第2話 生命の重さ Thou Shalt Not …

脚本／Jennifer Levin 監督／Randy Zisk

やけど治療の看護助手モーリーンが深夜に帰宅途中、車がパンク
し直していた所で失踪する。

普通の人ならば半年も耐えられない職務を8年間も続けている
原動力は何なのか。次第に明らかになっていく彼女の過去が
面白く演出された話しだった。

中絶の是非についてあまり日本では表だった組織が無いので
分かりづらいが、アメリカでは映画などでも必ずこういう役割の
人物や組織が有りますよね。

残された母親、そして息子が実に可哀想です。
人は傷つけたくはないが、中絶クリニックという存在を許すこと
が出来ず、過激派の一人として活動していた過去が、人生
を狂わせている様で当人も可哀想でした。

仕事の話し以外にも興味深いのは、やっぱりジャックの仕事復帰
の件か。普通に戻るのならばまだしも、どのポジションで戻るの
かが気になっていた一つであるが、人事部はビブの昇格を無かった
事にして、ジャックを同じ位置に戻した。人種差別的な
発言も有ったりしたが、能力を考えると真っ当な判断かも。
ただ今回は皮肉なことに、爆弾の処理に関してジャックの想像が
外れたところがなんとも言えないところでした。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

出演者
アンソニー・ラパリア (ジャック・マローン) FBI/ボス
ポピー・モンゴメリー (サマンサ・スペード) FBI/金髪
マリアンヌ・ジャン・バプティスト (ビビアン・ジョンソン) FBI
エンリケ・ムルシアーノ (ダニー・テイラー) 警察官からFBIへ
エリック・クローズ (マーティン・フィッツジェラルド) 父もFBI高官

guest
Clare Carey (モーリーン・グレーディ) "リリアン"。失踪の母親
Amanda Carlin (アニー・ウォルダック) モーリーンの母親
Jesse Head (ルーク・グレーディ) 息子
Max Martini (ネーサン・グレーディ) "ヘンリー"。中絶反対派
Suzanne Santo (ナタリー・ゲンジージャン) ルークの彼女
Eric Scott Gould (チュック) FBI
Bill Smitrovich (アレクザンダー・オルチェック) FBI上司
Scott Haven (アール・リッジウェイ) 爆弾班。借出所中
Kendra Danielle Smith () レセプトニスト
Sheila Shaw () 教会の電話番
Catherine Corpeny () 情報提供者。リッジウェイの居場所提供
Regan Burns ()
Jennie Fahn () やけど患者
Fay Hauser (ドナ・チン)
Ben Kronen () リッジウェイのアパート管理者。耳が遠い