ロスト・ルーム
the lost room (2006年)

北米気鋭のスタジオ“LIONSGATE”製作、60分全6話に対し総制作費
10億円という巨費が投じられた傑作ミニシリーズ。本作は米SyFyチ
ャンネル(当時Sci-Fi)にて2006年12月放送、大反響を巻き起こし
その後世界50カ国以上でオンエアされた話題作

http://www.superdramatv.com/line/lostroom/



第3話 櫛 The Comb

脚本/Christopher Leone、Laura Harkcom 監督/Michael W. Watkins
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ジョーは鍵を使ってドアを開いた時に現れるモーテルの一室で
一晩を過ごす。電話の音で目が覚め、娘から助けを求める声が
聞こえるもそれは夢だった。
銃を携帯しコートを着て外に出る。
ジョーは
ジェニファーを呼び出し接触する。
彼女は助けが居るならば助けるとするが、互いに信用出来ずに
いた。俺は相棒は殺していないというジョー。ジェニファーは
彼のために新しい身分証とクレジットカードを手渡すと、彼女に
OBJ(オブジェクト)である爪ヤスリとペンを渡す。
ジェニファーから
プライムOBJの存在を聞く。しかし今まで
知っている限りではそれらの大半は伝説で、それを使うと死ぬか
正気を失うアイテムだという。ジョーはそれを探すという。

ジョーの事を尾行する男達が居た。
ジョーはそれに気がつき逃げるも追い詰められていく。
ジョーは寝ているホームレスのポケットにOBJである鍵を
入れると、男達に追いつめられてしまう。そして反撃も空しく
銃弾を浴びて倒れる。

一方ジョーの相棒・
ルーが殺害された件で、リー刑事
検死官のマーティンに検視報告書の件で納得いかないと迫る。しかし
マーティンは私も疲れているとし、全ては報告書を見せて欲しいと
告げる。

マーティンは妻のヘレンと食事を取る。ヘレンはこの部屋の隣で
ルーが殺害されたこと、そして夫自身も命が狙われたことで、
これ以上この家には住めないと語る。マーティンは"分かっていない"
と呟く。
そんな
マーティンの元に教団から電話が鳴ると、OBJを持ってくれば
教団に入れると言われる。まずは
スージー・カンに逢うよう
指示される。

ジョーを襲ったのはカールの部下たちだった。ジョーは銃弾
を浴びるがOBJのコートを着ていたために無事だった。
カールから鍵は何処か?と尋ねられ、あれは私が購入したもの
だと言われると、ジョーは娘がモーテルの部屋に入り消えて
しまったことを語り、娘を取り返すためには鍵が必要だと訴え
る。その上でプライムOBJを探すという。カールはそれだけは
辞めておけとし、後戻りが出来なくなるとするが、失う物は
無いとしてジョーは聞く耳を持たなかった。

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ジョーは消えた娘を探すために鍵を手に入れ、何処に消えて
しまったのか情報を集めていく。OBJの中にも最高級のものが
有るとのことでそれを見つけて行こうとするが・・・

先週計画停電で録画できなかったと思ったけど、今週の展開を
見たら、先週はどうやら放送していなかったみたい。

しかしドラマは何だかイマイチ話が分からない。

突然出てきたプライムOBJの存在。
そもそもOBJの効果を全て知っている人がいるというのも不自然
だし、何処に、誰がOBJを持っているという事を把握している人物
が居るという辺り、かなり展開として胡散臭い。

こんなアイテムが有ればもっと悪用していても可笑しくない
はずなのに、それを使って悪事をはたらいているといえば
今回の櫛ではせいぜい盗撮程度のものだった。

ジョーが頼りにしているウォーリーだけど、ジョーはOBJに関し
て彼が何でも知っていると思いこんでいる節がおり、いまいち
納得できるものがない。

ジョーが身を包んでいた今回のコートのOBJも何時の間に
そんなアイテムを手に入れていたのかという気がするし、ジョー
自身も別のアイテムを手に入れて娘捜しに有利に展開して
行こうとすれば良いのにね。

今回の櫛の持つ効力は10秒程度の時間を止めるもの。
止まっている間には止まっている人物自体が固まってしまい
物を取ることなどは出来ない様子。
時間が動き出した後には車酔いのような状況が訪れるという
事で相当体には負担がかかりそう。そういえばキップのOBJを
持つウォーリーも瞬間移動できるけど、出現するときには高い
所から落ちるように現れるよね。OBJはホント体に悪そうな所
ばかりだね。

今回手に入れた写真のOBJは一体何をする物なのだろうか。
ギャロップと書かれていたけど、それはニューメキシコの町
の一つ。ウォーリーのキップを使うとニューメキシコに飛ぶ
事になるけどこの町には何があるのか。

また幾つかの組織とそれぞれの思惑が複雑に絡み合っている
のがこのドラマの特徴だ。
カールは収集家だし、ジェニファーは今回、アージュンなる男性
と精通していることが明らかになった。またルー殺しの
マーティンは理由は分からないが教団に入ろうとしている。
マーティンが手にしたメガネは役に立つ物なのかな。

そういえば、このドラマ放送の前日には、このドラマで主演している
ジェニファー演じるJulianna Marguliesが出演しているドラマ
グッド・ワイフがシーズン1の最終話を迎えた。

ジョー・ミラー (Peter Krause) 刑事
ジェニファー・ブルーム (Julianna Margulies) 危険性を警告
ウォリー・ジャプロウスキー (Peter Jacobson) チケット
マーティン・ルーバー (Dennis Christopher) ピッツバーグの検死官
リー・ブリッジウォーター (April Grace) 女性刑事
ルー・デステファーノ (Chris Bauer) ジョーの相棒刑事
アンナ・ミラー (Elle Fanning) ジョーの娘、親権争いの審議中
ヘレン・ルーバー (Ann Cusack) マーティンの妻
イグナシオ (Jorge-Luis Pallo)
ハワード・モンタギュー (Roger Bart) “オブジェクト”に対する執念"イタチ"
カール・クロイツフェルド (Kevin Pollak) 裕福なビジネスマン


ハロルド・ストライツキ (Ewen Bremner) 櫛の持ち主
マーガレット・ミルン (Harriet Sansom Harris)
スージー・カン (Margaret Cho) 情報屋
ガス (John Beasley)
アージュン・メヘタ (Nicholas Guilak) ジェニファーの仲間
アーレーン・コンロイ (Beth Bailey)
アート・オドハーティ (Joshua Bryant)
ドリュー・ブルーム (Todd Thatcher Cash)
テッド (J.D. Garfield)
エディ・マクライスター (Tim Guinee)
アイザック・クロイツフェルド (Benjamin Petry) カールの息子
--- (Tavia Schwartz) コンビニの客

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