第23話 自分を探して Lost and Found
脚本/Hank Steinberg 監督/Hank Steinberg

インターネットで自分の名前を検索したところ、失踪者届けを
出されている女性と自分が似ている事が分かる。セリーンは
その悩みを解決するためにFBIへ相談を持ちかける。

これって数年前に現実でも似たような事件がありましたよね。
犯人は確か育ての親だったように思いましたが、アメリカの方
では誘拐なんかも多いから、こういうケースは意外と多いのかな。

そういえば「デスパレートな妻たち」のザックも誘拐された
子供だったか。

13年間も生みの親ではなく育ての親の元で生活していると
どちらに多くの情が移っているのか複雑なものがありますが、
このドラマでは生みの親自身も違うところで家庭を持つ身である
事からも、娘を手放す決心が出来たのだと思う。設定に助けら
れた感じもするが、現実にこの選択を迫られたときはキツイもの
が有りますね。

今回は珍しく失踪者の捜索の形が違い、失踪者の捜索の依頼が
自らの過去に有ること。自分は一体何者で、どんな事が起こっ
ているのか知りたいと願う、ごく普通の人間としての欲求に
FBIが応えた形だった。

いつもの失踪してからの時間の経過が画面に出てこなかったので
不思議な感じがしたが、こういう展開も面白いですね。

この物語以外にも、ジャックとサムの関係やそれを見守る
マーティンの構図がドラマを奥深いものにしたと思う。

guest
Tina Majorino (セリーン・バーンズ) 16歳/失踪者依頼
Mackenzie Phillips (テレサ・カルドウェル) 生みの親だと主張するが..
Cheryl White (フラン・バーンズ) セリーンの里親
Bruce Nozick (アダム・バーンズ) フランの夫
Sylva Kelegian (ロレーン・ダルディズ) セリーンの生みの親。
Arye Gross (チャールズ・ポーター) 養子斡旋所職員/バイヤー
Eugene Lee (ティム・ヘンドリックス) 社会福祉局の男
Stephanie Venditto (リサ・ハリス) FBIのカウンセラー
James Russo (マイケル・クラウス) セリーンの父親。テレサの兄
Lynn Whitfield (ポーラ・ヴァン・ドーレン)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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