ゴースト〜天国からのささやき Ghost Whisperer シーズン2 http://www.ntv.co.jp/ghost2/

第12話 愛する者の死 Dead to Rights

脚本／Wendy Mericle 監督／Peter Werner
--------------------------------------------------------
メリンダとデリアは町の病院に行く。
デリアが飼っている犬のボブをセラピー犬として病院で貢献
させているためのもの。この病院にはお世話になったとする
デリア。病院はメリンダにとって霊と会うことが多かった。

そんな中、院内をボブを連れて歩いているメリンダは一人の
婦人・ジャネットとぶつかる。ジャネットは今日は辛い事が
あったとして涙している様子。しかしボブを見ると昔飼って
いた犬を思い出すとして一時の癒しを感じていた。メリンダは
彼女の姿は何処かで見たことがある様に思えた。
メリンダは帰宅する前にトイレにいくと、そこでメリンダは
拘束具に身を包んでいるメリンダ自身の姿を幻視する。
しかも口を縫い糸で喋られないようにされている姿。

翌日、メリンダが店番をしているとデリアとネッドがやって
くる。メリンダは病院に寄付するものをダンボール箱に入れて
いると、彼女から私の寄付するものも序でに持って行って欲し
いと頼む。ネッドが放課後その荷物を持って来るという。
メリンダは店のドアに異変が有るのに気がつく。まるで体内の
血管がドアの模様として浮かび上がってきたのである。メリンダ
はそれに触れると突然発作を起こしたように床で倒れてしまう。
すぐに気がつくが、息が出来ず、手足の自由も奪われた感じ
がする。

帰宅するとこれまでの事をジムに相談する。息が出来ずに動け
なくなる感覚。メリンダは取りあえず死亡記事が無いか調べる
という。

ネッドが放課後に不要品を持ってメリンダの元を尋ねる。ネッ
ドが持ってきたのは父親の遺品だった。メリンダは遺品を寄付
することをデリアは承認しているのか?と問う。
そんな中再びメリンダは幻視を見る。メリンダは手術台に
乗せられ、首元から血を抜き出され様とする映像。キンセラ
葬儀場と書かれていた。メリンダはあまりの恐怖に思わず悲鳴
を上げる。

帰宅すると再びジムに相談するメリンダ。
何か望まないような事をされている映像で、体から自分自身の
魂が抜け出る様な光景をみたと告げる。そんな中、ジムの背中
に何やら文字が浮かび上がってくる。文字は"srom itcelid"
と書かれていた。
翌日リック教授に相談するがすぐにはそれが何かは分からなか
った。
--------------------------------------------------------

メリンダは病院に行くと、自分の姿を幻視する。
なんとそこで見た光景は、拘束具に身を包み手足が動けない
息苦しい自分の姿があった。果たして霊が訴えようとしている
事は何なのか。

自分で自分の姿を見ると言うのもちょっと変な感じがする。
夢などで寝ている自分の姿を見るのはあまり良い兆候ではない
ような事を聞いたことがあるけど、今回は幽体離脱する姿を
目撃する。

病院での顛末と言うこともあり、色んな幽霊が接触してきた
事で、何がメインの話なのか一瞬分からなくなりそうだった。
シーズン1でも病院の霊の話が取り上げられた事があったね。

今回の霊は凶暴性は無い感じがしたけど、メリンダに伝わる
恐怖心はこれまでに無い以上に伝わるところが逢ったのでは
ないか。なんと言っても手足を縛られた状態で、首から血を
抜かれている映像はインパクトが有るものね。

葬儀社が何らかの不正を働いているものとばかり思っていた
けど、実際には機械で生かされている男性・ヒューが、死を
望むというもの。それ以前にヒューの現状が家族の心をバラ
バラにしている事に嘆き悲しんでいる感じだった。

死んでいる様で死んでいない状況故に、霊の形も不思議な
ものがある。以前にシーズン1の中でも瀕死の状態の霊が
出現したり消えたりするシーンが描かれた事があったな。

遺産金が絡むと展開がややこしくなるけれど、上手くメリンダ
が仲介し、妻と母親の間を取り持つことが出来た。

それにしてもジムの体に浮かび上がった文字が意味する
ところは不気味な所があるね。
"Mors diLecti"とはラテン語で愛するものの死を意味するとか。
まさかジムが亡くなったりするのだろうか。