CIA ザ・カンパニー
(the Company 2007年、ミニシリーズ)

監督 : ミカエル・サロモン
製作総指揮 : リドリー・スコット、トニー・スコット、ジョン・
キャリー
脚本 : ケン・ノーラン
原作 : ロバート・リテル

http://axn.co.jp/program/thecompany/



第2話 ベルリンの疑惑 後編

脚本/ケン・ノーラン 監督/Mikael Salomon
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イギリス・ロンドン
ハーベイは、
イスラエル・テルアビブでユダヤ系のエズラ
会い、助言を求めると、情報源を探るべきだ言われる。
それを受けてハーベイはイギリスのロンドンに渡る。

MI6の内部にソ連側スパイが紛れ込んでいるかもしれない事を
告げると、友人は数年前に
パルジフィルと呼ばれるスパイの
噂が会ったという。KGBのスタリックによって訓練されたもので、
彼が今頃生きていれば変身の名人だろうとし。ハーベイは
"バリウム"作戦をすると言い、これから二人だけしか知らない
陰密作戦の重要情報を流すという。

ジャックはハーベイの元を尋ねると、ハーベイは一人電話が鳴
るのを待っていた。ハーベイはジャックに対して第一容疑者に
バリウムを送ったことを告げる。それは俺自身が内部のスパイ
を突き止めたという情報を流したというもの。その情報がソ連
の上層部に伝われば、恐らく誘拐するか、殺しに来るだろう
という。死んだときの事を考えて金庫に指示を残しておいた
という。
ジャックはハーベイに
リリーが一週間稽古場に現れない事を
告げ、東ドイツに連れて行かれたのかも知れない事を告げる。
するとハーベイは情報を得るために女と寝るのは構わないが
くれぐれも惚れるなよと告げる。そんな中、ハーベイに電話が
鳴り会いたいと言われる。

約束の場所である教会へと行くと、リリーがいて情報を売る。
ハーベイが外に出た瞬間、強盗が彼を襲いジャックが銃で退治
すると、次の瞬間警察までもやってくる。あまりの根回しの
良さに恐らくソ連側が仕掛けたものだと分かり、ハーベイには
MI6の中にいるスパイが誰だか特定できたと告げる。

ワシントンDC、ジョージアタウン
レオエリザベートとの結婚を許してもらうために父のフィリ
ップ
にそれを許してもらいに行く。

その頃エフデニーは、ソ連で
KGBの将軍パーヴェル・ジロフ
ことスタリック
からスパイ訓練を受けアメリカに渡っていた。
メッセージを受け取り、スタリックから指示を受ける。祖国へ
戻る頃には君は英雄になっていると言われる。
早速手順通り、ラジオ番組から暗号を抜き出し、その暗号に
書かれた電話番号に電話すると、女が出る。私はパルジファル
との接触方法を教えるだけの女だとし、指示を与える。
公園に行き荷物を受け取ると、ジョージタウン大学の法学部の
図書館に行き、そこでブラックストンのイギリス法解釈義の
4巻の中から、パルドフィルの住所と電話番号、そして名刺を
受ける。そしてそれを持って手順通り彼(エイドリアン)に会う。
するとベルリン支局のトップが私の存在に気がついたみたいだ
と告げる。

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"バリウム"作戦

情報を意図的に流してそれに食いついてきた人物を照らし出す
もの。
ハーベイの魔術が見事、その相手を探り出していく。

レオはエリザベートと結婚する

父のフィリップはホワイトハウスにも出入りしていたけど、
彼もCIAのお偉いさんなのかな。
互いに嫌い合っているかと思ったけど、結婚を許してくれた。

結婚式にはベルリンに居たジャックも戻ってくる。
この時代そんな事で諜報員も戻ることが出来るんだね。

アメリカでスパイ活動を開始するエフゲニー

アメリカ名はユージーン・ドジソン。
情報の受け渡しとか、昔よく見た感じのアナログチックな
接触法で、なんとなく懐かしさがあるな。

二重スパイをしているフィルビーと接触するも、すぐに彼は
発覚したことで一線を外されていく。
後任はサーシャという人物みたい。

アングルトンのミス

まさか彼の元に15年近く一緒に過ごしたフィルビーがスパイ
だったとは思わなかっただろうね。
ハーベイによってアングルトンは問いつめられ、立場が悪くな
っていくけど、責任とか取らされることはないのかな?

リリーと教授の最期

盗聴していた事と実際に報告してきた事の矛盾点が浮かび上が
り、リリーを問いつめていくことになる。
はじめは教授が裏切りKGBに情報を流しているかと思われたが、
実際にはリリーがKGBに脅され、嘘の情報を流布していた。

リリーはジャックに教授と自分の保護を求めるが、結果として
リリーが教授の元に行く間に、教授は殺害され、リリーは
KGBに囲まれて自殺する。

ちょっと切ないけどありがちなオチだったかな。

ジャックに接触してくるヴァンカ・ボリソフ

かつて大学の同期の人物だが、早くも敵味方として台頭し始め
た。まだボリソフは良いとしても、エフゲニーが敵側と知った
らショックを受けるだろうね。

ジャック・マコーリフ (Chris O'Donnell) CIA
ハーベイ・トリッティ (Alfred Molina) "魔術師"
ジェームズ・アングルトン (Michael Keaton) "マザー"
レオ・クリツキー (Alessandro Nivola) CIA
エフゲニー・ツィピン (Rory Cochrane) ソ連側スパイ、同級生
エイドリアン・フィルビー (Tom Hollander) 二重スパイ
フランク・ウィスナー (Ted Atherton) CIA
ヴァンカ・ボリソフ (Hristo Mitzkov) ソ連側スパイ。同級生
フィリップ・スウィート (Barry Flatman) 父
フォーレン・エンジェル (Peter Rudolf)
スウィート・ジーザス (Gabor Nagypal)
ニキータ・フルシチョフ (ZoltAn Berzsenyi) ソ連大統領
Mr.エフゲニー (LAszlo Konter) エフゲニーの父
リリー (Alexandra Maria Lara) スパイ"レインボー"
コンスタンティンク・ヴィシネフスキー (Levente Torkoly) スパ

エルンスト・ロフラー (Berndt Von Bomches) 教授
--- (Damon E. White) MI5

エリザベート (Natascha McElhone) レオが結婚

--- (Ulrich Thomsen)
--- (Stephen Bogaert)
--- (Rick Roberts)
--- (Cedric Smith)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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