ゴースト〜天国からのささやき
Ghost Whisperer シーズン3

http://www.ntv.co.jp/ghost3/





第14話 ジャスティンの秘密 The Gravesitter

脚本/John Gray 監督/Fred Toye
--------------------------------------------------------
メリンダとデリアの話を聞く。
ネッドが家に女性を連れてきたので心配していたが、ボクには
合わない女性だとして別れたのだという事を聞いて、ホッと
したというデリア。
そんな中、メリンダの店に
赤いペンキでイタズラ書きがされて
いるのを目にする。そこには"魔女"と書かれていた。

ペイン教授の元に行くと、恐らくインターネットのblog
"真実を
暴け!"
ジャスティンの仕業ではないかという。彼が記事を
書くことで影響力があるのだという。掲示板ではメリンダの事
で盛り上がっているとの事だった。そこには奇妙なことが起こる
店だと書かれていた。あれほどジャスティンとは何も書かない
と約束したのにと憤怒するメリンダは直接学生寮に住んでいる
ジャスティンの元を尋ねる。
何故こんな嫌がらせをするのか?というメリンダに対して、彼は
真実を提供しているだけだとし、今までメリンダは数多くの人
を助けてきたのだろうという。しかしメリンダは世間に知られ
れば、生活が立ちゆかなくなるとして、これ以上の詮索は辞める
様告げる。しかしそれは無理だとして、ジャスティンは辞める
気配がなかった。
ジャスティンはメリンダを追い返した跡に、
部屋の中の荷物
が全てひっくり返っている
ことに気がつく。

ジムにも相談すると彼も心配していた。
あまり酷いようならば警察に知らせるべきだとし、大抵は
身近な人がやっているので気をつけろという。

翌日にも店には
不気味な羽の付いた女性のようなマークが
ペンキで塗られている
のを知ると、メリンダは手口が徐々に
エスカレートし始めていることに不安になる。デリアは、
妙案があるとし、家からビデオカメラを持ってきて防犯用に
設置してみる。

一方ジャスティンの元には下の階の学生から苦情が来る。
夜中にガタガタさせるのは辞めろという。ジャスティンは
身に覚えがないことを告げるが・・・気がつくとジャスティン
の部屋の荷物は全てひっくりかえっていた。

翌日もメリンダの店には
"人殺し"とペンキで書かれていた。
すぐにビデオテープを調べてみると、ジャスティンの姿がハッ
キリと写っていた。メリンダはそのVTRをもってジャスティン
の元を尋ねると、犯行を否定する彼に全ての真実を話せと追求
する。しかしそれでもジャスティンは知らないと言い切る。
ジャスティンの部屋には
"カルバマゼピン"と書かれたクスリが
有るのを見かける。

ペイン教授に相談に行くと、ジャスティンは夢遊病なのではな
いか?という。不安とかストレスを感じるとそういう症状になる
事が有るという。彼のことを避けるべきなのかそれとも助ける
べきなのか分からないとし、何を隠しているのか探り出す
必要が有るという。

メリンダはジムに相談すると、彼が持っていたクスリは痙攣を
抑制するためのものだと知る。霊とは関係なく病気なのでは
無いか?という。
メリンダはそれを知りジャスティンの元に行くと、助けたい事
を語り協力を申し出るが、彼は手術できない所に動脈瘤が有り
もうすぐ亡くなる事を告げる。自分には兄と姉が居るが、話せ
ないという。メリンダは部屋の荷物が逆になっている理由を
尋ねると、ジャスティンはメリンダに死者と話すことが出来る
のか?と尋ねる。

--------------------------------------------------------

メリンダの能力のことをかぎ回るweb記者をしているジャスティ
ン。メリンダの店に変なメッセージを送って嫌がらせをするのは
彼だと思い接触するが、彼は身に覚えがないとしてそれを
否定する。彼にもまた人には話せない秘密があった。

一番メリンダにとってはやっかいな相手だなと思っていたけど
ここで亡くなってしまうという事はある意味では都合が良いの
かもという感じ。

死んだものに幽霊が取り憑くと言うことで、展開としては
随分とややこしい感じがしてくるし、何が何だかよく分からない
物が有ったけど、結果的には一連のエピソードを通して、
再びこの街の地下にある謎の力という物を改めて感じさせる
様な流れだった。

しかしジャスティンは何故メリンダにイタズラしていたのだろ
うか。これも亡くなったジュリーが仕向けていたことなのか。

ジュリーが亡くなったのは自分の責任でもあるし、ジャスティン
を恨みに思っているのは完全に筋違いな所があると思うのだけど
結局ジャスティンの心残りは、兄姉に対するメッセージだったの
かな。

男性は大学時代は夢遊病のように酒を飲んだりする事を自慢の
ネタに話すとか言っていたけど、そんなものなのかな。

しかしジャスティンが死んだことで、メリンダが何かしたのではないか
とする世論が生まれてきたりはしないのだろうか。

メリンダ・ゴードン (ジェニファー・ラブ・ヒューイット) 霊能者
ジム・クランシー (デビッド・コンラッド) 救命救急士
デリア・バンクス (カムリン・マンハイム) アンティーク店手伝い
リック・ペイン (Jay Mohr) 教授
ネッド・バンクス (Christoph Sanders) デリアの息子
ティム・フラハーティ (Thomas F. Wilson) ジムの同僚
ガブリエル・ローレンス (Ignacio Serricchio) メリンダ義兄

ジャスティン・イェーツ (Omid Abtahi) ゴシップサイト
アンディ・イェーツ (Assaf Cohen) ジャスティンの兄
ジュリー・アンダーソン (Katie Lowes) ジャスティンの恋人
デヴ・イェーツ (Katherine Kamhi) シャスティンの姉
ピート・リチャードソン (Grainger Hines) 刑事
ブレンダ (Margaret Easley)
ジョシュ (Brent Tarnol) 文句を言いに来る人
10歳の頃のジャスティン (Sam Gregory)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system