第5話 捜査官の人生 Copy Cat
脚本/Jennifer Levin 監督/Tim Matheson

白昼堂々、子育ての奥さんが誘拐される。過去を遡れば91年に
ロックビルで連続誘拐された事件に類似している事が分かる。
当時事件を担当したジャック・マローンが主役の話。

第1シーズンのエピソード5と21の話が絡んでいるようであるが、
第1シーズンを見ていない私にとって、何ら関連性は分からない。

ただ過去にジャックの母親が自殺した時の心理的負担が未だに
大きく、犯人はそんな彼のトラウマを調べ上げ、ウィーク
ポイントを突いてきた。

いわゆる無差別の犯行ではなく、ドリスという名のジャックの母親
と同じ名前の被害者を狙い、彼の中で今でも記憶に残る事件の模倣
を行う事で、自分が受けた屈辱を晴らそうとしたもの。

と言うことで犯人はすぐに分かり、犯人が仕掛けたゲーム的感覚の
犯罪で、ジャックに挑む感じの内容だ。

単純に相手を傷つけたいのならば、ジャックの家族を狙う
べきで有りその辺の不自然さは残るものの、犯人は頭脳戦で相手の
プライドを挫きたかったのかな。

自ら死ぬことを決意した人間が起こす事件ほど恐いものはないの
だけど、犯人以外は一人の死傷者も出さなくて良かった。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

guest
Conor O'Farrell (グラハム・スポルディング) 偽弁護士。犯人
Claire Rankin (ドリス・ラビット) 誘拐される奥さん
Paul Adelstein (デイブ・ラビット) 嫉妬深い旦那さん
Talia Balsam (マリア・マローン) ジャックの奥さん
Scott Allan Campbell
Sean Marquette
Keith Brunsmann

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