ゴースト〜天国からのささやき Ghost Whisperer シーズン2 http://www.ntv.co.jp/ghost2/

第11話 キャッツクロー Cat's Claw

脚本／Jim Kouf 監督／Victoria Hochberg
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冷たい雨が降りしきる中、メリンダとジムは買い物から帰宅。
メリンダの買い物の量がハンパではなく、ジムはその額に
目眩がする。
そんな中、メリンダは室内で異変を感じる。
寒い時期にもかかわらず蚊が飛び回り、窓硝子は曇り始め、
そして酒の中に入れた氷が目の前で溶け始めたのである。
グランドビューもついに温暖化なのか?とジムは呟く。
メリンダは部屋に戻ると、突然彼女の脳裏にジャングルの映像
が飛び込んでくる。そこで幽霊らしき物陰を見る。

デリアは顧客から販売の委託品を預かってくる。
その中にアンティークの黒い帽子が含まれていた。それを
見たメリンダはロマーノの物だと感じて、すぐにデリアから
取り上げ、その帽子をリック教授の元に見せに行く。

教授は会議があるとして忙しそうにしていたが、メリンダは
15分だけ話をする事に。
すると教授の部屋には、先日のジャングルのビジョンの中で
見た人形を見る。教授に尋ねると、それは呪い師が病気を治す
時に使う物で、友人からもらった物であることを聞かされる。
呪い師が祈祷している間に、その人形が倒れてしまうと、
その人物は助からないのだという。
友人は3週間ペルーのジャングルに行っていた事を聞く。

メリンダは戻ろうとしたとき突然幽霊(マーティン・シェアー)
が現れ、再びジャングルの世界へと引き込む。そこには黄色い
大きな花が咲いていて、彼女の前に先ほどの人形の巨大化した
ものが倒れてくる。花はキャッツクローと呼ばれる花であり
怖い感染病の治療役としての効用が有ると期待されているもの
だと知る。
メリンダは帰宅してインターネットで調べていると、ビジョン
で見たのと同じジャングルの映像を見る。
そのジャングルで研究をしているペン・グローガンという研究者
がロックランド大で熱帯植物の薬用調査報告の講演をすること
を知り、早速聞きに行く。するとそこではリック教授も
来ていた。
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メリンダの元に飛び込んでくるジャングルのビジョン。
全く接点がない事に戸惑うが、相談に行ったリック教授と
何らかの関わりが有ることを知る。それ以降、リック教授
自身の身にも不思議な事が多発していることを知る。

相変わらずメリンダにとっては良い迷惑な話だったけど、
何よりリックに対して自分の能力を初めて話すことが出来た
という点で、今後の展開を期待させる。しかもリック自身も
何らかの問題を抱えていることは明らかで、リックの自宅の
窓からリックの事を覗く女性・ケイトとは果たしてどんな
人物なのか興味深い。

今回はメリンダとリックの関係が抽出された事もあって
メインのストーリーはやや消化不良だった。
ペン自身が研究の功績のためにマーティンを殺害したのでは
ないか?と一瞬思うところもあったけどそれもすぐに誤解が
解けた。
そもそもメリンダがペンと接触するのが最後の最後という
事もあって、幽霊が見えるという地ならしの時間が少々足りな
かった。まぁその意味でリックが援護する訳だけど、出来れば
三者で話し合えば、今後メリンダの能力についてリックも
理解しやすかったのでは無かろうか。

赤いドレスを着たメリンダの胸がこぼれそうだった事。
雨が降る中でそんなドレスを着ていたのでドキドキするもの
が有ったが全体的に映像の暗さが目立ち、ドレスのお披露目
も最小限だったというのはちょっぴり残念だった。