アブソリュートリー・ファビラス Absolutely Fabulous (1992年から2012年・イギリスBBC) http://www.mxtv.co.jp/ab_fab/

第2話 肥満 Fat

脚本／Jennifer Saunders 監督／Bob Spiers
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朝、エディナは洋服を着るが洋服がきつくてボタンをしめる
事が出来ない。ズボンも同様に太っていて履くことが出来なか
った。仕方なく体型の分からない様なオレンジ色の服を知る。
着替えに三時間もかけて果物なのかと娘のサフィーに皮肉られ
ると、エディナはそれ以外に着られるのはトルコのカフタンド
レスだけだという。一見太っていないけど、まるで裸のバーバ
ラブッシュみたいだという。せめてマリサ・ベレンソンやシェ
ールの様になりたいという。母は娘に対して何故私はデブにな
ったのか?とすると、食べ過ぎ・飲み過ぎ・運動不足が原因だと
告げる。エディナは、運動アレルギーなのだから仕方がないと
いう口ぶりをする。

エディナは主治医であるフィリップ・ジャクソンに電話し、
二週間で6kg痩せたい事を告げ、クスリが欲しいと告げる。
しかし断られる彼女。"スピード"で減量するつもりなのかと
娘に皮肉られると、食事を減らして運動をすれば良いと言われ
る。
エディナの主治医がダメだと分かるとパッツィの主治医に
電話しようとするが止められる。
問題は食事ではなく冷蔵庫だというエディナは、有機野菜だけ
を食べれば良いという。断食するので娘に協力を求める彼女は
禅ではこういうときに"万物は微分子に過ぎない"のだという。
チン・ヤン・ピンポンの言葉だとして、私も貴方もちっぽけな
存在であることを語る。

サフィーは自分はママがどんなにデブでも気にならないとし、
幸せならば良いのではないか?という。更年期でもアレルギー
でも無いんでしょ?と問うと、第三世界を救えるくらいにダイエ
ットに注ぎ込んでいるのに、まだ10kg超過だという。私の
身長だと6kg超過だとすると、娘は母に身長はどのくらいを想定
しているのか?と問う。183cmだと答える。

そんな中パッツィが男友達のジョージーを連れてやってくる。
エディナは服をまくり上げてパッツィに素っ裸な自分を見せて
何処が問題か?と問う。腹と尻の脂肪吸引は必須で、豊胸手術
と肋骨の切断をした方が良いといわれる。
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ダイエットしたいと考えるも、どうしても自堕落な生活をして
いるエディナに痩せるのは難しかった。しかし旧友であるペニー
がイギリスに来る事が分かり、なんとか来英する前に痩せようと
決意するが・・・

そんなに笑えるシーンは多くはないけど、全く腹筋が出来ない
シーンとか、ストーンヘンジを撮影のために石を動かしたとの
下りは笑えた。

今回初めてゲイの夫・ジャスティンの姿が有り、複雑な状況が
描かれる。オリバーという男性とパートナー関係になっている
みたいだけど、結構年取っている方だね。

Ivana Trump、Anouska Hempel、Barbara Pierce Bush、
Marisa Berenson、Cher、など実在する人物を皮肉ったり象徴的
に描いているけど、その人物を知らないと楽しめないネタも
多い。

時代性を皮肉るシーンも多く、ヒッピーとかコミューン、
当時の仲間は殆どドラッグで死んだなど、容赦ない突っ込みも
多く、自虐ネタも笑えるかな。