ママと恋に落ちるまで How I Met Your Mother (2005年米CBS) http://tv.foxjapan.com/life/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/853

第8話 アパート争奪戦 The Duel

脚本／Gloria Calderon Kellett 監督／Pamela Fryman
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リリーはアパートにほぼ三ヶ月ぶりに帰宅する。
するとアパートは改装され何故か中華料理店になっていた。
店員はリリーの事をアルバムで見ていて知っているという。
リリーはこんなになるなんて聞いていないとするが、三ヶ月前
に通達が行っているはずだという。大家のコンロイさんに聞いて
みて欲しいとするが、98歳の大家は亡くなったのだという。

テッドはリリーが家を無くして困っているのを知り、この部屋
に一緒に住めと彼女を誘う。元々テッドはマーシャルとルーム
メイトであり、マーシャルとリリーは婚約者。しかも最近ずっ
と同居みたいな形を取っていたので問題はないという。
しかしその事をロビンやバーニーに話すと、二人が結婚したら
この部屋にどちらが住むのか決めているのか?とし、きっと
アイツらに追い出されるという。

そんな中、バーニーは出会い系で出会ったという女性とここ
で会う事になっていた。バーニーに笑顔を振りまく女性を見て
彼女だと分かる。バーニーは合わないと思ったら病院からの
電話という事でテッドに電話して欲しいと頼む。そうしたら
デートを辞めて切り上げるとの事だった。

ロビンはテッドに部屋の件でマーシャルと話し合うべきだとする
が、言い争いになるので嫌だというテッド。
そんな中、ロビンはバーニーがデート相手とイマイチ上手く
行っていないのを知り電話する。

テッドは帰宅すると、お気に入りの年代物のコーヒーメーカー
"ショッキー"が捨てられている事に気がつく。リリーが持って
きてくれたコーヒーメーカーの方が美味しいという。オレの
コーヒーメーカーならば電源を入れると痺れて目が覚めると
するが、マーシャルはコーヒーを飲んで目を覚ませばいいだろう
という。それを知ったテッドは二人がオレをアパートから追い
出すつもりだと悟る。
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ルームメイトであるテッドとマーシャル。そこにリリーが入り
込んで来たことで将来的にどちらがこのアパートに住み続ける
事になるのか。
一方魂の伴侶を求めるバーニーは、当ての外れた異性との別れ
の為にもレモン法なるものの制定が必要だと訴える。

珍しくテッドとマーシャルが争いになる話だった。
テッドとマーシャルが親友だとする事で、バーニーがちょっぴり
妬いているのが印象的で、親友の一人だと言い改めさせている
所が笑える。

部屋の争いに関してはやや強引なところもあった。
特にリリーのアパートが何故中華料理店になっているのか。
一体彼女は今までどんな部屋に住んでいたのか気になるもの。
ただ中華料理店がBGMとして流している音楽は、マーシャルが
リリーに学生時代にバレンタインデーにプレゼントした音楽
テープだったという事で、クスリと笑えるオチで締めくくった
感じがする。

いつの間にか剣で対決することになる辺り、少年の心を持つ
男性たちって感じで、結婚しても大丈夫か?と心配させて
くれる。

幼稚園の先生をしているリリーが、ハサミは危ないものだと
園児に教えようというのに、自分の肩は二人の剣によって
刺されてしまった事もあり、何とも皮肉だ。

バーニーが唱えるレモン法。
日本で言うところのクーリングオフみたいなものか。
5分で何が分かるというロビンだけど、明らかに最初から
趣味が合いそうにない人とは適用されるべきものが有るのかな。

バーニー意外で街で使用する人物がいる辺りが笑える。