ゴースト〜天国からのささやき Ghost Whisperer シーズン5 http://www.dlife.jp/lineup/drama/ghostwhisperer_s5/

Oct. 9, 2009
第3話 禁断の恋 Till Death Do Us Start

脚本／ Mark B. Perry
監督／Gloria Muzio
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エイデンはこの日クレヨンで絵を描いていた。
親子で手を繋いでいるような絵。
メリンダはジムの働く病院にいくと、エイデンは父と同じ医者
を目指さずに郵便局員・ポニー・エクスプレスの職員になると
言っていると語る。テレビで昔の西部劇に影響を受けたみたい
だと語る。
そんな中、レイ・ジェームズはケイシー・サリバンに付き添わ
れて病院に来る。レイは単なる胸焼けでケイシーが作った
ヘルシー料理にウンザリしているんだという。キノアの炒め物
が当たっただけだとするが、先ほどビッグサイズのホットドッグ
を食べて居た事を指摘される。メリンダは二人を見てイーライ
の父だと知り声を掛ける。ジムはレイにどうかしたのかと尋ねる
と、単なる消化不良だという。しかしケイシーは息苦しいと
言って胸が痛いと話していたことを告げると、ジムは、左腕に
しびれが出たり、顎に痛みは無いか?と尋ねる。そんなの年を取
れば誰にだってあるというレイ。ジムは肝動脈疾患による心臓発作
の恐れが有るとして、急いで検査するよう告げる。

一方ケイシーから連絡を受けイーライが病院に駆けつける。
ケイシーはそろそろお父さんにはスクリーンドアキング(網戸店)
を引退してもらわないとダメだと語るが、父の生き甲斐だと
してなかなかそれを言い出すのも難しい事を告げる。

そんな中メリンダはその先にいる女性の霊が自分の事を手招き
している事を知る。彼女に逢うと、なんと女性はイーライの
亡き母親・エヴェリンだと知る。既に7年前に他界しているハズ
なのに、光の中に入っていないのか?と問う。イーライには
声を掛けないのか?とするが、エヴェリンは息子には声を掛けづ
らいとして、母親に取り憑かれているなんて思われたら息子も
嫌だろうと告げる。エヴェリンはレイはもうすぐ私と同じ世界に
来る事になるとし、あの子は父をすぐに光の先に送ろうとするが、
絶対に上手くは行かないのだと語る。メリンダにレイを光の中に
送って欲しいと頼む。しかもイーライには自分と逢ったことを
内密にして欲しいと告げる。

イーライはケイシーと会話する中で、レイの姿が見えると、
父が亡くなった事を知る。それと同時にジムが検査中に亡くなっ
たとの告知をされる。

イーライはメリンダたちと軽くワインを飲んだ後、今夜は帰って
遺言状を読んで葬儀の支度をしなければならないと語る。
父とはあまり関係が上手く行っていなかったというイーライ。
父は自分に店を継いで欲しかった様だが、セラピストの店を
歩んでしまったこと。更に霊の声が聞こえる様になったことを
話したら、殆ど口も聞いてくれなくなったという。しかし
先ほど病院で父は母親の霊に逢いたいと言って居た事を告げる。

メリンダはエイデンが書いた絵をイーライに見せる。
するとこれはイーライと父親が手を繋いでいる絵で、湖の近く
に有る小屋を指しているのだという。イーライは昔別荘が合った
事を告げ、幼馴染みのケイシーとは家族ぐるみの付き合いを
していたので、毎年別荘に行っていた事を語る。しかし何故エイ
デンがそれを知っていたのか。また絵には不可解な赤いマーク
が書かれていた。"止まれ"の道路標識か何かなのか?とするが
その意味は分からなかった。

イーライは何故エイデンがこれ程詳しく、また父親が今日亡くなる
事を予期していたのか不思議に感じる。母はこの別荘で動脈留
が破裂し亡くなったのだという。倒れて居るのを別荘の管理人で
あるピルニック夫人が知らせてくれたのだという。
メリンダはイーライに良心は仲が良かったのか?と尋ね、母親の
親戚で何か起きていないか?と尋ねる。イーライは父親が亡くなった
のに何故母のことばかりを聞いてくるのか?と疑い、真相を
正すとメリンダは病院でイーライの母の霊に逢った事を語る。
しかし父親の事を光の中に導いて欲しいと言ったこと。一緒には
行きたがらない様子だった事を告げる。
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相変わらずメリンダとジムの息子がインスピレーションから
クレヨンで絵を描く中で、それがイーライと父親のことだと
分かる。そんな折り、イーライの父・レイが突然病死して
しまう。イーライと父親の関係はあまり上手く行っては折らず、
更には家族ぐるみで付き合っていたサリバン家とは複雑な関係
である事を知っていく。

現在Dlifeで「グレイズ・アナトミー3」が放送しているので、
今回出演しているアン役のDebra Monkさんをやたらと目に
する。グレイズ・アナトミーでは、ジョージの母・ルイーズを
演じている彼女。

イーライの母・エヴェリンを演じているChristine Estabrook
は、「デスパレートな妻たち」のシーズン1の頃に怪しさを
醸し出していたマーサ・フーバーを演じていた。

相変わらず幽霊がややこしい行動を取る。
生前言えなかったこととは一体何なのか。
墓まで持って行くのが二人だけの秘密のハズが、墓よりも先の
世界があるのだから幽霊にとってもたまらない。

そもそも今回の霊の行動は、冒頭からどちらの霊に非があるの
かなかなか分からないものがあった。最初に接してきたのが母親
側の霊で、父親の霊を避けていたことから、完全に浮気して居る
のは父親側だと思っていた。

イーライの家族を扱ったもので、ネタがなくったのか?と思わせる
ものが有るし、イーライの父・レイは意外と陽気な姿がある
所を見ると、そんなに悪い関係には見えない所が有ったかも。

なんとなく二人の女性がレズっぽく見えないところがあって
違和感しかなかったけど、展開上捻りにひねった格好だった
のかな。

浮気して居た相手が徐々に想定していた人物とは違う事が判明し
更には父親が何故ケイシーとイーライの関係を阻止しようとして
いたのかが疑問として浮上していく。
サプライズ感を露わにする為にも、レズビアンだったとのオチにも
見えたのだけど、男同士で何とか話合いを持てなかったのか?
という気もする。

イーライとケイシーの関係は良い感じだけど、ケイシーは今後出演
する予定が無いね。
そしてエイデンのヒントも悪くは無いのだけど、なんとなく都合が良すぎる
感じも受ける。

■使用された曲

・Beth Scaletの"In the Daylight"
・Cyndi Lauperの"True Colors"
・Fountainheadsの"All I Want"
・Nina Simoneの"If I Should Lose You"