ママと恋に落ちるまで
How I Met Your Mother (2005年米CBS)

http://tv.foxjapan.com/life/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/853



第11話 ハッピーニューイヤー The Limo

脚本/Sam Johnson、Chris Marcil 監督/Pamela Fryman
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2005年の大晦日。
大抵大晦日に期待するものの、実際には失望することが多い。
テッドはこの年、去年までの失敗をふまえて、友達を楽しませ
ようとしてボーナスの半分をつぎ込み、大晦日のプランを用意
する。リムジンを借りて、午前24時までの三時間を5つのパーテ
ィーに参加して一番楽しいパーティー会場で年明けを迎えよう
としていた。

テッドは同じ事務所の
メアリーベスを招待していた。
メアリーベスはいつも自分にハグするので気があるのでは無い
かというテッド。
一方バーニーは、自分は"アゲアゲ"のバーニーと呼ばれている
とし、オリジナルの
アゲアゲミックスのCDを持ってきていた。
盛り上がる曲だけを集めた物だという。
リムジンの運転手はかつてタクシー運転手をしていた
ランジット
だった。

ロビンは
デレクと新年を迎えるとしてリムジンから下りて約束
の場所へ行ってしまう。テッドは落ち込むが取りあえず計画通り
一カ所目のパーティー会場へと向かう。

新年まで2時間30分前。
メアリーが合流すると、みんなにハグする。みんなに対して
フレンドリーな彼女。バーニーが会場で
ナターリアという
ロシア人をナンパしてリムジンに連れて行く。
リリーは履いてきた靴が靴連れを起こしたので、一度家に帰り
別の靴にはき直したいと訴えるが、スケジュールが乱れると
して却下される。

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大晦日のエピソード。
毎年楽しそうに見える大晦日のパーティーも、失敗すること
が多い。そこでテッドは金を使い最高の大晦日の雰囲気を
作り上げようとするが・・・

テッドはロビンに相変わらず振り回されるも、最後は上手く
ロビンとのキスを勝ち取るような話だった。

一つ、また一つとパーティーに参加することで、リムジン内に
人が増えたり減ったりする辺りが、大晦日のノリをリアルに
描いている感じがする。パーティー文化の栄えているアメリカ
ならば尚更かな。

アーティストのモービーを使ったエピソードが面白かった。
小さくてスキンヘッドだからモービーだと思ったという。
確かに写真を見ると本人かと思うくらいにそっくりの人が
演じていたな。アーティストかと思えば、銃を手にしている
猟奇的な人物という事で、青ざめるものが有ったけど、この
エピソードをリリーやマーシャルの流れにも融合した辺りは
見事だった。

バーニーがアゲアゲ曲として何度もイントロを流していた曲
は、BON JOVIの"禁じられた愛(You Give Love a Bad Name)"



まさかCDを盗まれただけでバーニーがあそこまで落ち込むと
は思わなかったし、元気告げようとしてロビンがこの曲を
アカペラで歌うなど見所も多かった。

最後はリリーがサンルーフからの呼びかけにマーシャルが
呼応する所など、なかなか感動的な流れを演出した。

テッド・モズビー:ジョシュ・ラドナー (建築家)
マーシャル・エリクソン:ジェイソン・シーゲル (弁護士)
リリー・ アルドリン:アリソン・ハニガン (マーシャル妻)
バーニー・スティンソン:ニール・パトリック・ハリス (金髪)
ロビン・ シェバッキー:コビー・スマルダース (リリーの友)

--- (Lyndsy Fonseca) 娘
--- (David Henrie) 息子
--- (Bob Saget) ナレーションの声


メアリーベス (Kathleen Rose Perkins) テッドの会社の事務
ランジット (Marshall Manesh) リムジン運転手
エリック (J.P. Manoux) モービーと勘違い
ナターリア (Natalie Denise Sperl) バーニーがナンパ
デレク (James Tupper) ロビンの恋人、金持ち

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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