ゴースト〜天国からのささやき Ghost Whisperer シーズン5 http://www.dlife.jp/lineup/drama/ghostwhisperer_s5/

Jan. 15, 2010
第12話 追いつめられて Blessings in Disguise

脚本／Ben Chaney、Jeannine Renshaw
監督／Jan Eliasberg
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デリアは息子・ネッドの学費の為に賃貸仲介業も行う。
大家からは貸借人のウォーカーから契約書が届いていないと
してクレームの電話が鳴るが、確かに現在ウォーカーは住んで
おり、契約書も手元に有るので今日中にでもサインをもらって
くると語る。
デリアが忙しいという事を聞いてネッドが手伝いに来る。
デリアはそれならばウォーカー家に契約書を届けてとすると、
ネッドはその家の娘・ケイティの事を知っているという。
通っているジムの隣のダンス教室でバイトをしている子だと
いう。デリアはまたネッドが女性との軽い関係を繰り返している
のではないかと心配し、ケイティら一家はオハイオ州から来た
純真な子なのだから、安易な付き合いはしないよう釘を指す。
現在付き合っている子は居ないとネッドは語る。

ネッドはケイティの働くダンススタジオにいく。
契約書のサインがまだだから書類を持って来たのだというネッ
ド。ケイティは今度ダンスのオーディションが有るので、
この広告を大学にも貼りだして欲しいと頼む。ネッドは毎年
そのオーディションには母親に連れられて見に行っていると
語る。そんな中、ケイティの元に男が現れ、急いで帰るぞと
不機嫌そうに語る。ケイティからは弟のマイクだと紹介される
が、無愛想なマイクはネッドが差し出した手を無視する。
ケイティはマイクに対して、何で何時も私が好きになる人に
愛想悪くするのと激怒。

そんな中ガソリンスタンドに居るケイティとマイクに対して
突然缶ジュースがマイクに対して飛び始める。まるで彼を
攻撃しているかのよう。病院に居たマイクの両親のデイヴと
ダイアンはそれに気がつくとすぐに駆け寄る。メリンダも
夫のジムの元を尋ねて病院に居た為にすぐに気がつきマイク
らの元に近寄ろうとするが、突然メリンダは幻視が見える。
なんと街中が泥沼のようになり、メリンダは膝まで泥に埋まった
状態だった。

メリンダはイーライとネッドにこの事実を語る。
ネッドはいつも霊に取り憑かれた女性を好きになるなと皮肉
を言われる。ネッドは干渉されずにケイティと付き合いたい
事を告げ、メリンダたちに口出しはしないよう頼む。
しかしメリンダはすぐにデリアに電話してしまう。

ネッドはダンススタジオにいくとケイティが一人練習をして
いた。踊りの上手さに驚く中、ケイティはネッドの気遣いに
対して冷たくあしらおうとする。しかしすぐに気を取り戻すと、
初めての土地でナーバスになっている事を告げ、父が建築業者
なので引っ越しばかりの生活を送っている事を語る。
何度も引っ越しをしていると自分が何者なのか分からなくなる
と悩みを吐露する。ネッドはケイティが離したくない事を無理
には聴かないと約束する。折角だからとして、二人はダンスを
一緒に踊る。

デリアとメリンダはウォーカー家に引っ越し祝いと契約書を
持って訪れる。デリアは息子の彼女の家を探るようなマネに
抵抗感を見せるが、メリンダは一家が取り憑かれている様ならば
対処する必要が有るという。そんな中、ウォーカー家に居る
両親とマイクの姿を見ると、メリンダには三人の顔に目鼻立ち
が全てなくのっぺらぼうになっている事を知る。ウォーカー
は不自然な形で家から出かけて行ってしまう。

両親が居ない中、ケイティはネッドを自宅に招待し、自分の
使用しているパソコンの修理をネッドに頼む。現在ケイティは
休学しているとのこと。そんな中水道からは突然泥があふれ出す
のをネッドたちは目にするのだった。
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新しくここに引っ越ししてきたウォーカー一家。
ネッドは一家の娘・ケイティと恋に落ちるが、一家には
重大な秘密を抱えており、メリンダは目の前で怪奇現象が
起きるのを見てしまう。一体ウォーカー家にはどんな秘密が
隠されているのか。

ネッドの恋愛ネタを使った流れというのはここに来てちょっと多いような
気がする。
ネタ的には相変わらず幽霊の勘違いで生きているものを苦しめる
というもので、亡くなった当時の事情を見ても、トレバーが
デイブの忠告を無視して勝手に過激なことをして自爆している
にも関わらず逆恨みしている辺りは相当違和感が有った。

色々と事態が分からない様に霊の登場の仕方にも工夫してある
し、最近のこのドラマでは幻視が随分頻繁に現れて、事態の
一面性を見せる事で、視聴者にも想像する事を促す展開になって
いるね。

メリンダが泥沼に埋まっている事は何を意味しているのか。
顔のないウォーカー家は一体何をしているのか。
ケイティの弟・マイクが女性を襲ってペンダントを奪う姿が有り、彼を
庇っているのではないかとする辺りのミスリード的流れは面白く
出来ているし、疑うにも余りある行動を取っていることも
明らかだった。

しかしまぁ環境活動家が過激な活動をして逃げ回っていると
いう設定は時々アメリカのドラマでも出てくる。
最近ではエコテロリストという言葉があるように、日本の調査
捕鯨船にぶつかるシー・シェパードの存在はまだ可愛いもの
があるのかも知れない。
昔からアメリカのドラマではよく堕胎手術をする産婦人科に
対して悲劇な抗議活動が行われたりするなど、市民の力が
大きく活動をする姿が有るね。

よく分からないのは、妻が環境活動家で夫はどういう役割だった
のだろうか?夫も子供達も環境活動家をしている両親のことを
どれだけ知っているのかイマイチ細部の部分では分からないところも
有ったな。

■使用された曲

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