ゴースト〜天国からのささやき
Ghost Whisperer シーズン3

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第4話 恐怖のストーカー No Safe Place

脚本/Jeannine Renshaw 監督/Peter O'Fallon
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メリンダは店が忙しい状況の中、ジムとシアターカフェで食事
をする。現在店員の一人デリアの息子・ネッドは
モーガンプラ
イス学院
への入試を控えていて、デリアがフルタイムで働けな
いところも忙しさの要因の一つ。
メリンダは目の前で放映される映画を見て涙するも、ジムは
8度目の鑑賞なのに・・・とあきれ顔。
ジムはメリンダに対し、現在ニューヨークに住む母親が、施術
を受けることになっており、入院の間ニューヨークの家が留守
になることも有って、休暇を取って二人で過ごさないかと提案
する。
そんな折り、一人の酔っぱらい・
シェーンが目の前でトラブル
を起こしているのを見てジムは救出する。
シェーンの近くに女性の霊・
コリーンが居るのをメリンダは
見逃さなかった。コリーンは私がソバにいるという事を彼に
伝えないといけないとし、バラの花を一輪渡してくれと頼む。

一方ジムは酔って倒れたシェーンの介抱をする。
シェーンは強い鎮静剤を服用しており、アルコールと混ぜて
飲んだことで危険な状況に陥る可能性も有った事を知る。
シェーンは誰かに見られているような気がして、気が変に
なりそうだと告げる。
そんなシェーンの元にメリンダは一輪の花を届ける。これは
コリーンから頼まれたものだとすると、彼女は死んだはずで
そんな訳はないという。

シェーンは弁護士をしており、コリーンは研修生として2年間
事務所で働いていたが、デートしてみて異変に気がつき付き合
いを辞めたという。すると彼女は理性を失い始めて付きまとい
始めた人物だという。

メリンダとジムは帰宅する。メリンダはコリーンの事について
何か記事が出ていないか調べるが何もなかった。
彼女は話すときに何か
首を気にするチックが有った事を告げる
と、ジムは向精神薬を使用するとそのような事が起きるという。
メリンダはシェーンの情報を元に、コリーンのストーカーに
ついて調べると、彼女は親密型と呼ばれる部類に該当する事が
分かる。親密型のものは、相手を傷付ける暴力的な行動に
出ることはない事を知る。しかしコリーンがシェーンの事を
心配していた理由に、彼女は違和感を覚えていた。

翌日メリンダはシェーンが勤める弁護士事務所の前に車を
停めて彼が出勤してくるのを待つ。シェーンの元には、コリー
ンから電話が鳴ったり、入り口のドアを開けないようにして
妨害しているコリーンの姿を目撃。メリンダはコリーンに
話しかけて、その行為を辞めるよう説得すると彼女は、毎週
月曜日に彼に対してバラを一輪届ける様告げる。

シェーンのオフィスで話を聞く。
シェーンの同僚の
リチャード・バーンによると、コリーンは
とても良い子だったという。メリンダはシェーンに自分は
霊の姿が見えることを告げ、彼女が死んだ理由について尋ねる。
事故だと聞いたことくらいしか分からないという彼。

メリンダは彼女が住んでいたアパートを調べに行く。
すると部屋の中に有った書類から、実際にストーカーをして
いたのはコリーンではなくシェーンだったこと。コリーンは
このアパートの裏口の階段から落ちて転落死していた事を知る。

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弁護士の男性シェーンに付きまとう女性・コリーンの霊。
果たして彼女は何故彼に付きまとっているのか。

被害者は必ずしも、幽霊に取り憑かれたものではないという
事を示すエピソードで面白い内容だった。

弁護士シェーン役に、コールドケースでリリーの恋人役・
検事役を演じたJosh Hopkinsが演じ、幽霊コリーン役は
グレイズ・アナトミーの看護師オリビア役のSarah Utter
back が出演。

相手が弁護士故に、展開としては気難しいものが有ったし、
どのようにすれば相手の暴走を止められるのか、なかなか
難しい物があったように思う。

目には目を、歯には歯をと言った感じに、違法に入手した
情報を流すことでシェーンを孤立させるという流れとしては
悪くはなかったし、メリンダに協力する形で幽霊を使用する
所など面白い利用の仕方だった。

ただこの流れだけでは、シェーンの事を大した罪には問えない
だろうし、メリンダとしての不安は尽きないような状況だな
と思って見ていたところ、自殺してまでメリンダに付きまと
おうとする異常性を示すのとは逆に、展開としては収まるべき
ところに収まったのかなと思う。

恐いのは幽霊ではなく生きている人間である事を実感させる
ものだったね。

最後に出てきたシェーンの姿。
メリンダには生きているものも死んでいるものも同じに見える
為に、どちらの状況なのか分からなかった。

シーズン1の最後の方の展開の中で、生死を彷徨う人間の姿
が霊として現れたり、消えたりするシーンが有ったことを
思い出す。

そういえば、階段から落下した件って結局誰に責任が有った
のだろうか? 手すりが老朽化していた為に落ちてしまった
だけだったのだろうか?それともシェーンがボルトを緩めてい
た様な形跡は無かったのだろうか?

メリンダ・ゴードン (ジェニファー・ラブ・ヒューイット) 霊能者
ジム・クランシー (デビッド・コンラッド) 救命救急士
デリア・バンクス (カムリン・マンハイム) アンティーク店手伝い
リック・ペイン (Jay Mohr) 教授
ネッド・バンクス (Tyler Patrick Jones) デリアの息子
ティム・フラハーティ (Thomas F. Wilson) ジムの同僚


シェーン・カーソン (Josh Hopkins) 弁護士、ストーカー
コリーン・フィン (Sarah Utterback) 弁護士研修・被害者
デビッド・キャンベル (Dash Mihok) 刑事
リチャード・バーン (Joseph C. Phillips) シェーンの同僚
フランシス (Jodi Hettinga) シェーンの秘書
--- (T Lopez) Thea
--- (Dale Waddington) Hospital Clerk


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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