ダークエイジ・ロマン 大聖堂
The Pillars of the Earth

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第6話 偽りの代償 Witchcraft

脚本/John Pielmeier 監督/Sergio Mimica-Gezzan
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キングスブリッジの町を焼き討ちにしたウィリアム。
町人が亡くなっただけでなく、棟梁をしていたトムも失う事と
なった。フィリップはそんな人たちの祈りを捧げる。

モードはグロスターと共にフランスへ逃げ、再びスティーブン
が王に返り咲く。
モードは羊毛業で得た全財産を聖堂の為に使い、そして羊毛も
全てウィリアムによって焼き討ちされたことで全財産を失って
しまう。リチャードは金がなければ武器や兵隊を雇えないとし
どうすれば良いのかととう。このままではシャイリングの伯爵
の位を受けることは出来なくなると言う。

一方トムを失ったことで聖堂建設も頓挫する。
フィリップは彼が居なければ継続することは無理だと肩を落と
していると、そこにトムの息子・アルフレッドがやってきて
自分に仕事を引き継がせて欲しいと名乗り出る。父も聖堂建設
は初めてだったとし、自分にも計画はあるという。石で穹窿型
の天井を作ること。フィリップは木でないと無理だとするが
アルフレッドは補強すれば十分作れるとし、建設費用もこれ
までよりも抑える事を語る。フィリップはそれを受けてアルフ
レッドに建築を一任していく。

ジョナサンはフィリップの前で、亡くなる前にトムが何かを
言おうとしていたことを語る。するとフィリップは彼には秘密
が有ったのだと告げ、トムはお前の母を愛していた事を語る。
トムはそんな母に天国で家を造るために旅立ったのだと語る。

リチャードは国王に手紙を書き、十字軍に志願して功績を挙げ
る事をアリエナに語る中、家にはアルフレッドがやってくる。
父親の仕事を引き継ぐことになった事を語り、これからは稼ぎも
安定する事を告げる。今日はアリエナに結婚を申し込みに来た
とし、貯金も有るのでリチャードが伯爵になれるよう協力する
と告げる。

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聖堂建設で棟梁をしていたトムがウィリアムによって無情にも
殺害される。トムの跡をアルフレッドが継いでいくことに
なるが・・・

ウェイルランの目論見通り、次々と彼の欲望のまま話が進んで
いく。

アリエナを巡ってアルフレッドとジャックの対決は、ジャック
に軍配が上がるかに思えたところに、上手くアルフレッド側に
運命が引き寄せられるのだからとても皮肉だ。
アリエナの心はジャックに有り、しかし現実はアルフレッドを
選ばねばならない状況が有る。

一方散々爵位を貰うために奔走していたウィリアムとリチャード
の争いに於いてもウィリアムに軍配が上がった。
ウィリアムは意外と信心深そうな所があるにもかかわらず、
もの凄い悪事をやってのけた。全てはウィリアムの周りにいる
リーガンだったりウォルターが彼の心を悪へと導いている感じが
するけどね。
エリザベスの存在が都合良く現れたけど、彼自身は母親の姿を
見て女性に対して失望感・拒絶感が有るのだろうか。

アルフレッドの結婚とウィリアムの結婚が対照的に描かれていて
互いに同時に次のステージに進んだ感じが面白く描かれた。

一方恋に破れたジャックはフランス行き。
ここに来て脱落者が出るのかと心配する成り行きだけど、
それに輪を掛けるかのようにアリエナの妊娠。

最後はなんと聖堂の天井が崩れ落ちた。
天井が崩れることによって誰が不利益を被るのか、そして誰が
有利な立場へ転じるのか、その辺が予想できない所がこのドラマ
の面白い点だね。平気で主人公クラスの登場人物を退出させる
様なドラマなので実に気が抜けない。

それにしても今回もおっぱいはキーワードとして使われたな。
アリエナとエレン。どっちも凄い。(何がだ)

ウェイルラン・バイゴッド Ian McShane 副司教から司教へ
トム・ビルダー Rufus Sewell 職人
プリオ・フィリップ Matthew Macfadyen キングスブリッジ修道院
ジャック・ジャクソン Eddie Redmayne 指輪を持つ
アリエナ Hayley Atwell バーソロミューの娘
リーガン・ハムリー Sarah Parish 顔にアザがある母
エレン Natalia Worner ジャックの母、魔女?
レミジウス Anatole Taubman キングブリッジ修道院の悪
カスバート John Pielmeier キングブリッジ修道院の人
パーシー・ハムリー Robert Bathurst リーガンの夫
ヘンリー王 Clive Wood イングランドの国王
リチャード Sam Claflin バーソロミューの息子
アルフレッド Liam Garrigan トムの息子
ウィリアム・ハムリー David Oakes パーシーの息子
ウォルター Gotz Otto ウィリアムの従者
スティーブン王 Tony Curran ヘンリー亡き後の国王
バーソロミュー Donald Sutherland ヘンリーに仕えていた
モード Alison Pill ヘンリーの娘
大司教 Gordon Pinsent カンタベリー
建築家 Laszlo Aron
宗教家 Feodor Atkine
王女 Kelly Endresz-Banlaki
売春婦 Virag Barany ジャックとムフフ #3
フランシス David Bark-Jones フィリップ弟、グロスター卿書記官
ガブリエル Tamas Baross ジャックの甥、
中世の子供 Bianca Bauer
中世の子供 Olivia Bauer
マーサ(少女時代)Skye Bennett
15歳のヘンリー Freddie Boath モードの息子
15歳のEustace Douglas Booth
6歳のモード Brooke Dean

Townfolk Ottilia Borbath
Townfolk Lara Dzikowski
Townfolk Gabriella Fon
Townfolk Antal Leisen
Townfolk Peter Linka
Townfolk Tamas Varga
神父ラルフ Jonathan Coy
小作人 Scott Curtis
将軍 Antal Czapko
グロスター Matt Devere ヘンリーの庶子
アグネス Kate Dickie トムの妻。出産後死亡
商人 Ken Follett
ラッド Stu Gamble
男爵/ロード Kevin Griffiths
男爵/ロード George Mendel
ロビン・グッドフェロー David Haderer
ジョニー・エイトペンス Jody Halse トムの子供を拾い育てる
配達人 Mate Haumann
配達人 Mike Kelly
ヘンリーの子供 Jeremy Haward-Grau
マーサ(熟年期) Emily Holt
スチュワード Peter Horkay
サイモン・グッドフェロー Akos Horvath 盗人。断頭で処刑 #3
作業員 Barna Illyes
フランス人煉瓦工 Csaba Jakab
フランス人建築業者責任者 Pal Makrai
ジョナサン(4歳から5歳) Sidney Johnston トムが捨てた息子。
スティーブンの内科医 Peter Kertesz
助産婦 Bernadett Kis
ビショップ Laszlo Konter
片腕の男 Alexis Latham
エリザベス Skye Lourie 12歳、ウィリアムと会話する #5
Priorジェームズ Michael Mehlmann
ケイト Lisa Millett カスバートの妹、売春婦 #5
グランマ Piroska Molnar
ウィンチェスター郡警察官 Ben O'Brien
ユースタス(4歳から5歳) Kende Orban スティーブン王の子
セントリー・エドガー Miklos Pavel
オットー Mark Phelan 石工。髭 #3
シェアーバーグ Tibor Pinter
セントリー John Rado
ジョナサン(30歳) Kevin Rees
ポール Barnabas Reti キングブリッジ修道院
マシュー Richard Rifkin アリエナの従者
ページ Andras Sandor
スティーブンの義息子(4歳) Nicolas Sipek
アントイニー Tibor Sule
若い婦人 Margareta Szabo
ガブリエルの母 Tatiana Szalay フランス人、ジャックの妹
医者 Sandor Teri
ティーンエイジャーな少年 Dorian Thomas
Earl of Weymouth Geoffrey Thomas
王子 Zoltan Toth
フランスの小作人 Zsofi Trecsko
キャプテン Andras Varkonyi
シャイリング城のメッセンジャー Zsolt Zagoni
トミー(9歳) Marcell Zavodi
路地の女性 Romana Caren

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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