ゴースト〜天国からのささやき
Ghost Whisperer シーズン3

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第15話 恐怖の裏にある真実 Horror Show

脚本/Jeannine Renshaw 監督/Ian Sander
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メリンダはペイン教授から、元ビジネススクールの学長の娘で
自分の恩師ベンの娘であるカイリーの事をメリンダの店で雇っ
て欲しいと頼む。
メリンダはペインも含めて三人で店で会うことになっているが
カイリーは時間通りに来ず、メリンダは無責任な子は雇えない
として断ろうとする。するとペインは彼女は訳ありの子だという。

そんなカイリーはメリンダの店に来ようとする中、
息苦しそうな
声を耳にする。恐怖の余り急いで店へと走ってやってくる。
カイリーは遅刻したことに触れて、こんな人物では雇ってくれ
ないでしょう?とするが、メリンダは彼女の背後に
黒い帽子・
黒いコートを着た人物の霊
を見た事もあり、雇うことを決める。

翌日、メリンダはレシートの山を出してくる。
会計士としてのスキルを習得しているカイリーを雇ったことを
デリアに話すと、その人についてデリアはどんな人なのか?と
尋ねる。彼女は奨学金を再習得するために勉強している子だとし、
霊が取り憑いている事を告げる。
デリアは木曜日は一日仕事に来られない事を告げメリンダも
それを了承する。

カイリーは店にやってくると、メリンダに対してもしかしたら
ペイン教授が無理に頼んだのでバイトに雇ってくれたのか?と
申し訳なさそうに声をかける。しかしメリンダはそれを否定する。
しかしそんなカイリーは突然話をしていると、彼女の周りに
大量のハエが飛び回り、彼女は逃げようとして店の入り口の
ガラスを突き破って倒れてしまう。
メリンダとカイリーは店の人形が"終わらせろ"と話しているの
を見てしまう。

すぐにジムがカイリーの手当にやってくる。
話を聞くとカイリーは最近こういう事がよくあるという。
手当をするために病院に行こうとするが、彼女はそれを拒否して
急いで帰宅してしまう。

カイリーの元に取り憑いている霊は一体誰なのか。
メリンダはペインの元に行くと、その事を尋ねる。
父親・ベンは4年前に、カイリーが大学入学する直前に亡くなっている
という。祖父は経済学部を創設した人物で、父は世界銀行で
役員を務めていた事も有る人物、兄も大学を主席で卒業したと
いう一家だった。

メリンダはカイリーの元に行くと最近身の回りで亡くなった人
は居ないか?と尋ねる。何か苦しそうな息づかいを聞いたと告げ
メリンダはカイリーにもそれが聞こえたでしょう?と尋ねる。
異変が起きたのは数ヶ月前の事で、奨学金を取り消されたとき
から聞こえ始めたと告げると、メリンダはカイリーに貴方には
霊が憑いている事を告げ、その特徴として黒いコートと帽子を
かぶっている人物が見える事を告げる。
更にハエのこと、しゃべる人形のこと、苦しい息づかいに関して
何か関連したことを知らないか?と尋ね、人形はカイリーに
向けて終わらせろと言ったことを告げる。メリンダは霊に関して
カイリーの力になりたいことを告げるが、私の周りでは誰も
死んでいないとし、父の可能性もないという。父のことは口に
しないでとカイリーは憤り、アルバイトも辞めるとしてメリンダ
と距離を取ってしまう。

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カイリーの元に現れる霊は、"終わらせろ"として彼女に迫って
くる。メリンダはカイリーの力になろうとするが、彼女は
身の回りに亡くなった人物は居ないとしてそれを拒否するが・・

元々ホラー映画のようなドラマだけど、そのドラマの中でも
ホラー映画にこだわり撮影する人物が亡くなったという事で、
展開としてはややこしい感じのしてくる内容だった。

メリンダはホラー映画を見る以上に恐いことを体験している
のに今更ホラー映画を見ても恐いとか感じることはあるのだろ
うかと小一時間。

「ラストサマー」「13日の金曜日」「ブレアウィッチプロジェ
クト」「エクソシスト」「パペットマスター」「チャイルドプレ
イ」
そして日本の映画なんかも引き合いに出されていた。

カイリーが恐怖を感じていたのは「エクソシスト」であり、
神父が亡くなる父親の前に来たときの光景が今でもトラウマ
として存在している様子。
カイリーにとって父親が最後に残した言葉の意味を知らしめる
という意味では良い感じの流れだけど、正直、トビーがカイリー
に化けて出てくる意味が全く分からない事も有り、何というか
もの凄くお節介を通り越して迷惑な奴だなって感じの流れだった。

死んでから告白するという流れもまぁ悪くはないけど、ひたす
らトビーがウザかったかも知れない。

ペイン教授が血の付いた人形にスキッピーと称して、話しかけ
る所が笑えた。メリンダと似ているから間違えたみたいな感じ
のジョークは良かったな。

トビー演じたJonathan Murphyは「ホームタウン 〜僕らの再会〜」
でロニー役として出演。イギリスのドラマのハリウッドリメイク
版の「ニューヨーク1973」ではスケルトン刑事役で出演して
いる。

メリンダ・ゴードン (ジェニファー・ラブ・ヒューイット) 霊能者
ジム・クランシー (デビッド・コンラッド) 救命救急士
デリア・バンクス (カムリン・マンハイム) アンティーク店手伝い
リック・ペイン (Jay Mohr) 教授
ネッド・バンクス (Christoph Sanders) デリアの息子
ティム・フラハーティ (Thomas F. Wilson) ジムの同僚
ガブリエル・ローレンス (Ignacio Serricchio) メリンダ義兄

カイリー (Leah Pipes) 奨学金を取り消し
トビー・ベイツ (Jonathan Murphy) 24歳、ホラー映画制作
--- (Corin Nemec) Masked Man
ブルース・ウォータース (Ian Nelson) カイリーの友人
--- (Tania Verafield) 女優
サンドラ (Christine Barger)
ベンジャミン・スローン (J. Michael Flynn) カイリーの父親
--- (Margot Rubin) Screaming Girl
--- (Franklin Dennis Jones) 司祭
--- (Nadia Ayuyu) Grudge Girl
--- (Johnny Cley Rivers) Hippy

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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