ホテル・バビロン
HOTEL BABYLON
BBC(2006年 イギリス)

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/babylon/index.html


第1話 五つ星ホテルへようこそ


脚本/Tony Basgallop 監督/Alrick Riley

最高級のホテルに来る客達。
一晩眠る場所を提供するのが高級ホテルでの条件では無い
事を描いた話だった。

なんとか使う金を最小限に止めたい客と、なんとか金を使わ
せたいホテル側との攻防戦。
それにしてもまるでサービスとは名ばかりのボッタクリ
ホテルのような展開が何とも言えない。そもそも五つ星とは
言えないほどの下品なホテルの対応が気になる。

初回はロック歌手を使い、彼らに金を落とさせ、そしてホテル
の宣伝効果を期待する展開だ。この展開の中にフロント係チャ
ーリーの出世話を絡ませる内容だった。

従業員が客から暴行を受けたにもかかわらず総支配人の
レベッカは利益を優先し、従業員に見て見ぬふりをさせる。
総支配人とはホテル経営に於ける利益を守ることであるという
彼女の哲学通り、チャーリーをその道へと歩ませるのが今回
の展開だった。

裸の女性への対応により役得を得たり、本名を使わず泊まる
客に対して警戒心を露わにする。
どんなことであれ客室の鍵はスタッフから開いては駄目だと
言う割に、ズカズカ侵入していくところが凄い。特に幾ら
胡散臭い客だからと言って客がホテルの金庫に預けたモノを
勝手に調べるという暴挙に驚きだ!?

ホテル側がロック歌手が泊まるというだけで、勝手に一階全部
を貸し切りにしたり、宿泊客を強引に退出させたり、そして
勝手にパーティーを仕組んで金を使わせようとしたり。
日本では考えられない価値観の下で進行している気がする。
普通目先の利益よりもリピーターを大切にしないかな?

レベッカ・ミッチェル (タムジン・アウスウェイト) 総支配人
チャーリー・エドワーズ (マックス・ビーズレー) 支配人代理
トニー・ケイスモア (デクスター・フレッチャー) コンシェルジュ
アンナ・ソーントン・ウィルトン (エマ・ピアソン) フロント部長
ジャッキー・クルーンズ (ナタリー・メンドーサ) 客室清掃部長
ジーナ・プリミローラ (マルティン・マルケス) バーテン
ベン・トールマン (マイケル・オビオラ) フロント
デレク・クリスプ (マイケル・アトウェル) ドアマン
ターニャ・ミハイロフ (ダニラ・ゴビッチ) 客室清掃

ニーナ・ベイリー (Rachael Stirling) マネージャー
ジェームズ・スコフィールド (Raymond Coulthard)
デーヴ (Ian Bonar)
ピート (Craig Kelly)
マシューズ (Danny Webb) 詐欺
プリンズ (Ian Porter) 不幸な客
オースティン (Simon Day)
ラウテナン (Mirja Breitholtz)
ラウテナン (Christian Rubeck)

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