フラッシュフォワード
FlashForward (2009-)

http://www.tv-asahi.co.jp/ff/ 



第5話 不完全な真実 Gimme Some Truth

脚本／Barbara Nance 監督／Bobby Roth
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ワシントンD.C AM1:30。上院情報委員会の聴聞会に出席する為
に来ていた、FBIのマーク、デミトリー、スタンフォード(支部
長)、シーリーは地下駐車場で車に乗り込もうとする。そこで
突然車を横からぶつけられて、襲われる。

39時間前、マークたちは聴聞会を前にして、嘘発見器に掛け
られる。聴聞会では現在FBIのロス支部が単独で行っている
モザイク掲示板を使った捜査についての是非を巡り、このまま
この捜査を認めて予算を割り振るべきなのかの審査が行われ
ようとしていた。その為にマークたちが見た夢の話には信憑性
が有るかどうかで、正式な調査が行われていた。聴聞会で
アピール出来なければ予算は削除されモザイク掲示板の捜査
は出来なくなってしまう。何とか説得する必要があった。

スタンフォードはワシントンに付くとデーブ(大統領)と会う。
スタンフォードは何とか予算を配分して貰うために大統領から
の口添えが欲しかった。しかしそれをしたいが、聴聞会の議長
は対立しているクレメンテだと聞かされる。

一方ジャニスはパートナーのマヤと共にテコンドーの練習に
来ていた。そこで男性に声を掛けられるが、レズビアンの彼女
はやんわりと誘いを断る。
ジャニスは仕事にいくと、そこで91年当時のソマリア南部の
衛星映像を手に入れた為に映像の解析を求められる。

デーブは聴聞会を前にして記者会見する。
ブラックアウトから3週間も経つのに目立った成果が上げられて
いない事に記者達から質問が飛び交う。大統領はその為に
今回の聴聞会で、必要な捜査と不必要な捜査を篩い分けする
のだと告げる。FFに関しては他の国の大統領同様に公表しない
姿勢だと語る。

アーロンはマークの家の修理を行う中、オリビアと話をする。
オリビアは先ほどアーロンがマークと電話で話していたことを
気にする。最近忙しいあまり、マークは断酒会に出席できて
居ないのである。7年間断酒している彼だが、以前飲酒した時
は、今回の出張と同様に出張時に飲んでいたことも不安材料。
しかもオリビアの夢の話を聞いて以降妄想に取り憑かれている
こと、そして捜査に於いてもFF頼みの捜査をしている事。
彼女はマークを愛しているが自分では止められない事を嘆く。

スタンフォードは再びデーブに会いに行く。
するとデーブは過去に女性問題でスタンフォードに借りがある
為に借りを返したい事を告げ、今度安全保障省の長官に迎えたい
事を告げる。
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捜査の予算を配分を求めるためにスタンフォードを初めとする
FBIロス支部の捜査官は、聴聞会に出席するためにワシントン
へと出張する。しかし聴聞会に出席した後、彼らは何者かに
襲われることになる。

やたらとアジア色の強い内容だったな。

孔子の言葉が引用されたり、中国陰謀説や、中国の消火訓練
程適当なものは無いなど、それだけアメリカに於ける中国の
存在の大きさが伺える。
またジャニスが習っているのがテコンドーだったけど、どちら
かというとカラテみたいな感じだったな。

ワシントンで政治的な駆け引きの有る話で、スタンフォード
の政治力やら人脈の広さなんかを感じられる話で、クレメンテ
との対立の構図も明らかになった。6年前の件で、スタンフォード
と現大統領のデーブが、黒人女性を身籠もらせつつ、金で
処理していたであろう話まで浮上する。

マークが飲酒問題で悩んでいる事が、ドラマとしては面白く
作用している。2分17秒の夢のはずが、マークには30秒程度の
夢の内容しか覚えていないこと。今までその辺の事情を知らな
かった事もあるけど、飲酒していたために見るべきはずの夢
が朧気にしか覚えていないという設定のようだ。

またドラマではソマリアの事情が少し明かされた。
90年当時に謎の建造物が建てられている事。わずか325人の
アジト村では一体何が行われているのか。

マークが核心に迫っているからこそ夢の中で襲われるとした
辺りに説得力が有ったけど、飲酒している状態での夢という
事でかなり微妙になった。しかし現実に今回襲われてしまった
訳だから、何らかの政治的陰謀が関わっているのかも知れな
いね。
ただ思わせぶりに作るためなのか、襲ってくる人物の多くは
アジア系みたいな感じだったね。

一方ジャニスの夢の件でも発展するかに思われたが、
今回のマヤとは関係がないみたい。ただ銃弾に倒れたという
事は当然手術する訳で、もしかするとそこで人工授精とか
されてしまうのかな?

マーク・ベンフォード (Joseph Fiennes) FBI
デミトリー・ノア (John Cho) 特別捜査官
ロイド・シムコー (Jack Davenport) 量子物理学者、ディランの父親。
ブライス・ヴァレリー (Zachary Knighton) オリビアの下で働く研修医
ニコール・カービー (Peyton List) チャーリーのベビーシッター
アーロン・スターク (Brian F. O'Byrne) マークの親友
スタンフォード・ウェデック (Courtney B. Vance) FBI・LA支部長
オリビア・ベンフォード (Sonya Walger) マークの妻、外科医
ジャニス・ホーク (Christine Woods) FBI特別捜査官
アル・ゴフ (Lee Thompson Young) FBI、黒人
シーリー・ブリード (Barry Shabaka Henley) FBI、黒人
トレイシー・スターク (Genevieve Cortese) アーロンの娘
チャーリー・ベンフォード (Lennon Wynn) マークの娘
ディラン・シムコー (Ryan Wynott) 怪我して手術する子供

ナドラ・ウダヤ (Shohreh Aghdashloo) ノアの死を夢で見る
アナスタシア・マーカム (Lynn Whitfield) 国土安全省・副長官
D.ギボンズ (Michael Massee) 犯人?
マーシー・ツーロフ (Amy Rosoff) FBI

ケイト・スターク (Kim Dickens) アーロンの妻"TINHORN FLATS"
シェリー・ブリード (Barry Shabaka Henley) 捜査官
ゾーイ・アンデータ (Gabrielle Union) ディミトリの婚約者
デーブ・セゴビア (Peter Coyote) アメリカ大統領
アニータ・ラルストン (Talia Balsam) 公衆衛生長官
マヤ (Navi Rawat) ジャニスのパートナー
ジョイス・クレメンテ (Barbara Williams) 新副大統領
ノーランド (Glynn Turman) 上院議員
ケラー (Michael O'Neill) CIA長官
ウォーレン・ムーア (Michael Cavanaugh) SETI 
--- (Frank John Hughes) 報道官
オスカー・オブレゴン (Mel Rodriguez)
エド・フィオレ (Omid Abtahi)
コネリー (Emerson Brooks)
ランディ (Michael J. Silver)
--- (Michelle Tuzee) TV局
ルネ・グリゴス (Mieko Hillman) スタンフォードが会いに行く
--- (Christopher Mack) ルネの息子
ジム (Scott Kelly Galbreath)
モウリーン (Micole Mercurio)
--- (Nilson De Macena) テンコドーインストラクター
--- (Rick L. Dean) 医者
フェリシア・ウェデック (Gina Torres)

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)
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