ゴースト〜天国からのささやき
Ghost Whisperer シーズン5

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Dec. 4, 2009
第10話 守りたい想い Excessive Forces

脚本/Stephanie Sengupta
監督/Kenny Leon
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メリンダはジムと喫茶店で待ち合わせする。
失踪以来エイデンに留守番をさせるので心配で遅れてしまった
というメリンダ。デリアが一緒だから大丈夫だというジム。
あれ以来カゲは現れては居ないが、油断するのを待っている様
な気がして怖いのだという彼女。
そんな中待ち合わせしているもう一人、イーライが遅れている
為に電話すると、教授会で揉めていたので遅れているという。
もうすぐ到着するというが、突然
イーライはサツにパクられた
と告げる。メリンダはすぐに
テールランプが壊れているからで
しょと告げる。
メリンダとジムが居る喫茶店からイーライの車がパトカーに
よって停められるのを目にする。ジムは特等席で面白いものが
見られそうだと悪のりする中で、メリンダはパトカーの後部座席
に居る霊を目にする。
刑事の名前はジム・ラムジー。メリンダは店を出てイーライの
元に近寄るとイーライに霊がいる事を報告する。すると霊は
突然刑事に対して
"こいつは人殺しだ"と語る。

翌日、イーライはアンティークショップにやってくる。
イーライはブレア刑事から話を聞いてきたとするが、メリンダ
の方が既に詳細を掴んでいた。容疑者を射殺した件で、ラムジー
は6ヶ月間、休職しているのだという。しかし数週間で復帰して
いるとのこと。しかしブレアによると射殺したのはラムジーの
相棒のサイモン巡査の方で、被害者はトッド・モレスコだった。
薬物依存症の男で銃を向けられたラムジーを助ける為に
サイモンが容疑者に発砲したものだった。

メリンダは自警団の為という名目で警察に資料を取りに行く。
そのついでにサイモン巡査から色々と話を聞く。
容疑者を射殺した件で辛いのではないかとするが、仕事として
割り切っているとし、悩んでなど居ないという。正当防衛で
有り、寧ろラムジーの方がショックを受けており、自ら休職を
申し出たのだという。ラムジーが突きつけられた銃は、ラムジー
本人の銃で、容疑者を車から出す際に奪われていたものだと分
かる。警察官にとっては屈辱的なことだと。サイモンは特に
自分は職務で一度も発砲をした事がないのが自慢だったのだと
いう。
そんな中ラムジーのデスクに座る女性の姿を目にする。
彼女はラムジーの娘・アン・マリーで高校生だという。毎日
学校から帰宅する際には強制的にここに来させられるのだという。

メリンダは警察署から出ると自分の車がレッカー移動されて
いるのを知る。
彼女は帰宅すると何故か車がレッカーで運ばれた事をジムに
話す。車検の更新もちゃんとしているのにレッカー移動される
何て変だという。するとラムジーの事を聞き回っていた時に
メリンダの車が押収されるなんて不自然だとし、もしかすると
これはラムジーからの警告なのかも知れないと語る。くれぐれ
も気をつけろとジムは語る。

夜中寝ている際にメリンダは外で車の音を聞く。
何者かがラムジー邸から車で走り去っている幻視が見える。
すると突然メリンダの前に霊が現れ
"ヤツは復讐を果たした"
のだと語る。

メリンダは病院にいるジムの元へ。
霊の正体はディラン・ヘールという
グランドビュー高校の生徒
だった事を語る。幻視で見た生徒で、記事によると
スケートボー
ドで転落した事による打撲が死因
だという。ディランの事を
ERに運んできたのはラムジーならば、死因を偽っている可能性
も有るという。ラムジーはまだ射殺事件でのトラウマを引きず
っている状況で危険な精神状態だったのかも知れないと語る。

ジムはメリンダの変わりに車両押収所に車を取りに行く。
するとベンという職員から手違いで車をバラバラにしてしまっ
たのだという。車は薬物捜索の対象となっていた為に、全ての
パーツをハズして調べてしまったとのこと。全て警察側で弁償
するとのことだった。ジムは誰が支持したのか?と問うが分から
ないと言われる。

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メリンダとジムはイーライと食事を取ろうとしてレストランで
待っていると、イーライが警察車両によって止められる。
以前からイーライの車はテールランプが着かない為に罰金を
取られるだけかと思いきや、パトカーの後部座席には霊の
存在があることを知って、その霊が現世にとどまっている理由
を調べていく。その課程でメリンダの元には次々と偶然として
はできすぎている事が起き始めて、霊がまとわりついている
警察官のダグラスに原因が有るのかどうかを疑っていく。

警察官が関わっているという事で対処としては難しいものが
有った。
素直にブレア刑事などに相談した方が良くないか?と思うほど
怖い物が有り、PTSDの影響でダグラスが猟奇的行動を取って
いるのかと思う流れだった。

ドラマとしては至ってシンプルな流れ。
影との戦いについてはひとまず休憩して普通の霊を成仏させた。

幽霊の記憶がいい加減なところは相変わらずで、冒頭から刑事
を指さして人殺し扱いしていたのでどんなカラクリがあるのか
と思ったけど、親子の問題が一人の青年を死に導いてしまった
感じだね。
ダグラス家の娘に対する過剰な視線、そして亡くなってしまった
ディラン家の家庭の事情など、対比されるものがあり、
放置しても過保護にしてもダメなんだよなと思わせた。

別の海外ドラマ・刑事ドラマでもポストを毎回壊されるので
そこにトリックを仕掛けておいて殺人事件に発展してしまうエ
ピソードを見た事が有るな。

メリンダの車が最大の被害者なのか。

最近メリンダのぶっちゃけ具合もハンパなく、私は霊が見える
とする流れが速い。そしてそれを受け入れる人たちの理解度
も超越しているけど、そろそろメリンダの事が霊能者として
認知されても良いと思うんだけどね。
以前のエピでメリンダの能力を暴こうとしていた人物がいたけど
ここまで来ると隠す意味が無い気がする。

■使用された曲

・Above Envyの"Fly Away"
・Blue Judyの"Shake It"
・Rob Blackledgeの"Your City My City"
・Mayday Paradeの"The Silence"
Colbie Caillatの"Fallin' for You"
・Kim Taylorの"Baby I Need You"

メリンダ・ゴードン (Jennifer Love Hewitt) 霊能者
ジム・クランシー (David Conrad) 救命救急士
デリア・バンクス (Camryn Manheim) アンティーク店手伝い
ネッド・バンクス (Christoph Sanders) デリアの息子
イーライ・ジェームズ (Jamie Kennedy) ロックランド大・心理学者
サム・ルーカス (Kenneth Mitchell) 交通事故死、ジムが体に乗り移る
サム・ブレア (Ion Overman) 刑事
カール (David Clennon) ウォッチャー
エイデン・ルーカス (Connor Gibbs) 5歳、メリンダとジムの息子

カール (David Clennon) ウォッチャー

ダグラス・ラムジー (Charles Malik Whitfield) 警察官
アン・マリー・ラムジー (Yaani King) フェアビュー高校、娘
ディラン・ヘール (Evan Peters) 幽霊、父親が酒を飲んで虐待
ジェイク・オルムステッド (Andrew J. West) ディランの友達、優秀
ルイス・サイモン (Jose Zuniga) 警察官、容疑者射殺
ミッチ・ラーソン (Jerry Kernion) 学校カウンセラー
ボニー・オルムステッド (Wendy Benson-Landes) ディランの母
ベン (Chris Dougherty) 車両押収所・職員

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