとするが、彼は戻ったら戦争する と言っているのだとし、シティビ族をこの世から抹殺するつもり
だと語る。
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