ゴースト〜天国からのささやき
Ghost Whisperer シーズン4

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Mar. 13, 2009
第18話 奇跡を信じて Leap of Faith

脚本/Laurie McCarthy、P.K. Simonds
監督/Ian Sander
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メリンダは自分の記憶と戦っているサム(ジム)に正直に話す。
貴方の記憶は貴方のモノでは無く、ジムのものだと。すると
ジムはメリンダを異常扱い。これ以上の説得は無駄だと感じた
メリンダはジムにこのガレージから出て行ってくれと語る。

ジムは何度もメリンダに電話するが電話に出ることはなかった。

メリンダはデリアと話し合う。
彼から現実を見ろと言われたこと。彼がジムならば私の事を
信じてくれたはずだという。でも証拠が欲しい、時間をくれの
一点張りで全てを打ち明け、
記憶の中の証拠も見せたのに
信じようとしないのでもう無理
だという。しかしデリアは、
これまで信じてきたことを全て捨てるのはもの凄く大変な事
ジムの気持ちも分かるという。しかしメリンダにはもう出来る
事は無いと感じていた。もしかしたら今のジムの事は愛して
いないのかもしれないという。私が愛していたジムは今のジム
からは芽生えないかも知れない。私への信頼感を持つ彼が好き
だったのだと。

メリンダは自宅には戻らず店で作業をすると一人で店にいく。
すると奥で人の物音が聞こえる。
そこには一人の男・ベンが地下道を通って来ていた。ベンは
こんな事をするつもりはなかったとして地下道に戻っていく。
するとそこに精神科医のDr.バード(霊)が現れる。
バードは
"あそこには他にも居る、これでも安全と言えるのか?"
と意味ありげに語り始める。

メリンダはイーライにこの事を相談する。
地下から迷いこんできたベンという男性のこと。
恐らくバードが操っていた人物。地下室をふさいだ方が良いの
か。しかしバードはあそこには他にもいることを言っていたと
告げる。ベンとは一体何者なのか。霊ではなく実在する人物だ
ったことを告げ、
水道電力局の服を着ていたので、すぐに
身元は分かるだろうという。

イーライはベン・ティルマンの元を尋ねる。
あそこで何をしていたのか尋ねると、配水管の整備をしていたら
奥で点滅していたので見に行っただけで、気がついたらあそこに
いたのだという。色々と分析医にもかかったが、記憶が逝かれて
いる事を語る。覚えている事が飛んでいたりあるハズのない事が
思い浮かんだりしているのだという。経験したことのない話を
知っていたりすると。
話を更に聞くと、彼は
三年前のパーティーのバルコニーで
一度は亡くなっているらしいが、蘇生した後に自分が誰なのか
分からなくなった
という。俺には関わらない方が良いと語る。

メリンダはDr.バードを捜すと、彼はジムと同じで
"引き継ぎ"
人物なんでしょ?と刀。魂が抜けた後に体に入り込んだ霊のこと
だった。

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メリンダの前に現れるベンという男性は、なんとジムが現在
経験している死んだ後に体の中に別人が乗り移る"引き継ぎ"
を行っている人物だと判明。心と体の違いに違和感を覚えている
ベンに対して助言していくが、背後にDr.バードに居る事を
知って不審に感じていく。バードは他にも沢山居るとの事だ
が・・・

今回は特に今までのパターンで霊を救うという感じのエピソード
ではなく、ジムと同じ経験をしている人物を登場させることで
この世の中にはジムと同様の人物が居るという事を示した流れ
だった。それと同時にバードの存在意図と彼がやろうとしている
意図が判明して、一つの結論に達した様だ。

バードはもっと複雑で気難しい人物だと思っていたけど、色々と
自分と同じような境遇の人物を見て、安全だと分かれば自分も
この世に留まるために人の体に乗り移ろうと考えている様子。

ベンに対して、昔の人生とは違う人生を歩むべきだとして、
セカンドチャンスに言及するけど、ジムに対しては自分の傍に
置いておきたいとするようなちょっぴり都合の良い感じの
エピソードにも思える。

結局ジムが受け入れようとしていたのか分からないまま、
再び死を意識するような体験をさせる事で、記憶を蘇らせて、
完全に体の乗っ取りに成功みたいなスナッチャー状態。
鏡を見て「なんじゃこりゃー」と思わず、松田優作ばりの
セリフを吐いて、今まさに現実を受け入れろとばかりの展開が
用意されている。

それにしても地下道がよく分からないことになってる。
場面設定が今までとまるで整合性はないし、「エイリアン4」
みたいな舞台が用意されていて、ここは何処?みたいな感じに
なっていた。


■使用された曲

・The Scriptの"The Man Who Can't Be Moved"
・Phillip LaRueの"Found"

メリンダ・ゴードン (Jennifer Love Hewitt) 霊能者
ジム・クランシー (David Conrad) 救命救急士
デリア・バンクス (Camryn Manheim) アンティーク店手伝い
ネッド・バンクス (Christoph Sanders) デリアの息子
ティム・フラハーティ (Thomas F. Wilson) ジムの同僚
ガブリエル・ローレンス (Ignacio Serricchio) メリンダ義弟
イーライ・ジェームズ (Jamie Kennedy) ロックランド大・心理学者
サム・ルーカス (Kenneth Mitchell) 交通事故死、ジムが体に乗り移る

バード (Michael O'Keefe) 医師・精神科
ベン・ティルマン (Mark Pellegrino) 配管工
アン・ティルマン (Stephanie Michels) ベンの妻
サム・ブレア (Ion Overman) 刑事
クラリッサ・ウェッブ (Chad Morgan) "C.C"、ベンの元妻
--- (Arnell Powell) Bike Shop Owner
アンドレア・マリノ (Aisha Tyler)
--- (Patrick Weil) Townsman

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