イーストエンドの魔女たち
Witches of East End





October 6, 2013
第2話 戦いの始まり Marilyn Fenwick, R.I.P.

監督/Jonathan Kaplan 脚本/Maggie Friedman
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フレイヤはダグによって連れ去られる。
シフターがジョアンナに成りすまして復讐しているのだという。
ダグはフレイヤをバーの絵の中に引きずり込むと、これまで
俺のことを80年間砂漠の絵の中に閉じ込めてきたとして復讐し
ようとしている事を知る。ウェンディはそれらの事を知って
急いでフレイヤを助けなければならないことを告げるが
ジョアンナは殺人の容疑者としてアダムに連れて行かれる。
ウェンディは殺害される中、連れて行かれる前にジョアンナは
長女のイングリットに対して、戸棚の奧の羽目板の中に必要な
ものが隠してある事を告げる

イングリットは急いでその羽目板を外して中を調べると大きな
箱が入って居た。どうやって開けるのか分からず、適当に
箱が開くよう口にすると、勝手に開き始める。中からは数々の
写真と共に魔術書が出てくる。本物だとすると、フレイヤを
助ける呪文はないのかと調べる。

一方ジョアンナはイーストエンド警察で調書を取られていた。
アダムはモーラから夫と共に犬の散歩に行きフェアヘイブン
くの公園にさしかかった際にジョアンナの姿を見かけて声を
かけたら突然夫が刺されたとして通報してきたのだという。
シンボルを地面に書いていた事を告げ、見覚えはあるかと問う。
ジョアンナは見た事もないとして知らない事を語る。ジョアンナ
はタバコをもらっても良いかとアダムに問う。

イングリットは魔術書の中から蘇りの呪文(レスキテットインカン
タトーレス)を見つけると、ネコの姿になって亡くなっている
ウェンディの前で呪文を唱える。
ダグもフレイヤを殺そうとして絵の中で彼女を捜す中、フレイヤ
も呪文を唱える。ジョアンナもまたアダムが電話している隙を
ついて呪文を唱え始める。

ダグはフレイヤが何も覚えて居ないことに苛立ちを覚える。
俺のことを閉じ込めたのに分からないのかと問うと、自分で
呪文を唱えても出られないのだと語る。閉じ込められる前には
君を愛していたのだという。しかし君もたちの悪いつまらない
魔女だったという。ナイフを突き出すが、これは絵の中から
出る為のナイフで有りフレイヤの事は焼き殺すとして手を縛り
付ける。

ジョアンナは現在起きている事情を魔法によって把握する中、
弁護士に電話させて欲しいと語る。

ウェンディはイングリットの呪文で蘇るが、放って置いてくれ
ても時間が経てば勝手に生き返ったのだと語る。寧ろ蘇りの
ような呪文を使うと代償があるのだという。呪文には犠牲が
つきものだとし、蘇らせれば、変わりに愛する人が死ぬ事に
なるのだと語る。

ダグはフレイヤに対してボクが味わった砂漠のような苦しみを
味わせる為に殺すと告げる。昔の君はもっと張り合いが有った
とし、生意気で勝ち気だったという。そんなダグは辺りにアル
コールをまくと火を付け始める。

ベントエルボーのバー。
キリアンはフレイヤを探す中、ダッシュもやってくる。
二人はビリヤードをする中、弟のキリアンに対して母も心配
していると語る。お前は昔から落ちこぼれた原因を人のせいに
した事を告げ、5年ブリに帰ったかと思えばどういうつもりなの
かと問う。いつも俺の物を欲しがりそして黙って持ち去っていく
と語る。

ウェンディはイングリットに対して彼女の昔の恋人がフレイヤ
を殺そうとしている事を語る。高校の時に付き合っていたジョシ
ュ・マイヤーのことかと問うが、それよりもっと昔の前世の
時の事だという。私たちは何度も生まれてきているのだとし、
一族の女はみんな死んでも生き返るという呪いにかけられている
事を語る。前に生きていた時の記憶がないだけのことで、貴方
の母親はその事実を話さなかったのだと語る。
一族の女は揃って男運がないが、これは呪いとは関係のないこと
だと語る。

弁護士のハリソンが拘置所にいるジョアンナに会いに来る。
イーストエンドに来るのは久しぶりだというハリソンは50年ブリ
だという。ジョアンナの事を変わらずキレイだと語ると、
ジョアンナはこれで見納めかもしれない事を語る。
私は殺されるかも知れない事を告げ、今度の相手は本気になって
いる事を語る。ハリソンは邪悪なものから君を守ることは出来ない
がここから出せるようにはすると語る。娘に危険が迫っている
ので急いで欲しいと頼む。
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ジョアンナは二人の娘に普通の暮らしをさせたくて今まで
自分の家系が魔女であることを隠してきたが、フレイヤを狙う
人物やジョアンナを狙うシフターと呼ばれる変身する魔法使い
がビーチャム家に相当強い恨みを持っている事を知り、
ついには全てを話す事になる。子供たちはいきなりそんな
事実を聞かされ戸惑いを隠せずにいるが・・

いよいよ自分の家系が魔法使いだったことが示されるエピソード。
必要に迫られて話しただけで、本当は話したくはなかったけど、
結局相手が居る限りは何れは話さなければならない状況というのが
訪れたのかも。
平凡で有ってもこれまでの生活が良いとする司書で長女の台詞
が物語るけど、これから人生が一変してしまうのだろう。

魔法を使うことで代償を払うというのは、「ワンス・アポン・ア・
タイム」
でも聞いたフレーズだ。
現在放映中の日本のドラマ「死神くん」でも、人間社会に於ける
人口のバランスから、予定外の死は認められず、予定外に誰か
が死ぬと死亡予定者が死なずに済むというものが有る。
このドラマに於いて、生死を伴う魔法の代償は大きいけれど、
基本的にテレビや金などを魔法で出そうとすれば、それは別の
所で物質が無くなるというもので泥棒のようなことになって
しまうと語っていたので、魔法によって生み出されるものという
のは何処かで代償的支払いを行っているようだ。

当面はこのシェイプシフターとの戦いが訪れるのだろうか。
会話の中で出てきたように数あるウチの敵の一人って感じ
なので、シフターを倒してもまた新たな的は現れそうだ。
そのウチ、ジョアンナたちが誕生した時のエピソードなんかにも
触れて"一番最初の生活"だったり、前世などのエピソードなど
にも触れていくのかな。

変身出来るとなると敵は相当厄介な感じがする。
直接的な攻撃をしてくれれば良いけど、前回シフターが
ジョアンナを装い、人殺しをしてその罪をなすりつけるような
事をすれば、それだけで相当追い込まれるのではないのか。
殺人の容疑は晴れていないし、それを晴らす為には魔女の
存在を話す事は欠かせないと思うけど、どうしていくのかね。

フレイヤに至っては結婚していると言う設定上難しいことが
予想されるけど、前回の展開の中で、彼氏は国境なき医師団
として海外にいくようなことを言っていたので、暫くは
弟君キリアンとの恋心に自制心を働かせながらも、二人だけの
居場所であるボートで気を晴らしつつ、魔法使いとして
身につけるべきモノを経て、そして退治していくことになる
のか。

結局フレイヤの場合、ダグを倒して一人で絵の中から抜け出して
来ていたよな。そしてその後自爆する形でイングリットが
絵の中から再び呼び戻してしまった感じもする。

黒猫のウェンディは不安定なようでネコになったり人間に
なったりするけど、完全に未来から来た「ターミネーター」
のシュワルツェネッガー状態になっているので、サービス
ショットに気を持たせつつも、この辺はコメディ要素として
色々と利用されていきそうだ。

それどれに魔法の特製は違いと思うけど、それが何かという
こともまだ示されてなかった。ウェンディはネコになって
しまうけど、他の人はどんな呪文が得意なのかな。
ジョアンナは相当偉大な人物であることも語っていたので、
それがどういう人物なのかも早く知りたい。

■使用された曲

・Others by Daniel Davies
・Back seat by Atlas Genius
・I'm alright by Machines Are People Too


ジョアンナ・ビーチャム (Julia Ormond) 母
フレイヤ・ビーチャム (Jenna Dewan-Tatum) ジョアンナの娘・バーテンダー
ダッシュ・ガーディナー (Eric Winter) フレイヤの婚約者、医師
イングリッド・ビーチャム (Rachel Boston) ジョアンナの娘、司書、姉
キリアン・ガーディナー (Daniel DiTomasso) ダッシュの弟
ウェンディ・ビーチャム (Madchen Amick) ジョアンナの姉妹
アダム・ノーブル (Jason George) 刑事、イングリットの知人
ダグ (Neil Hopkins) 絵の中から出てきた
バーブ (Kellee Stewart) 司書
ハドソン・ラファーティ (Tom Lenk) 司書
モーラ・ザッチャー (Gillian Barber) 殺害される妻
ペネロペ・ガーディナー (Virginia Madsen) ダッシュの母
ビル・ザッチャー (Michael St. John Smith) 殺害される夫
アンソニー (Nicholas Gonzalez) 警察

ハリソン・ウェルズ (Anthony Lemke) 弁護士
--- (Robert Parent) Bartender
--- (Gelsy Wong) Young Woman
--- (Tricia Collins) Waitress
--- (Peter Hall) Gangster



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