ゴースト〜天国からのささやき
Ghost Whisperer シーズン4

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Apr. 24, 2009
第20話 哀しみの愛憎劇 Stage Fright

脚本/Mark B. Perry
監督/Eric Laneuville
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ジムとメリンダは仕事もせず、三日間家の中で二人でイチャ
付き合っていた。ジムはこれから
オーシャンシティにでも行って
楽しまないか?とするが、既に三日間もデリアに店を任せっきり
なのでメリンダとしては気が引けていた。しかしまたジムと
話が出来る日が来るなんて信じられないと告げる。もう離れる
事は無いとジムは語る。

そんな中、アンティーク店では人が多数来ていた。
デリアに事情を語ると、現在ソープオペラの
「ホープス・エッジ」
の撮影隊がこの町に来ており、脚本家でクリエーターのカリー・
オキーフ
と、チーム助監督のダフ・ファラデーが店の内装の
件で話し合っていた。デリアはメリンダにこの店を使いたがって
いる事を告げる、店の良い宣伝になるので使わせたらどうか
と告げる。そんな中、店に主演男性のグラント・ハーパー
やってくると、デリアもジムは大喜びする。メリンダはドラマを
見た事が無かった為に説明を受けると、彼はドラマの中で
外科医
のDr.ホールデン役
を勤めていて、最新シリーズの
シリーズ10では
ホールデンは脳腫瘍のために時々記憶が飛んで悪い一面が
現れる
のだという。
グラントとカリーから、
ロックランド大でホープス・エッジ
の夕べと称したイベントをやるのでメリンダたちにVIPパスが
渡される。メリンダは店が撮影で使われる間、商売が出来なく
なると困るとするが、きちんと保証金は支払うと言われ、その
額を見たメリンダは快く店を使う事を許可する。

デリアとメリンダそしてジムは大学の講堂に行き、イベント
に参加する。するとイーライもまた客席にいた。母親がこの
ドラマのファンなのだという。
ダフが歯科医を務める中で、連ドラに出演している二人が
登場する。Dr.トロイ・ホールデン役のグラントと、セレステ・
バーリントン役のスザンヌ・ゼール。脚本家のカリーによると
この舞台でグラントを発掘したのだと聞かさせる。
ホープス・スエッジのファンクラブ・グランドビュー支部代表
ジャネットは壇上にいる脚本家達に鋭い質問を投げかける。
特に彼女が気にしているのは、ホールデン役のグラントが降板
するという噂が流れている真相にあった。カリーは色んな事情
が存在する事を説明する。
最後にスタッフたちは、出演希望者はチケットに裏にその旨
を書いて応募して欲しいと言われる。
会場にはブルックという女性が来ていた。
舞台には霊のマイルズ・メイトランドが現れると、突然「これ
で役者を揃った」と告げ、会場の照明が不自然な方向に光り
始め、誰かが大当たりすると告げる。
メリンダはマイルズの
こめかみに銃弾の跡が有る事を知り、
何者かに対する警告だと告げる。

しかしまだ殺人なのか自殺なのか分からない状態だった。
イーライらと共に霊について話していると、大学の額の中に
霊の写真が有るのが分かる。マイルズ・メイトランドで、
大学のホールの名前にもなっている人物だった。1975年生まれ
で、97年に亡くおり、演劇を専攻している生徒だと分かる。
メリンダは霊に呼びかけると、将来を奪われたのだとして、
真相は奴らに聞けと語る。そういえばカリーはグラントと
ここで出会った事を話していたので、何か関係が有るのではないか
と疑う。

イーライとデリアは共に新品のスーツに身を包んでいた。
二人ともドラマに出たいと考え、着飾って撮影劇場に来ていたので
有る。検索エンジンでマイルズについて調べると、
1997年4月
にロックランド大で22歳の時に亡くなっている記事が発見
される。
300人の観客の前で射殺されたもので、
「デッドトゥーミー」
いう舞台に出演中の事だった。脚本はカリーが担当し、主演は
グラントがしていた事を知る。死因は小道具である
プロップガン
に不具合があり、ブルック・デニスという人物が舞台上で
銃をマイルズに向けて撃っていた。イーライはブルックとは
家の大学で演劇学の教授をしている教師だと語る。

イーライはブレア刑事から情報を集めてくる。
銃身が古くて火薬が普通よりも多く入っていたのだという。事故
に見せかけた完全犯罪なのか。当時事故という事で起訴には
ならなかったのだという。三人が共謀した可能性も有るが、
動機はなかった。しかし10年も前の事なのに何故今更霊が
現れたのかと疑問に感じる。

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メリンダたちの住む町・グランドビューでソープオペラとして
有名な"ホープスエッジ"の撮影が行われることになる。
ファンとのミーティングの席でスタッフたちに取り憑く霊が
居る事が分かり、撮影中のスタッフたちを狙うのではないか
と心配していく。

なんだかよく分からない話だった。
この程度の後悔で現世に残っているとするならば世の中幽霊
だらけになってしまうのではないのかと思わせる。

幽霊があまりに紛らわしい事をして、恨みなのかなんなのかが
よく分からない。

ドラマの中のドラマの役柄・世界観と、それを制作している
脚本家と俳優との現実の関係の中に共通性が有り、それを面白く
反映した内容とも言えなくもないが、基本的に脚本家は実体験
を元に構成している可能性が高く、それが反映されるというのも
極当たり前な気はしてくる。

唯一の収穫は、忘れかけていたメリンダの赤ちゃんネタがここに
来て復活したことかな。
ジムが亡くなる前に出来た子で、現在妊娠8週目。
今の父親とは違う顔の子が生まれてきてしまうという事で、
子供にはどう説明していくのか気になるぞ。

亡くなった男性俳優・マイラス役を跳べ!ロックガールズ
〜メダルへの誓い
のデイモン役のJohnny Pacarが演じている。


■使用された曲

・Lily Allenの"22"
・Minnutesの"Le Fantasy"
・Augustanaの"Sweet and Low"


■検索用キーワード

・スナブノーズ
・愛は一瞬で憎しみに変わる
・こめかみの銃弾 舞台メーク
・ニューヨーク 上演 主役がグラントからマイルズへ
・ロックランド大 アーティスト・イン・レジデンス
・メリンダの口から"嘘" 緑色 粘液
・セクシー検視官その2 メリンダ エキストラ 没

メリンダ・ゴードン (Jennifer Love Hewitt) 霊能者
ジム・クランシー (David Conrad) 救命救急士
デリア・バンクス (Camryn Manheim) アンティーク店手伝い
ネッド・バンクス (Christoph Sanders) デリアの息子
ティム・フラハーティ (Thomas F. Wilson) ジムの同僚
ガブリエル・ローレンス (Ignacio Serricchio) メリンダ義弟
イーライ・ジェームズ (Jamie Kennedy) ロックランド大・心理学者
サム・ルーカス (Kenneth Mitchell) 交通事故死、ジムが体に乗り移


カリー・オキーフ (Kellie Martin) "ホープスエッジ"脚本家
ダフ・ファラウェイ (Patrick Breen) 助監督
グラント・ハーパー (Thad Luckinbill) "Dr. Troy Holdon"役
ブルック・デニス (Amelia Heinle) ロックランド大・演劇教授
マイラス・メイトランド (Johnny Pacar) 幽霊、当時22歳
スザンヌ・ゼール (Lesli Kay) "Celeste Barrington"役
--- (Fay Hauser) Doctor
ジャネット (Ursula Burton) "ホープスエッジ"ファン支部長
--- (Jeremy Roberts) Camera Grip
--- (David Carpenter) Sound Guy
--- (Teddy Lane Jr.) Uniformed Cop
--- (Kevin Covais) P.A.
--- (Mohammad Kavianpour) Audience Member
--- (Patrick Weil) Townsman

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