ゴースト〜天国からのささやき Ghost Whisperer シーズン2 http://www.ntv.co.jp/ghost2/

第18話 消えた母親 Children of Ghosts

脚本／Teddy Tenenbaum 監督／Fred Toye
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ガレージセールが行われる。
掘り出し物を探すためにメリンダとデリアはそのセール場に
居た。この家に住んでいた女性が、突然失踪したためにセール
が行われる様になったとのことだった。メリンダはブレスレッ
トとスノーグローブを気に入り購入しようとすると、そこに
一人の女性・ジュリーが現れる。それは私の物だとするが、
彼女の母親が失踪し、彼女は施設に預けられている事を知る。
メリンダはスノーグローブを購入し、彼女にプレゼントするが
私が触れると壊れるので要らないのだという。そんなメリンダ
も突然腕にしていたブレスレットが絞まり初めて苦しむ事に
なる。

メリンダは彼女のことが気になり、施設を訪ねる。
施設長のスティーブ・ウィラーに対してジュリーの事を尋ねる
が、州の保護下にある人物の情報は教えられないという。
仕方なく帰ろうとすると、メリンダはその施設の中にジュリー
が居るのを知る。そして彼女と接触しようとするが、彼女と
目があった途端に突然室内の壁に掛けられていた絵やポスター
が突然落ちてガラスが飛び散るのだった。

デリアは最近寝不足だという。飼い犬のボブが最近夜中に
突然吠え出すことが多いのだという。精神的に不安定なために
ボブを店まで連れてきたという。メリンダには、ボブに取り
憑く犬"ホーマー"の姿が見えていた。
メリンダはデリアに頼み不動産業のツテから、ジュリーの前の
里親だったガーネット家の住所を調べて貰う。

ガーネットの家を訪ねて話を聞くと、長年里親をしているが
ジュリーみたいな子は初めてだという。ドアを壊したり
窓を壊したという。ジュリーは母親と共に各地を転々として
おり、この街には半年前に来たのだという。母親からバス停で
待つよう言われたが、そのまま母親は行方不明になったとし、
責任を放棄して逃げたのではないかと告げる。

ジュリーは自分に霊が取り憑いている事に気がついていない
と感じる。

メリンダは施設を抜け出し街でたむろするジュリーを見かけて
声を掛ける。ジュリーは裏路地に逃げてしまうが、メリンダ
とジムは二人で追いかける。ジュリーは私に関わると怪我する
ので近付かない方が良いと告げる。メリンダは自分の幼い頃
そっくりのジュリーを助けたいと考えていた。

ウィラーがジュリーを引き取りに来る。
恐らく州の施設に入れられることになる事を聞くと、メリンダ
はジムに頼んでウチで面倒を見たいことを語る。ジムはメリン
ダに対してあの子を自分に重ねている事を指摘するが、ジュリー
は私だけでなくジムの助けも必要としていることを告げ、霊が
取り去るまで預かろうと頼む。
ジムが救命士をしているお陰で、予想以上に早く里親の権利
が回って来るが・・・
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メリンダにも霊が見えないケースというのは珍しいかも。

徐々に霊が浮かび上がり具現化していくのはいつものパターン
だけど、最後の方になるまで彼女に取り憑いている物が何なの
か分からない仕掛け。そのお陰でジュリーに取り憑く霊の
意味が分からず興味深い展開になった。

逃げるようにして各地を転々としていたという事から、徐々に
ジュリーが誘拐されている事が明らかになっていく。
13年前のジュリーの誕生日。バレリーには子供が無く、しかも
子宮を失っているとの事から、疑惑が確信へと変わっていく。

ドラマとしては不思議な因縁だけど、既に実母と会っている
というのが最後のサプライズとして面白く写った。
ピアノ好きであるDNAが受け継がれていたのだろうか。

しかし湖の近くで母親は無くなってしまったみたいだけど、
あの場所に何で子供を置いて出向いていたのだろうね。

また今回誘拐した母親は、真実を隠そうとしていたのに光の
元に導かれるというのも変な感じがした。まぁ最後は全てを
告白したので許されたのかも知れないけど、13年間子供を
奪ったことはかなり罪なことだと思う。

一方デリアの犬"ボブ"に取り憑く犬の霊の流れも面白かった。

最後に犬のホーマーが何かに向かって吠えていたけど、
次なる展開の複線なのかな?