ゴースト〜天国からのささやき
Ghost Whisperer シーズン2

http://www.ntv.co.jp/ghost2/



第14話 スピードの魔力 Speed Demon

脚本/Alan Di Fiore 監督/James Frawley
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メリンダはアイティークの買い付けのために遠出する。
夜道で車を走らせながら家で待っているジムと電話する。
夜道は暗くて現状どのみちを走っているのか分からなくなる中で
メリンダはグランドビューまで後30kmという道路標識を目撃。
その事実をジムに電話で告げると、いつの間にかまたこれまで
走ってきた道を走っていることが分かる。道路標識には何故か
190206という文字が書いてあることに気がつく。
異変に気がついたメリンダは電話でそれを告げようとすると、
電話も圏外になってしまい、車も突然エンストを起こして止ま
ってしまう。
困っているとそこに一台の車が近付いてくる。メリンダは恐怖
を感じていると、窓を叩くのは女性・
シンディ・ブラウン
姿だった。シンディはメリンダの車が止まってしまった原因を
あっさりと突き止めエンジンをかける。国道47号線までの道を
尋ねて出発しようとすると、メリンダの前に突然骸骨の男が
現れ、お前も探しているのか?とし、人が死ぬ事を告げる。
メリンダは恐怖を感じつつも、ようやく家に帰ることが出来る
のだった。
ジムにその事実を相談すると、その道に近付かなければ良いと
言われる。

メリンダはインターネットで190206について調べるもめぼしい
情報は分からず。
メリンダはデリアと話し合う。
最近ネッドは友人宅で一緒に勉強会をしているという。しかし
その友人のことを一切語ろうとしない事にデリアは心配して
いた。メリンダはあの年頃では誰もがそんなものだと言って
彼女を安心させる。メリンダはティムとのデートの事を尋ねる
と彼は当日現場に来なかった事を聞く。
そんな中、メリンダは再び外で骸骨の姿を目撃する。

メリンダは夜にジムを連れてまた先日の迷った道へ向かう。
すると再び車がエンストしたかと思うと、目の前には190206の
道路標識。それを見た後には突然車のエンジンが係り始めて
ハンドルもアクセス・ブレーキも一切操作できなくなってしま
う。二人とも何とか減速を試みる中で、突然骸骨姿の男の前に
やってくると車は止まる。骸骨はメリンダに対して、
ミッドナ
イトサークル
で誰かが死ぬ事を口にする。

帰り道にメリンダたちは街道沿いの車整備店で、昨日であった
女性の姿を見る。店に立ち寄り話を聞くと、彼女はシンディと
言う名前でこの店のオーナーだという。メリンダは彼女に
この近くで過去に車の事故が無かったか尋ね、ミッドナイド
サークルなどについて質問するも知らないという。

翌日店でメリンダはネッドやデリアの前で190206やミッドナイト
サークルについて話しているとネッドが何かを知っている様子で
有ることが分かるも何も話してくれなかった。
そんな中、帰りにメリンダはネッドが190206のナンバープレート
をつけている車に男達と乗り込んでいく姿を目撃してしまう。

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ある街道で突然走行中に現れた骸骨の男。
彼はメリンダの前で、ミッドナイトサークルで人が死ぬ事を
予言するが・・・

なんだか最近は登場するシーンにインパクトを持たせるため
なのか、メリンダの前に霊が現れるときの猟奇的な部分が
ビジュアル的にも激しくなってきた。

わざわざメリンダに予告してくるという事は、殺すと息巻いて
いることに対して、逆に止めて欲しいとの反証なのか。

掲示される190206を見て、ビバリーヒルズ青春白書ですか?
と一瞬思ったのは私だけでしょうか。
誰がつけたか2006年2月19日に起きた悲劇のことを指している
ようで、その時に無くなった人物・ゴードンが骸骨として
この世に留まっているようだ。

今までのパターンだと徐々に伝えたいことが纏まり気持ちが
和らいでいくと、崩れていた幽霊の顔が人間の顔に近付いていく
という段取りだったけど、今回はいきなりガイコツから人間の
姿に一瞬で戻ってしまった。

死の真相は果たして誰なのか。
シンディの行動も怪しいし、死の真相を知っているのは当日
レースをしていたゴードンとレイだけだと自ら語ったレイの
どちらにも怪しい一面が描かれる。結果的にはゴードンが
レイの車をスピンさせようとして仕掛けたのが裏目に出たみ
たいだけど、そこまでして守ろうとしたものがちょっぴり幼稚
で死にきれないものがあるな。

今回ペイン教授の妻・ケイトが初めて登場。
演じているRachel Shelleyは、ドラマLの世界のシーズン2
から登場し始める金持ちのヘレナ・ピーボディ役の女優さん。

リックは全く語ろうとはしなかったけど、果たして二人の間に
愛は存在しているのか?

ネッドとデリアの親子関係もなかなか難しいものがある。
今回ネッドがデリアの前でメリンダの秘密を黙っている事実を
言及したけど、その事に対してデリアは突っ込まないのかな。
またデリアとティムの関係に於いて、前回の話の中で何故
ティムがデートに来なかったのか言及することがなかった。
一体何なのか気になるぞ。

メリンダ・ゴードン (ジェニファー・ラブ・ヒューイット) 霊能者
ジム・クランシー (デビッド・コンラッド) 救命救急士
デリア・バンクス (カムリン・マンハイム) アンティーク店手伝い

リック・ペイン (Jay Mohr) 教授
ネッド・バンクス (Tyler Patrick Jones) デリアの息子


シンディ・ブラウン (Abigail Spencer) 整備工、ゴードンの彼女
ゴードン・パイク (Eric Johnson) 事故死
ケイト・ぺイン (Rachel Shelley) リックの妻
レイ・ピータース (Logan Bartholomew) ピザ配達員、レーサー
ビリー (James O'Shea) 整備工
--- (Jorge Luis Alvarez) Red 350Zの運転手


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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