ゴースト〜天国からのささやき Ghost Whisperer シーズン5 http://www.dlife.jp/lineup/drama/ghostwhisperer_s5/

Jan. 8, 2010
第11話 愛に迷って Dead Air

脚本／Laurie McCarthy、Mark B. Perry
監督／Gloria Muzio
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ネッドとノアはWQRYキャンパス・ラジオの"ネッド&ノアショー"
でDJを努めていた。生放送の番組中に異性に対して恋愛の告白、
別れをすることが人気だった。この日も勉強中のソーニャに
対してアーロンはラジオから彼女に電話する様子が中継される。
君に言いたい事が有ると・・・

デリアはネッドのラジオを一緒に聞こうとしてゴードン家に
やってくる。メリンダとジムは一緒にラジオの放送局88.1hzに
併せる。デリアの息子・ネッドは放送学の教授に気に入られて
DJをしないかと誘われた事をデリアは説明する。ラジオを聞くと恋愛の
別れ話をしていたが、出演者にはライブのチケットをプレゼント
される事を聞いて出演者たちは赤裸々に浮気のことを話し出す。
ソーニャが寝込んでいた時にリサというバイト先の女性と
寝たのだというアーロン。そんな番組を聴いていたデリアは
なんて番組なのかとして憤怒し、ネッドが番組の事を言わなか
った理由がわかったという。ジムはこれが大学生だとするが、
デリアの怒りは収まらなかった。ジムは脚本のあるヤラセかも
知れない事を口にするがタチの悪いもので何の役にも立たない
という。何の役にも立たないオカルト学よりも低俗だという
デリアにメリンダは不快になる中で、デリアは気がついて
謝罪する。
話題を変えてデリアは最近のエイデンの様子を尋ねると、
エイデンは何事もなかったようにケロっとしている事を語る。
デリアは自分の子の事が分からないと嘆き大目に見られない
という。いつも違う女性を連れているし、あんな子に育てた
覚えはないという。

ラジオブースにマギーという女性が入ってくると、突然マギー
は怒りだして恥を知りなさいとネッドたちに向かって怒りを
ぶつける。今夜放送した内容は私の身に起こったことだとし、
全て私の事を言っているかのようだという。しかしネッドらは
脚本ありきのジョークだとするが、あなたたちには良心のかけら
も無いと非難する。
ネッドはノアに対してあのネタのアイディアは何処から出て来た
ものなのか?と問うとノアはネッドが出したアイディアだと
思っていたという。パソコンの中にシナリオとして入っていた
ものだという。そんな中ノアの耳から血が出ると、モニタには
"人殺し"の文字が流れ、機材が突然ショートしたかのように
火花が散る。

病院に運ばれる中で、デリアは息子の事を息子の姿をした
悪魔だという。これではまるで公開処刑だと。ネッドは創作
だとするが、悪趣味だと語る。原案はパソコンの中に入って
いたもので、民間ラジオ局だった頃の台本みたいだと語る。
6年前までWQRYは民間のラジオ局だったが、大学に機材が寄贈
されていた。当時人気が有ったDJのディーン・オルソンの番組
が今のネッドたちが放送しているものと同じようなことをやっ
ていたのだという。8年前の人気絶頂機に突然DJを降板し行方不明
だという。降板の理由も誰にもわからないとの事だった。

イーライとネッドはディーンの住む森の中のトレーラーハウス
へと向かう。ディーンからWQRYの事を尋ねると過去の話だと
してこの8年間その事は忘れようと努力しているのだという。
もしかして妙な事が起きているからではないのか?というイーライ。
ネッドたちは番組がきっかけで死人が出ており、君の事を
恨んでいる霊の仕業である事を告げ、取り憑かれている事を語る。
すると突然ネッドの携帯に電話が入ると着信にコールドプレイ
のインマイプレイスが流れる。それを聞くと、ディーンは
有る時から突然何処に行っても電化製品のあるところではその
曲が流れる為に電気のない生活をしている事を語る。

メリンダはエイデンが遊んでいるのを見て話しかける。
片付けはちゃんとするようしつけする中で、エイデンはデイジー
の花の絵をメリンダにプレゼントする。彼の破滅の原因だと
いうエイデン。しかしそれはメリンダが見た夢だった。
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大学生のネッドは放送部の教師からの薦めでキャンパスラジオ
のDJを努めることになる。デリアはネッドが俗っぽい番組を
制作し、女性関係に於いても締まりのない関係を築いている
のを知って失望する中、そのラジオがきっかけで怪奇現象が
起き始める。問題はラジオのDJに有るのかと思われたが・・

前回に引き続いて今回も影と光が関与するエピソードではなく
普通に成仏できない霊とその霊の影響で苦しんでいるものたち
を救うという内容だった。

ネッドの少年期は少し荒れていた様な印象もあるけど、青年期
に入り、メリンダの仕事を手伝い始めた頃には、凄く良い人
っぽさが有ったので、今回女性関係も激しいという事を聞いて、
デリアと共にちょっぴり失望するものが有ったかも。

「ヴェロニカマーズ」でもラジオ放送局を持ち、学校の生徒や
教師の悪口を話して人気の有るDJのエピソードが有ったけど、
一度くらいは誰もが放送局を持ちたいみたいな気分になった
事が有るのかも。

エピソードとしては痴情のもつれで亡くなった人物が霊となっ
て死ぬ間際に聞いていた音楽を生きているものたちに聞かせて
いたというもの。
自分自身への自信のなさの現れなのか、相手の行動に対して
過度に嫉妬心なり疑惑の目を向けてしまうというもので、
一体何が悪かったのかその判断が付けかねるものがあるかな。

ラジオ放送局のヤラセがテーマだったけど、誰が誰をヤラセ
で引っかけているのかが最後にサプライズとして現れ、
関係無い人まで巻き込んでしまった事へのちょっぴり不条理
さを感じるエピだった。

それにしてもあのメリンダのチャイナドレスの様な衣装、
似合っているのかどうかよく分からないって感じでちょっぴり
微妙って感じがしたかも。

■使用された曲

・Coldplayの"In My Place"