ロスト・ルーム the lost room (2006年) 北米気鋭のスタジオ“LIONSGATE”製作、60分全6話に対し総制作費 10億円という巨費が投じられた傑作ミニシリーズ。本作は米SyFyチ ャンネル（当時Sci-Fi）にて2006年12月放送、大反響を巻き起こし その後世界50カ国以上でオンエアされた話題作 http://www.superdramatv.com/line/lostroom/

第4話 箱 The Box

脚本／Christopher Leone、Laura Harkcom 監督／Michael W. 
Watkins
--------------------------------------------------------
サンシャインモーテルへいくジョーとウォリー。
OBJ同士が引き合うときには振動のようなものを感じるという。
全てはここから始まったいう。
ウォリーによると、1961年5月4日PM1:20に事件が起きたという。
それはOBJが誕生したのだという。全てのOBJが導き出会った
という。
モーテルを調べるとなんと9号室までで、ジョーが所持している
鍵に書かれた10号室は存在していなかった。
取りあえず9号室を調べてみる。すると部屋の中にはOBJの相関図
が書かれていた。中に入ると頭痛がすると、次の瞬間女性の
幽霊が二人の前に現れる。助けてという女性の声が聞こえる。

その頃マーティン・ルーバーは教団に入団しようとしていた。
マーガレットによって特別な部屋に通される。
ここにあるのは神の一部だとし、全てを揃えれば神の御心を
取り戻せるという。神と会話できるのだという。

鍵はもっとも重要なアイテムだという教団はマーカレットの
チームに奪還を命じる。必要ならば援軍も出すという。
ルーバーはジョーの知り合いなので接近できるのではないか
と言われる。
--------------------------------------------------------

ジョーはついにモーテルへと辿りつく。
10号室は無かったが、9号室に入ると、そこには有る女性の
幽霊が出てきて助けを求める。時空に閉じこめられた女性は
ジョーの持つ鍵に引き寄せられて居ることが分かる。

なんだか相変わらず意味不明な感じがする。

ただOBJを組み合わせて幽霊を助けるところだったり、
幽霊の正体に迫っていく辺りの展開はとても面白く出来ていた。

教団の存在やOBJの収集人カールの存在が都合良く描かれすぎて
いる所があるけど、取りあえず娘を助ける道筋が有る程度
描かれた事で、見やすくはなったかな。

幽霊の正体はアーリーン・コンロイ。
彼女たちも収集家だというけど、何故こんなOBJが存在し始めた
のかについては一切言及はない。
5つのOBJを探していたとするけど、その5つのOBJとは一体何
なのか。

ドラマとしての突破口は、なんとモーテルの洗面所に指紋が
付着していた為の物。指紋の主はガス・ジェイコブズ。
アーリーンの夫だとするけど、名前が違いのは気のせいか?

マーティンが姑息にもジョーに取り入るフリをした後に
襲いかかってきたけど、教団から腕時計の箱を持ち出せたのは
ジョーから鍵を取り返せるという事を確信して、マーガレット
を説得したのだろうか?

プライムOBJは、写真に写る男性。
彼は果たしてなんなのか。