ゴースト〜天国からのささやき Ghost Whisperer シーズン2 http://www.ntv.co.jp/ghost2/

第9話 第9番の呪い The Curse of the Ninth

脚本／Breen Frazier 監督／Peter Werner
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ジムから踊りにいくと連れ出されたメリンダだったが、いざ
クラブに行くと、バンドの演奏を聞かされるメリンダは失望
する。ジムはステージに上がりギターを弾く男性のことを何処
かで見たことがあった。確かクリムゾンドーブスと呼ばれる
地元で人気のバンドだった人物だと思い出す。アルバムを
出したが突如その直後に消えた事を思い出す。
そんな中メリンダは会場に異変を感じる。すると突然ブランドン
を取り巻く霊が居ることが分かる。突然ギターの音は乱れ始め
観客にとっても不快な音が流れ始める。

帰り際にメリンダはたまたま店から出てくるブランドンと出会
った為に話しかける。夫がファンだった事を語ると、それならば
呪いの話も聞いたのか?と問い、その場から立ち去る。

翌日、メリンダはドアーズが使用したとする壊れたピアノを
ショップに置くために持ってくる。
一方店員をしているデリアはもうすぐ亡くなった夫・チャーリー
の誕生日だという。デリアは彼の誕生日を祝うことで身近に
感じたいとするが、ネッドは父の話題をすることを避けていた。

ジムはクリムゾンドーブスについて調べると、メンバーの一人
ジャレッドがCDのリリースの2日前に飛行機事故で亡くなって
いる事を知る。
メンバーの一人で現在CMソングの製作を手がけるサムソンの元
を尋ねる。

サムソンに逢うメリンダは当時のバンドの映像を見せてくれる。
ブランドンとジャレッドは幼い頃からの親友で、ジャレッド
にはサンディと呼ばれる女性がいた事が分かる。ブランドンは
彼女に惚れていたとの事。ボーカルのジャレッドが亡くなり
一ヶ月後にはブランドンが歌うがその頃からノイズが発生
し始めたという。メリンダはその時の映像を見ると、ドラムの
中に"10"の文字が浮かび上がるのを見る。ジムと訪れたライブ
ハウスでも、確か霊が10番の事を口にしていたのを思い出す。

メリンダは教授に助言を求めに行く。
するとそれは体感現象と呼ばれるもので、超低周波音だという。
人の耳には聞こえないが骨には伝わるので不快に感じるのだ
とし、アンプを通してその音が人々に聞こえたのではないか
という。その様なときは低いGの音程を引けば解決するとのこと
だった。
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現在ウェイターをしているブランドンはかつて才能を認められ
たバンドマンの一人。そんな彼がステージに立つと突然不快な
音が鳴り響く。メリンダは彼に取り憑く霊の姿を目撃する。

クラシック音楽の作曲家の間で囁かれていたとされる 、「
交響曲第9番を作曲すると死ぬ」というジンクスを面白く
エピソードの中に挿入した話だった。

幽霊が幽霊の邪魔をするという不思議な感じのストーリー。

父親が悪者だとされていたけど、実際には家族だと思っていた
親友が足を引っ張っていたことが分かるエピソード。

自分に余裕があるときには優しくなれるのに、ライバルだった
友人が自分よりも才能に溢れていたりすると、途端に嫉妬の
対象となる。しかも同じ女性を好きになったとなれば、その
気持ちが更に敵意を帯びてしまう所は有る程度仕方がないこと
なのか。

今回は初めてデリアの夫の姿も登場した。
ネッドはメリンダに霊能力が有ることを知ったわけだけど、
あっさりと信じることが出来たのだろうか?これほど容易に
霊能力が信じられれば、デリアに話しても大丈夫な気がする。


父親の霊は上手く取り除けたけれど、親友の霊に関しては
まだまだ続きのエピソードが有るみたい。次週20話にも
ジャレッドはクレジットされている。

ブランドン役を演じていたNeil Hopkins。
海外ドラマ「LOST」でも英国・バンドマンのチャーリーの
兄リアム役を演じていた。