ゴースト〜天国からのささやき (2005) Ghost Whisperer http://www.ntv.co.jp/ghost/

第8話 許し

監督／Catherine Butterfield 脚本／Peter O'Fallon
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メリンダはホラー映画のビデオを見て青ざめる中、ジムは帰宅。
シャワーを浴びようとすると配管をいじった為に真っ赤な色の
水が流れ落ちる。しかし最近ジムには気になることが有った。
仕事中にも何処か気分が晴れず、寂しさと孤独を感じるような
モヤモヤ感が募る。ジムはメリンダに霊が見えたらいつも話を
してくれているのか?と尋ねる。最近妙な感覚があることを
告げ、何者かに見張られているような気がするというジム。
メリンダといる事で自分にも何か霊的なものが備わったのかと
思うジム。
しかし翌日帰宅するジムは今日は父親が亡くなった日の5年後
であり、その関係でナーバスになっているものかと思う。
その事実をメリンダに告げるが、メリンダには彼に取り憑こう
としている邪悪な霊の姿を見かける。
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霊の存在が見えるのにもかかわらず、作り物のホラービデオ
に怯えるというチャーミングなメリンダ。

今回の霊は、生前悪さを働いていただけに邪悪な妖気を感じて
いる。
メリンダを利用してジムに取り憑こうとしている霊だと思って
見ていたのだが、結局ドラマとしてはいつものように徐霊の
為に動き回るという展開を用意した。

ドラマとして難しいのは、殺人者が遺族の者達に理解を求める
という展開を用意したこと。勿論今回の霊の望むものはこれが
全てではないので理解されないまま解決に導いたが、メリンダと
しても遺族の者達に殺人者の霊が見えると言うことをどう伝える
かで悩んだだろうね。

殺人者の家族と和解する話は良くできていた。
警察に通報したのは妻ではなく息子だったこと。
息子だと分かったときにジュリアンが笑うシーンが有ったけど
豹変してしまうのではないかとして最後まで気が抜けない話
だった。

ジョセフは本当にメリンダの言うことを信じて良いのかで悩む。
そしてその為に取った行動とは、霊が見えるのならば父親の
耳の後にある入れ墨は何なのかを尋ねてくる。白いハトの
タトゥー。最後にメリンダの店の前に屯していたハトは
これと何ら関係があるのだろうか?

メリンダ自身のエピソードも描かれた。
高校時代の親友・アレクシスという名の女性が登場する。
アレクシスは旅行雑誌の記事を書いている記者でたまたま
この土地に寄ったらしい。
メリンダは大学時代に彼女に能力をバラされ、みんなに笑いもの
にされて退学するはめになったという。アレクシスがメリンダ
の人生を狂わせてしまったというもの。
許すことが出来るのかどうか難しいモノがあるが、許すことの
大切さを学び、結局メリンダも許すことになった。
でもなんかアレクシスと面会の途中、中途半端に帰ってしまった
感じも受けるので、これでまた仲良くなれたのだろうか?

メリンダ・ゴードン (ジェニファー・ラブ・ヒューイット) 霊能者
ジム・クランシー (デビッド・コンラッド) 救命救急士
アンドレア・モレノ (アイシャ・タイラー) アンティーク店

アレクシス・フォガーティ(Estella Warren) メリンダ元親友
ジュリアン・ボリジア (Robert LaSardo) 殺害犯
レイチェル・ボリジア (Angela Alvarado) ジュリアンの妻
アンジェラ・ファレル (Georgann Johnson) 遺族・母
ボビー・トゥーチ (Dariush Kashani) ジムの仕事仲間
ショーン・ファレル (Allan Miller) 遺族・父
ジョセフ・ボリジア (J.R. Villarreal) 息子
--- (John Colton) ジムの父
リリー (Patricia Martinez)
ペイジ (Whitney Anderson)

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)