ゴースト〜天国からのささやき
Ghost Whisperer シーズン5

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Mar. 12, 2010
第16話 捕らわれた霊たち Old Sins Cast Long Shadows

脚本/Mark B. Perry
監督/Jefery Levy
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霊は痛みを感じないと思っていたが、痛みを感じるのだという
ジュリア。カゲたちは子供達に強い興味を持っているという。

本が自分で記述を消すくらい恐ろしい事が起きようとしている
とベッドフォードは告げて自爆してしまう。


デリアの不動産事務所はベッドフォードが持ち込んだ爆弾によ
って使用できなくなる。修築中にはウチの店の空いている場所
をデリアのオフィスに使ってと言う。自宅じゃ不便でしょと。
修築はもうすぐに終わると告げる。

ドンナは家を不動産に売って夫の居る
ロンドンに移る為に、
メリンダの店に
家のアンティークの全てを委託販売を求めに
くる。とりあえず電気を使える様にはしたが、家には5年以上
足を踏み入れていない事を告げる。来週までに全ての荷物を
運び出せるか?とメリンダに告げると、出来るだけ早く家を
売って引っ越ししたい事を告げる。
それを受けてメリンダはネッドに対して小銭を稼ぎたくないか?
と問うと、ドンナ家のアンティークを回収してきて欲しいと頼む。

ネッドは一人でドンナ家にいく。
中からはピアノの音が聞こえ、更には物音が聞こえる。
ボールが階段から落ちてきてシャンデリアが動き、時計の針も
動き始める。ネッドは力になると訴え、室内を捜索するが、
何か
鎖のような音が聞こえ、更にはカラスが窓から入ってくる
のを知って慌てて外に逃げ出そうとすると、階段から足を
踏み外して軽いケガをする。

メリンダの元に戻るとあの家には怒った霊がいるようだとして、
一部始終起きた事を相談する。持ち帰ってきた鏡をメリンダに
見せると、メリンダは鏡の中に少女・キャシディが閉じ込められ
ており、二度と来ないでと告げ、
あなたたちも死ぬわと言われる。

メリンダはドンナに逢って事実関係を確認する。
何故急に家を出る事になったのか。ドンナは修理費が高額になる
事を口にするが、メリンダは娘さんの死とは関係がないのとかと
問う。客のことは調べることになっているのだと告げるメリンダ。
ドンナは娘のキャシディは8歳の頃にルイバール症候群という難病
で亡くなったとのこと。
昔この土地に住んでいたので、娘の
静養・治療の為に戻っていたのだとし、住んでいた家が売りに出
ていたので運命だと思い再出発しようとしていたこと。
幼い頃、この辺は子供に付き添うこともなく歩くことの出来た
安全な土地で、平和そのものだったこと。
隣人の老夫婦などは
子供達を庭で遊ばせており、童話のような世界だった
ことを
語る。変な現象が起きていたことは有ったかと尋ねると、時々
有ったとし、
娘が真夜中になると突然悲鳴を上げることがあった
という。部
屋の中で怖い人たちがいると言っていたとし、それ以降
物が良く壊れるようになったのだという。怪奇現象もいつも娘が
話していた真夜中に起きていたのだとし、夫が何者かから階段
から突き落とされたのを機に引っ越しを決意したのだという。

メリンダは帰宅するとジムたちにも霊の事を報告する。
しかしキャシディがあの家に取り憑いた霊だとすると何故両親
を怖がらせる行動を取るのか。メリンダはもしかするとループ
している霊がいて壊れてしまったのかも知れない事を語る。
そんな中、エイデンはお手伝いのために食器を運んでいると、
突然
手が急にピクピクすると言い出す。メリンダは恐らくキャシ
ディに共感したのだろうとし、ジムはエイデンを落ち着かせる
為に一緒に風呂に入る。

デリアにあの家の不動産情報を調べてもらうが、図面、譲渡証書
権利書、納税記録など一切ないという。保管所の火事で全て
焼失されたのだろうという。6年前の火事のことかと問うが、
1945年に起きた火事のことだという。1952年に国税庁によって
家は差し押さえになっているとし、抵当権の所有者欄は空白に
なっているとのこと。死亡スタンプが押されているという。
6年前に裁判所が競売に出しており、入札したのはドンナ夫妻だ
けだったという。あそこは1年半だけ住んでいたみたいだと。

そんな中デリアは話しづらそうにメリンダに語りかける。
最近事務所が爆発されたこと。ネッドが二度に渡ったERに運ばれる
事態に陥っていること。それらは全てメリンダの除霊の助けを
手伝い始めてからだとし、危険過ぎるという。ベンドフォード
も今回のキャシディも関われば"死ぬ"ことを口にしており、これ
以上関わるのは危険だという。
正直ネッドにはこれ以上あなたに
関わって欲しくない
と語る。

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夫の住むイギリスに移住するというドンナが家のアンティーク
の委託販売のためにメリンダの店を尋ねる。
ネッドは家のアンティークを回収しに行くと、そこで強烈な霊
と遭遇する。少女の霊が光の先に行けずに何かによって妨害
されている事を知り、カゲの存在が関わっている事を知る。

今回はなんとドンナ役にMelinda Clarkeだった。
なんども感想の中で出演作には触れているので詳しくは避けるけど
現在見ているドラマニキータ / NIKITAで、ディヴィジョン
のカウンセラー役・アマンダを演じている彼女。

いよいよカゲの存在がドラマに関わって来て、霊が何をしよう
としているのかが明らかにされた。しかしカゲが子供を狙う
理由としては依然として謎に包まれており、今後はこの辺を
突き止めていくことと共に、どのようにするとカゲを成仏させら
れるのかにかかっているのだろう。

霊が留まっている理由は、霊同士が結託して子供の霊がカゲに
よって取り込まれないようにしていること。
また同時に霊同士を守る意味が有り、メリンダの事も守っている
事を示唆していた。
カゲに取り込まれてしまうと、霊が壊れてしまうということで、
死んでからも尚脅迫を受けているという状況がなんとも気の毒
って感じだ。

今回のドラマとしては、霊媒師によって真実をねじ曲げられて、
光の先に行けない霊の存在が浮かび上がってくるもの。
正直子供が閉じ込められていると言っていたので、幼児虐待が
何か関係しているのかなと思って見ていたのだけど、事はもっと
前の時代にさかのぼって、1940年時代の一枚のネガ写真から
明らかになっていく。今回主導している霊媒師のマダムは元々
1924年から霊媒師になった事。そしてその理由も無実の罪の両親
の冤罪を晴らすためになったことだが、処刑されて以降は、
寧ろ生きる為の手段として霊媒師でボロ儲けしていたという
ところなのかな。

メリンダが見た幻視の一つが処刑の映像だったのでかなり怖い
ものが有ったけどね。

墓石のカラスは魂の守り手だという。
霊にとっては味方なのか?

そして都合良く証拠が消えたり現れたりする変遷の書はその名
の通りって感じだったね。

最後は全否定していたデリアが助けに来てくれた。
銀食器と光に弱いという事だけど、メリンダたちもなんでそんな
怖い深夜に捜索に行くのだろうか。深夜じゃないと霊は現れない
のか?

■使用された曲

・Toy HorsesのStill Be Here
・Turtle GiantのSunlight
・Sharon LittleのOoh Wee

メリンダ・ゴードン (Jennifer Love Hewitt) 霊能者
ジム・クランシー (David Conrad) 救命救急士->医者
デリア・バンクス (Camryn Manheim) アンティーク店手伝い、不動産
ネッド・バンクス (Christoph Sanders) デリアの息子、大学生
イーライ・ジェームズ (Jamie Kennedy) ロックランド大・心理学者
エイデン・ルーカス (Connor Gibbs) 5歳、メリンダとジムの息子

エーヴリー・グラント (Margaret Cho) 教授
ルイス・サイモン (Jose Zuniga) 刑事
サム・ブレア (Ion Overman) 刑事
カール (David Clennon) ウォッチャー
サム・ルーカス (Kenneth Mitchell) 交通事故死、ジムが体に乗り移る

ドンナ (Melinda Clarke) 家を売る、
エスター (Judy Durning) 降霊を求める
キャシディ (Joey King) ドンナの娘、霊
ジュリア・ミラー (Madison Leisle) 少女の霊
ヴァージス (Sam Shamshak) 降霊を求める
--- (Ronnie Steadman) Ghost
ナオミ (Dendrie Taylor) エスターとヴァージスの娘
マダム・グレタ (Deborah Van Valkenburgh) 霊能者、邪悪
--- (Patrick Weil) Townsman
--- (Larell VanBuren) Sick Little Boy

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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