ゴースト〜天国からのささやき
(2005) Ghost Whisperer

http://www.ntv.co.jp/ghost/


第6話 真実を求めて
Homecoming

監督/Lois Johnson 脚本/James Frawley
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アンドレアは兄・ミッチがやってくるので、メリンダに一緒に
飲もうと誘う。しかも場所はメリンダの家。メリンダはまだ
作りかけの家である事や、ミッチの兄が不動産王であることを
知り、恥ずかしくて見せたくない様子。しかしアンドレアの
強引な誘いで一緒に飲むことになる。
一方深夜アンドレアが帰宅した後に、店中の荷物が霊の力に
よって揺り動かされる。メリンダの霊に話しかけると男性・
ジェーソンの霊が出てくる。メリンダが買い取った家具は元は
ジェーソンのものであり、そこから一枚の写真が出てくる。
ジェーソンの話しを聞くと、彼はある時自分が養子であること
を知ったという。ショックのあまり家から飛び出したところを
蜂に襲われて亡くなった彼。彼は一枚の写真を頼りに、なんと
か産みの親に会いたいと告げる。
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今回は結構難しい案件だったのではないか。
何と言ってもジェーソンは赤ちゃんの頃に養子に出された事も
有って、産みの母親・フランとは一切思い出がない。
メリンダが初めてフランに会ったときに、どうやって自分に
霊能力が有るのか。

一枚の写真から母親を見つけることの難しさ。
出産の時に写した写真はタグはホリストン郡のもので有ること
を示す事をジムが発見する。
そこから病院を割り出し調べに行く。
しかしそこからでは限界があることを知り、育ての親・ダイアン
の元に聞きに行く事になる。ダイアンも初めは子供を失った
傷心からメリンダとの会話を断るが、ジェーソンが彼女の周りで
自分が居る気配を示した事で、ようやくメリンダの話を聞く耳
を持ってくれた。毎回思うのだが、幽霊が自分の存在を目の前の
人物に示せば良いんじゃないかと。

ようやくフランまでたどり着くも、当然ながら家庭があり、
容易に取り合ってくれない。しかもジェーソンの事を煙たい
存在のように扱っていたので、とても悲しい結末が用意されて
居ることも予想された。

まるで仲介役のような役目を果たしてくれたフランの娘・シビル。
シビルの容姿を見るとアメリカのアウトローな若者ってなんで
あんなに化粧を真っ黒くするんでしょうかって感じの姿。
彼女はすぐに幽霊の存在を信じてくれたし、兄にも興味を示して
くれる。彼女のお陰で随分救われるような思い。
彼女は悩みを抱えており、妊娠している事を母親に言えずにいる。

まるでフランの高校時代の生き写しのようなシチュエーション。
アメリカでは、堕ろす事を考えずに生んで養子に出す例が
多いのかな。少なくともドラマなんかではこういう選択する
事しか見たことがないような。

養子に詳しい人物と合わせるという名目で、フランとシビルを
ジェーソンの育ての親・ダイアンに会わせるメリンダ。
当初はすぐに帰ろうとするも、ジェーソンの大きくなった姿の
写真を見て心を入れ替えたのか、メリンダと会いジェーソンと
向き合うことになる。

アンドレアの兄がそんなに金持ちでやり手の男だとは思わなか
った。

メリンダ・ゴードン (ジェニファー・ラブ・ヒューイット) 霊能者
ジム・クランシー (デビッド・コンラッド) 消防士
アンドレア・モレノ (アイシャ・タイラー) アンティーク店

ダイアン・シールズ (Wendy Phillips) 養子母
フラン・ボーン (Katy Selverstone) 母
ジェーソン・シールズ (John Patrick Amedori) 養子
ミッチ・モレノ (Dondre Whitfield) アンドレアの兄
シビル・ボーン (Jeanette Brox) 娘。妊娠
デニス・中村 (Charles Chun) 医師
サラ (Sloan Robinson) 店員
ペイジ (Whitney Anderson)
赤ちゃんの頃のジェーソン (Hope Dever)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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