ケネディ家の人びと
The Kennedys

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/kennedys/index.html



第7話 ダラスの悲劇

脚本/Stephen Kronish 監督/Jon Cassar
--------------------------------------------------------
1963年11月22日。AM7:29。
フォートワースからダラスに向かう大統領のジャック。
民主党内の対立を収めるだけでなく、南部の州に対して自ら
再選に向けて支持率を上げるためにジャックは直接訪問する事
になるが、
ジョンソン副大統領は直接こられたら面目丸つぶれ
である事を訴える。来年以降は私を外すという事なのか?と
尋ねる副大統領に対して、ジャックは彼の忠誠心や国のために
活動する副大統領に対して絶大な信頼感を寄せ、引き続き支援
をお願いする。
副大統領はジャッキーが子供を失ったことで落ち込んでいない
か?と声を掛ける。

1963年7月、ジャックとジャッキーは実家の海岸で歩きながら
子供について語り合う。もしも男ならば
パトリック・ブーヴィ
にしようという。
1963年8月、政府内ではベトナムに対する戦略をどうすべきか
で話し合う中で、
ウォルシュ医師から電話が鳴り、生まれたと
報告が入る。急いで病院に向かうジャックに対して、医師は
呼吸窮迫症候群であるとし、早産の場合たまり有ることだと
いう。しかし残念ながら赤ちゃんは亡くなる。

大統領はテキサス州に訪問。政治情勢が不安なダラスへ行くこと
は危険ではないかと言われる。

1963年11月22日。
ジャックはジャッキーと話し合う。ジャックは暫く
ジェイコブ
ソン
の治療を受けていないが調子が良いことを告げる。
ジャッキーは久しぶりに大勢の人の前に出ることや、ダラスへ
ジャックと共に訪問する事に緊張していた。

AM09:06。大統領はダラスに到着し、歓迎会を受ける。
そこのスピーチで私はいつもジャッキーの付き添いだと言われる
として、婦人の存在を立てる。

一方ボビーの元に通信社の男から電話が鳴り、
モンローの家で
ジャックが関係を持っていたとする証拠が見つかったと報告が
入る。マリリンモンローが死んで一年半経った今でもジャック
との関係にマスコミは追いかけていた。ボビーに対して妻の
エセルはまたジャックの後始末をするのかとして、こんな事まで
頼むなんておかしい事を指摘する。するとボビーはエセルに
対して、子供を8人も産んだのにまだ君はケネディ家の人じゃな
いと告げる。

1961年、ボビーは
マリブで映画関係者と会う。
そこには
ピーター・ローフォードとパットからマリリン・モン
ロー
を紹介される。ピーターはボビーの事を酒もタバコも女も
やらない堅物の人間だと告げると、モンローは本当にケネディ
家の人間かと疑う。

--------------------------------------------------------

■ジャックの息子の死

ケネディ家の人々が色々と亡くなっている事は良く知れている
けど、息子も亡くなっていたのね。といっても産まれたばかり
の子で、死産ではなく産まれたものの、産まれ持った病気で
亡くなったみたい。

■ジョンソン副大統領

ここに来て存在感を発揮し始めた副大統領。
まぁ確かにジャックが亡くなれば、自動的に大統領に昇格する
訳で、それも分からないでもない。
ジャックと副大統領の関係はとても信頼感が有るのに対して、
ボビーとはどうやら相容れない関係であり、今後争いに発展し
たりするのかどうか。

■マリリンモンローの存在

なんとジャックはここでも彼女に手を出しています。
殆ど病気レベルだね。
そんなマリリンとの尻ぬぐいをさせられるのはボビーという
事で、エセルもご立腹。しかしボビーもマリリンに誘われて
おり、それを断れる意志の強さは凄いと思う。

■ジャックとマリリンの決別

マリリンモンロー自身が精神的に不安定な状況にあったのか。
それともジャックが彼女と関係を持つために気を持たせる様な
言葉を投げかけたのか。
マリリンが執拗にジャックに固執する姿があったけど、その辺
の真意は何処にあったのだろうか。
ボビーが二人を引き離したことで、マリリンは自殺してしまう。
ボビーは本当に損な役割をしているな。

■ダラスでの顛末

JFKが撃たれて亡くなるというのは有名な話で、何度もテレビ
なんかでも目にする光景。
犯人はオズワルド。ドラマではマフィアとの関係を臭わせて
いるが、色々と説は有るような感じだね。
ボビーはジアンカーナの件で報復されたと考えたのかな。

■ジョセフが立った

感謝祭を前にして、息子達に見本を示すためにもジョセフは
リハビリで立てるようになった事を示すために、妻から尻を
叩かれ、リハビリする。ちょうど立てたと思ったときに訃報
を聞くのだからたまらないものが有るな。

ジャック・ケネディ (Greg Kinnear) 大統領、ローズの息子・次男
ボビー・ケネディ (Barry Pepper) ジャックの弟 "ロバート"
ジャックリーン・ケネディ (Katie Holmes) ジャックの妻 "ジャッキー"
ジョセフ・ケネディSr.(Tom Wilkinson) ジャックの父
ローズ・ケネディ (Diana Hardcastle) ジャックの母
エセル・ケネディ (Kristin Booth) ボビーの妻
ジョー・ケネディ (Gabriel Hogan) 長男
キャロライン・ケネディ (Ava Preston) ジャックの娘

Mrs.ショー (Tedde Moore) 家政婦
トーマス・ベネット (Barry Flatman) 総合参謀本部議長
マクジョージ・バンディ (Dan Lett) 国家安全保障担当補佐官
ロバート・マクナマラ (Jonathan Whittaker) 国防長官
エドガー・フーバー (Enrico Colantoni) FBI長官
クライド・トルソン (Kevin Jubinville) FBI、フーバーの部下
ディーン・ラスク (Glen Gaston) 国務省
エブリン・リンカン (Janelle Hutchison) 秘書


リンドン・ジョンソン (Don Allison) 副大統領
マリリン・モンロー (Charlotte Sullivan) 女優、ジャックと関係
エドガー・フーバー (Enrico Colantoni) FBI
リー・ハーベイ・オズワルド (Ryan Blakely) 犯人
エイバラハム・ボールデン (Rothaford Gray) FBI、警備
ジョン・ウォルシュ (Stewart Arnott) 医師
--- (Nicholas Carella) Oswald's Co-Worker
パット・ローフォード (Tabitha Keast) 妻
ピーター・ローフォード (James Gallanders) 映画俳優
アン・ガーガン (Angela Besharah) 看護師、ジョセフの世話
--- (Jamie Bloch) Kennedy Girl
--- (Bill Coulter) リポーター
--- (G. Wallace Pidgeon) リポーター
クロンカイト (Walter Cronkite) 本人役、ジャーナリスト
--- (Morgan Davidoff) Presidential Secretary
--- (Kevin B Hartley) シークレットサービス
ジーン・ケネディ・スミス (Shondra Kayd)
--- (Llyane Stanfield) Voter


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system