イーストエンドの魔女たち
Witches of East End





October 6, 2013
第5話 恋人たちの残像 Electric Avenue

監督/Paul Holahan、John Scott 脚本/Ron Milbauer
Terri Hughes
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イングリッドの元にウェンディがやってくる。
アダムが亡くなって以降、ずっと部屋に閉じこもりきり
イングリッドを心配するウェンディは今日はアダムの葬式だと
して一緒に行こうと誘う。しかし彼女は葬式にはいかない事
を告げ、彼とはちょっと付き合っていただけなのに、未亡人みた
いな顔をして出しゃばりたくはないのだという。ウェンディは
それならば私たちだけで別れの儀式をしないかと問うと、
イングリッドは私は私なりにこの事態と向き合うことを語る。
しかしイングリッドの部屋にはなんとアダムの姿が有った。

一方ペネロペはフレイヤと一緒にウェディングドレスの試着
していた。ダッシュが帰宅するのを知ると、式の前にドレス
姿の嫁を見るのは縁起が悪い事だとして、入ってくるのを止める。
作業員のものたちが東棟で見つけたアンティークのウェディング
ドレスだとし、ダッシュの前の婚約者が着ようとしていた
悪趣味なドレスよりも断然良いと語る。
ダッシュはまた母がフレイヤに対して嫌みを言っていることに
謝罪するが、フレイヤはこれでも義母さんとは仲良くなって
来ているのだと語る。しかし前の婚約者のことばかり口にされ
るのだとし、バーテンダーの女性との同居をあまりよく思って
いないのだろうという。しかし私は何処にも行かないとして
ダッシュに語る。

ジョアンナの元にハリソン弁護士がやってくる。
これから裁判所でのビル殺しの裁判が行われようとしていた。
犯していない殺人で裁かれて犯した殺人は闇に葬られるなんて
変だという。しかしハリソンはその殺人も家族の為にしたこと
だとして、誰でも同様のことをするハズだと語る。ハリソンは
ジョアンナがとてもキレイであり良い女だと語る。この200年間
僕が嘘を付いたことが有ったかと問う。

ベント・エルボー
フレイヤはイングリッドに電話すると、とても心配している事
を告げる。いつでもこれを聞いたら電話して欲しいというフレイ
ヤ。今日はフレイアは休みでありキリアンが一人で働いていた。
フレイアは素手での作業は危険なので止めるよう指導する中、
非番なのに来たのは俺に遭いたかったのかと問う。
ロジャーから給料を受け取りにきただけだという。
するとカウンター席に座っていた金髪の女性に声を掛けられる
フレイヤ。貴方は彼と付き合っているのかと問われるが、
私は彼の兄の婚約者だと語る。ダッシュは好みが変わったみた
いねと告げられると、一体あなたは誰なのかと問う。私は
ダッシュの前の婚約者エリースだという。

イングリッドと一緒に部屋で過ごすアダムはここ三日間何も
食べていないのに腹が減らないという。アダムはそろそろ
仕事にいかないといけないと語るが、イングリッドは彼が
死んだということを言えずもう一日ゆっくりしたらどうかと
語る。

裁判所では、検察側証人としてモーラが証言台に立つ。
ハリソンはモーラに対して夫のビルが亡くなった時の事を
話して欲しいと語る。夫と共に犬の散歩をしに行ったという
モーラは辺りは暗くて、何が起きたのかよく覚えて居ない
と語る。その発言にキングズレー判事や検察官は話が違うと
ばかりに驚きの声をあげる。ハリソンは犯人は特定出来るもの
なのかと問うと、当時暗くて霧ヶ出ていて叫び声が聞こえたが
誰が殺したのかは見ていないと語る。

アダムはイングリッドに対してここ数日間は人生最高の日だ
ったと語るがそろそろ日常生活に戻らないといけないことを
語る。みんな職場で待っていると語ると、イングリッドは
正直に語り始める。今日はあなたの葬式の日であり、何日か前の
ことを思い出して欲しいという。あなたは動脈瘤で倒れて亡くな
ったのだというもの。それならば何故私はここにいるのかと
問うと、ここに居るのは意識の集合体として存在しているだけ
の状態であり、現実を受け入れる為のプロセスなのだと語る。
僕が幽霊だとすると君は何なのかと問うと、自分は魔女だと
語る。アダムはイングリッドに対してソバに近寄るなと告げる
と部屋から出て行ってしまうのだった。
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魔法使いと幽霊の関係を描いたようなエピソード。

似ているようで似ていない存在。霊に対する見解を見せるとと共に
エリースの存在が既に亡くなり、ダッシュやキリアンとの関係が
どのような蒸気様に有ったのかが描かれた。


フレイヤ

今回はなんと言ってもダッシュの元婚約者であるエリース
との出会いだった。ただエリースは何をする為にやってきた
のか。イングリッドが呪文を使って天界の霊を呼び起こした
時に一緒になってエリースも付いてきてしまった様だ。
ダッシュとキリアンがケンカするに至る原因がこれまでに
よく分からないものとして存在していたけど、エリースは
ダッシュとの婚約の解消を機会にして服毒自殺を行い
亡くなっていること。
ただ既にダッシュは婚約する前から二人の間に冷たい
関係になっていた事を告げる。
フレイヤはエリースから話を聞くと、元々はキリアンとの
関係に可能性を見出しては、続けようとしていたようだ。
しかし一度きりの関係で終わり、未だに後悔している
事を伝えに来た。キリアンを殺害して一緒になろうと
企むもフレイアのお陰で一命を取り留めた。


イングリッド

人を生き返らせれば、その見返り・代償として大事な人を失う
ことになる。それが誰なのかということを探っていた訳だけど
一番害の無さそうなアダムで良かったのかも。
アダムとの三日間、籠もりっきりの生活。
ずっとベッドの中でいちゃついて・・って感じなのだろうけど、
アダムは腹が空かないにしてもイングリッドは相当腹ベコ
状態じゃないのか。
愛しているのであれば、無条件に一緒にいたいとするもの。
彼とは違う世界の人であり、葬式が終わった日の満月の夜
には天界が返さないと永久にこの世を彷徨うことになると
して、彼を魔法陣を使って天界へと導いていくモノがあった。

そういえばイングリッドの前世では結婚式を行いドレスを
着るシーンだったり、1876年〜1906年と刻まれた前世での
墓が有った。

ウェンディ&ジョアンナ

ウェンディが前回珍しい蝶の剥製を使ってモーラの記憶を
操作していたようだ。頭を蝶の気分にさせて、モーラが
見るモノ全てに虫が見えるような状態になっている。
ジョアンナは記憶を操作する呪文の危険性を訴えていたけど、
どんな呪文も危険だと言ってないか?

■使用された曲

・Lights by Josh Ritter
・Mess a Good Thing by Gaby Moreno
・Interrupting Your Freedom by Lights On
・Heat Lightning by Icky Blossoms
・On A Wire by 2:54


ジョアンナ・ビーチャム (Julia Ormond) 母
フレイヤ・ビーチャム (Jenna Dewan-Tatum) ジョアンナの娘・バーテンダー
ダッシュ・ガーディナー (Eric Winter) フレイヤの婚約者、医師
イングリッド・ビーチャム (Rachel Boston) ジョアンナの娘、司書、姉
キリアン・ガーディナー (Daniel DiTomasso) ダッシュの弟
ウェンディ・ビーチャム (Madchen Amick) ジョアンナの姉妹
アダム・ノーブル (Jason George) 刑事、イングリットの知人

エリース (Kaitlin Doubleday) ダッシュの元婚約者
ハリソン・ウェルズ (Anthony Lemke) 弁護士
モーラ・ザッチャー (Gillian Barber) 夫をシフターに殺された
ペネロペ・ガーディナー (Virginia Madsen) ダッシュの母
ビル・サッチャー (Michael St. John Smith)
キングズレー (Don House) Judge
--- (Mark Burgess) Prosecutor



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