フラッシュフォワード
FlashForward (2009-)

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第6話 ハロウィーンの夜 Scary Monsters and Super Creeps

脚本/Seth Hoffman、Quinton Peeples 監督/Bobby Roth
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ロス行きの電車の中で、自ら量子物理学者だと名乗るサイモン
キャンポス
は、金髪の美女・カミールに話しかける。自分は
ブラックアウト現象の原因を知っているという。君のダークな
エネルギーが作用しているし一カ所だけ力が中和できる場所を
知っているとして、部屋に誘う。しかしそれだけでは説明不足
だというカミールに対して、二重エッジ実験の事を口にする。
観察者が結果を決めるものだという。

マークらが謎のアジア系組織に襲われたと共に、ジャニスも
また同じ組織のものだと思われるものたちに襲われ、下腹部を
撃たれて運ばれる。オリビアは緊急手術を行いなんとか山場を
乗り切る。
すぐにマークに電話するもなかなか彼に電話が繋がらない。
オリビアが襲われた事を留守録に吹き込んでおく。

ディランはロイドが行うカードマジックに熱狂する。
ロイドは息子に退院したら自分の家に来るよう話すが、子供は
引っ越しするのを拒む。そんな中、ブライスが病室にやってく
ると今日は
ハロウィンだと知らせる。

マークたちは急いで病院にやってくる。
オリビアから一命は取り留めた事を聞かされ一安心。
支局長のスタンフォードは部下達に、今日は取りあえず休む
様告げるが、デミトリーとアルはそれを無視し、ジャニスを
狙った組織の事を調べることにする。

マークはオリビアに会うと、彼女から最近私たちはFFに捕らわれ
過ぎていて今を見失っている事を告げられる。今を大事にしたい
という彼女に、同感とばかりにキスをするマーク。

検視局にいくデミトリーとアル。
遺体を調べるも身元が分かるようなものは一切無い。
遺体はアジア系である事からやはり中国が関与している物では
無いか?とするが、中国陰謀説を唱えたCIAは一切狙われていな
い事を理由に、我々の捜査を阻む目的があったのではないかと
告げる。遺体の体を調べていくと、そこには
ブルーハンド
タトゥーのようなものを見つける。それを見てマークがFFで
見た証言の中に出てきたブルーハンドである事を語る。

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マークやジャニスが同時に襲われる事態が起こる。
襲いかかってきた組織は、マークのFFを元にブルーハンドの
関係性を調べていくウチに徐々に核心に迫っていく。
そして現場に残されていたのは、イアン・ラザフォード事件
に関する資料だった。

イマイチ何をしていたのか分からず捜査の過程って感じの話
だったけど、ブラックアウト現象が、量子物理学者の手によって
引き起こされた事と、マークとオリビアが互いに隠していた
事実が本人達に伝わったという事だった。

ハロウィンという時期柄、思わせぶりな演出が多々見られた。
特にマスクの男達は、捕まえてみると単なる小悪党というだけ
で、マークの被害妄想に近いものがある。
マークがアルコール依存と戦っている現状のは分かるものの、
やはりオリビアに対して威圧的な態度を取っているところは、
なんとも主人公として感情移入を阻む要因となっている。

デミトリーは今回アルと共に作戦行動。
ジャニスとの間の友情が語られ、アカデミー卒業時代の彼女の
強靱なアルコールの強さやバイタリティの凄さを知るエピソー
ドが披露された。
子宮全摘の危機に逢うも、その辺はオリビアの計らいでなんとか
なった。気になるのは彼女を見るスタンフォードの視線だけど
単に部下を気にしていただけなのかな。
子供など欲しくもないのに子宮が傷つき妊娠が難しいことを
知った彼女が涙する辺りも、複雑な心境を表しているね。

展開を見る限りロイドは実験に関わっていたものの、サイモン
とは違い、これ以上の組織との関わりは辞めたいと感じている
様子。

果たして今後どんな展開が待ち受けているのか。

マーク・ベンフォード (Joseph Fiennes) FBI
デミトリー・ノア (John Cho) 特別捜査官
ロイド・シムコー (Jack Davenport) 量子物理学者、ディランの父親。
ブライス・ヴァレリー (Zachary Knighton) オリビアの下で働く研修医
ニコール・カービー (Peyton List) チャーリーのベビーシッター
アーロン・スターク (Brian F. O'Byrne) マークの親友
スタンフォード・ウェデック (Courtney B. Vance) FBI・LA支部長
オリビア・ベンフォード (Sonya Walger) マークの妻、外科医
ジャニス・ホーク (Christine Woods) FBI特別捜査官
アル・ゴフ (Lee Thompson Young) FBI、黒人
シーリー・ブリード (Barry Shabaka Henley) FBI、黒人
トレイシー・スターク (Genevieve Cortese) アーロンの娘
チャーリー・ベンフォード (Lennon Wynn) マークの娘
ディラン・シムコー (Ryan Wynott) 怪我して手術する子供

ナドラ・ウダヤ (Shohreh Aghdashloo) ノアの死を夢で見る
アナスタシア・マーカム (Lynn Whitfield) 国土安全省・副長官
D.ギボンズ (Michael Massee) 犯人?
マーシー・ツーロフ (Amy Rosoff) FBI


ケイト・スターク (Kim Dickens) アーロンの妻"TINHORN FLATS"
シェリー・ブリード (Barry Shabaka Henley) 捜査官
ゾーイ・アンデータ (Gabrielle Union) ディミトリの婚約者
サイモン・キャンポス (Dominic Monaghan) 量子物理学者

アーネスト (James DiStefano)
デビー (Cynthia Addai-Robinson)
マーティン・デウェイ (Jonathan Levit)
ザック (Curtis Harris)
エミール・ゲッターズ (Vinicius Machado)
--- (Rodney Rowland) サイモンの犠牲者
--- (William F. Nicol) 覆面の人物
--- (Jason Duplissea) 父
--- (Robbie Tucker) 少年
--- (Stacy Hall) 病院のガードマン
--- (Rachael Lee) 近所の人
--- (Will Poston) バーテンダー


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