リ・ジェネシス バイオ犯罪捜査班
Re:Genesis (2004年カナダ) シーズン2

http://www.bs11.jp/drama/1292/



第11話 症状=昏睡 Fishy

脚本/Jocelyn Cornforth 監督/Ken Girotti
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グリーンビルで異様な自殺率の増加の原因はハリケーンによって
運ばれてきた寄生虫を体内に取り込んだ人間に起こることが
判明する。
一方ジルは検査機が突然壊れて自らの体にレトロウィルスを
浴びてしまう。

デビッドの元に父・
トーマスから電話が鳴る。なんと父は
家を火災で燃やしてしまったのである。
デビッドは父に会いに行くと、こういう事になるから介護士を
雇おうとしたのだとして、彼をトロントの療養施設へと連れて
いく。煉瓦の箱で余生を過ごすことになるのかという父。
父さんの絵を飾ってここを家みたいにすれば良いというデビッド。
トーマスはデビッドに自分はアルツハイマーである事を告白
する。母さんが死ぬ数週間前にそう診断されたと語る。
デビッドはまた来るからといって施設を後にする。

デビッドは研究所に戻ると、突然駐車場に止めた車のフロント
ガラスに魚が降ってくる。
男は自らを
アール・ジョーダンだとし、デビッドが仕切る委員会
が政府に遺伝子組み換え魚を人間が食べても問題はないとする
助言を与えたために、息子の
ケニーの手足が動けなくなったと
訴える。4年前にデビッドは確かに政府に助言したが、彼による
と話のニュアンスが違うとし、危険だとされる要素が無いと
言っただけだと主張する。アールは息子の検査を行ったが
誰も原因が分かる人は居なかったとし、息子の血液サンプル
や尿、検査結果を持ってきたので、原因が魚ではないのならば
教えてくれと訴える。

ジルは退院する。退院祝いにデビッドは彼女に新しい検査機と
レトロウィルスに関する出版前に研究原稿を手渡す。

デビッドはPCを作動させると、アールからこれまで送ったと
されるメールをチェックする。そして彼が置いていった資料に
目を通す。

自殺率に関しては原因は判明した。
ハイチで似たような症状が起きていることから、恐らくハリケ
ーンによって寄生虫が運ばれたのだろうという。
ニクロサミド
が治療薬としては効果的だと判明していた。

遺伝組み替え魚について調べる。
カナダ東岸のニューファンドランド島のラムシャンクでは、
遺伝子組み換え魚の養殖が盛んだった。最近の遺伝子組み換え
魚の研究についてメイコに調べて貰う。アールが持ってきた
魚は
カイレ科のオヒョウと呼ばれる魚。ボブによると長距離を
泳ぐ魚であることを聞く。
4年前にデビッドが承認したときの遺伝子組み換え魚は成長
を促進する遺伝子の組み換えだけだった。現地の漁場で魚を
取り尽くしたために成長を促す必要が有ったのである。
ボブに魚のDNAを調べるよう告げると、4年前のデビッドの
決断は間違ったと思っているのか?と聞かれるのだった。

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デビッドの前に彼が4年前に承認した遺伝子組み換え魚によって
息子の手足が動かなくなったと訴えるアール・ジョーダンと
いう男性が現れる。
一方キャロラインに対してマッギンは、最優先事項として
オハイオ州のカントンの州平部隊が謎の症状で倒れている原因
を突き止めて欲しいと依頼が入る。

なんとなく日本にとってはタイムリーなネタではないか?と
される放射線の問題が浮かび上がる。
フランスは過去アメリカ大陸に相当な影響力を持っていた事
が伺えるし、カナダの島がフランス領だった時代に廃棄した
放射能が魚に与えた影響が原因ではないか?と疑われていく。

デビッドが4年前に助言を与えたことが原因ならば、彼の
中でも相当なダメージになるはずで、今回のデビッドはかなり
その事を意識していたような感じ。

私生活ではデビッドの父・トーマスがトロントの町にやって
くる。家を火事で焼いたせいだけど、施設に入れたトーマス
がデビッドの家にやってきてしまうのは、やっぱり寂しかった
りするのかな。
過去のトーマスは相当妻に対してDV化していた様で、
幼い頃のデビッド少年の手紙の内容がそれを物語る。
父のことをモンスター呼ばわりして頃の手紙の内容をトーマス
本人が見てしまったことで、これまた今までの人生を後悔して
いるような感じだった。

もう一方の事件は、アメリカ軍が謎の病気で倒れてしまうと
いうもの。32名中30名が発症する病気。視界が二重に見える
事。上半身が弱まり、筋肉に痛みを覚えるという病気は何なのか。
嗜眠性脳炎が疑われるも最後に流行したのは1928年。
当時は500万人が感染したとの事だけど、その菌をアルカイダ
が手にして散布した物なのかどうか。

デビット・サンドストロム (Peter Outerbridge) NorBAC主任科学者
キャロライン・モリソン (Maxim Roy) NorBAC管理責任者
カルロス・セラーノ (Conrad Pla) NorBACの研究員。医師
メイコ・トラン (Mayko Nguyen) 専門は生物情報学。
ボブ・メルニコフ (Dmitry Chepovetsky) 専門は生化学。
ウェストン・フィールド (Greg Bryk) キャロラインのアシスタント
ジル・ラングストン (Sarah Strange) ヒラの後任研究者

コナー・マッギン (Maurice Dean Wint) アメリカ軍大尉


ヘンショー (Roy Lewis) 医師
トーマス・サンドストローム (Marc Strange) 父
アール・ジョーダン (Billy MacLellan) 遺伝子組み換え魚
サム・アバラムス (Pablo Silveira) 軍人
--- (Mike Falcon) CIA
--- (Moody El-Kabaouni) アラブ=アメリカン


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