ゴースト〜天国からのささやき
Ghost Whisperer シーズン4

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9 Jan. 2009
第11話 魂のSOS Life on the Line

脚本/Melissa Blake、Joy Blake
監督/Kim Moses
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サンブライヤー不動産デリア・バンクス
(www.4225AvalonCircle.com)
は郊外の豪邸の売り家として看板を建てる。幸せな一家である
バンクロフト家が棲んでいたが、この度家を売る事になり、
売れたら相当額の手数料が入るとしてデリアも期待していた。
しかし
家財道具一式を残して行くなんて不自然ではないか?と
いうネッド。しかも壁に飾られている家
族の写真まで置いて
いくのは違和感
を覚えるが、デリアは内装を変えて、家族写
真が飾られていた場所にはメリンダに頼んで絵を飾るという。
バンクロフトが取りに来るとも限らないので、写真を外して
保管しておくとい。デリアは所用で一時間ほど家を留守に
するので、それまでにネッドに
庭の芝刈りをして置いて欲しい
と頼む。物置小屋の中に芝刈り機があるとして、鍵を渡すと
豪邸は鍵を閉めて中には入れない様にする。ネッドは仕方なく
物置小屋に行くと芝刈り機にまたがり早速芝を刈っていくが、
そんなネッドを見つめる傷ついた少年・ジョシュの霊の姿が
有った。

911にダグから助けを求める電話が入る。
場所は
アヴァロンサークル4225。芝刈り機によって轢かれたの
だという。

メリンダとデリアは再びバンクロフト家に戻ってくると、辺り
が騒然としている事に驚く。デリアはネッドが怪我したのかと
思い息子を捜すが無事だった。救命士のボビーによると、
救急要請の通報が有り駆けつけたのだという。ネッドは自分は
そんな連絡はしていないとし、豪邸の中には鍵がかかっている
ので入れない事を告げる。しかし誰かが通報した事には間違い
ないとの事だった。
メリンダはそこに血まみれになったジョシュの姿を見つけ、
恐らくこの家で過去に起きたことで、通報したが助からなかった
霊が居るとデリアに語る。
デリアは取って置いたバンクロフト家の家族写真を見せると、
次男のジョシュ(14歳)が霊として現れていた事を語る。
売却委託の書類を見たが敷地内で死人が出たなんて書かれて
いなかったというデリア。
メリンダはインターネットで記事を検索すると、あっさりと
二年前の記事が出てくる。そこでこの家のジョシュが死亡して
いることの情報を得る。
電話回線を繋げたことと、芝刈り機を稼働したことで霊が
呼び覚まされたのだとし、とりあえずメリンダはジョシュ本人
に死んだ事を伝えて光に導く事を語る。デリアももうすぐ
オープンハウスとして豪邸を客に披露するのでなんとか解決
して欲しいと頼む。

そんな中メリンダはサム(ジム)が電話しているのを目にして
気になる。もしかしたら指輪を渡す相手が見つかって会話して
いるのか。
メリンダはさり気なくサムに話を聞くと、妹のジョーダン
会話していた事を告げ、自分の彼女について聞いていた事を
語る。
サムはメリンダに対して一つ尋ねたいことがあるとし、旦那
と出会ったときにピンとくるものが有ったのか?と尋ねる。
サムはニコルという彼女がいて8年間付き合っていた様で、
結婚するか決別するかの選択に迫られていたようだとし、
しかし迷いつつもここに引っ越してきたというのであれば、
自分としては決別を選んだのではないか?と考えているという。

デリアは物件について弁護士に話すと、追求するのであれば
委託販売を辞めると脅されたという。同僚の話では家の主人が
芝刈り機を運転していた様で、次男をひき殺してしまった様
だという。それで夫婦は離婚し、長男のデヴィンも遠くナイロビ
ストラスモア大学に進学したのだという。

そんな中、ボビーから再び通報があったという。
しかも昨日の通報と一言一句同じだった事を聞く。
メリンダはジョシュに逢いにいき力になると告げるが、
ジョシュは
"間違っている、逃げられないのに逃げているだけ"
だと言い残して消えてしまう。

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売りに出た豪邸に少年の霊が出てくる。
電話回線をつなげた途端に家から助けを止める電話が繰り返し
鳴り続ける中、果たしてこの家で起きたこととは一体何なのか。

ゴースト的には特に目新しいエピソードという感じでも無かった。
誤って次男を死なせてしまったのは父親ではなく長男であり、
しかも長男の責任とするにも少々問題がある感じの過去のエピ
ソードが待ち受けていた感じ。

亡くなった少年自らの過失っぽい一面を見たことで、助けを求
めているのが次男ではなく、実際には長男の叫びだったとする
辺りが何ともいえない味付けとなっている。

また次男自分のせいで一家が離散したことに関して責任を感じ
ているという所なのだろうか。

珍しいパターンとしては、亡くなったジョシュ少年は二度目の
光を見ているという点。一度は光に入ろうとしたのだろうか。
ジムがしたように無理矢理現世にとどまるという選択が出来る
のかという興味も沸いてくるものが有る。

メリンダとサム(ジム)の件では、サムが自分探しを始めてしま
ったという事でメリンダとしては心中穏やかではない感じか。
ニコルという女性がいたこと。ただこの女性からは全く連絡が
無いという不自然さは有ったけど、留守電には一応応答のメッセ
ージが有った。ただそれ以上でもそれ以下でもないので、
正直サムとの関係を見限っているのかも。

サムの行動とは余所にジムとしての一面も顔をのぞき初めて
いる。救命士としてのスキルだったり、撃たれたときの衝撃を
感じてどう思うのか。サムとしての脳みそは死んでいるのだろう
から、ジムとして生きて欲しい感じもするけどね。

メリンダ・ゴードン (Jennifer Love Hewitt) 霊能者
ジム・クランシー (David Conrad) 救命救急士
デリア・バンクス (Camryn Manheim) アンティーク店手伝い
ネッド・バンクス (Christoph Sanders) デリアの息子
ティム・フラハーティ (Thomas F. Wilson) ジムの同僚
ガブリエル・ローレンス (Ignacio Serricchio) メリンダ義弟
イーライ・ジェームズ (Jamie Kennedy) ロックランド大・心理学者
サム・ルーカス (Kenneth Mitchell) 交通事故死、ジムが体に乗り移る

ボビー・トーチ (Dariush Kashani) 救命士
ダグ・バンクロフト (Kyle Secor) 父親
ジョシュ・バンクロフト (Wyatt Smith) 次男、芝刈り機で・・
デヴィン・バンクロフト (Ryan Kelley) 長男
エレナ・バンクロフト (Sharon Lawrence) 妻
--- (Nicole Pettis) 911 Operator
--- (Monica Young) Police Officer
--- (John Donahue) Paramedic
--- (Alex Daniels) Police Officer
--- (Eli Jane) Cafe Waitress
--- (William Ramos Jr.) Cafe Patron

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