ゴースト〜天国からのささやき Ghost Whisperer シーズン5 http://www.dlife.jp/lineup/drama/ghostwhisperer_s5/

May 7, 2010
第20話 危険な誘惑 Blood Money

脚本／Laurie McCarthy、P.K. Simonds
監督／Eric Laneuville
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44号線のワトソンズコーナー沿い。
グレッグとダニーとスコットは森でパーティーが開かれること
を聞いて出席しようとして三人で目的地へと向かう。
しかし採石場を目印にして会場へと向かおうとしていたが
道に迷ってしまい森の中をさまよい歩いた挙げ句、見つかった
のは古びた小屋だった。廃屋で不気味だが、雨が降ってきた事
や小屋の周りが不自然にも穴がいくつも掘られた跡があるのを
知って何か隠した宝があるのではないかと推測。不気味な小屋
の中に三人は入っていく。突然ダニーが居なくなり、心細くな
ったグレッグとスコットは声を掛けて捜す。すると突然ダニー
の声をすると、みんな急いで外に出ろとし何か後ろに居るのだ
という。二人は急いで外に出るがダニーはなかなか中から出て
来ず、二人は一度退散し、明るくなるのを見て再び小屋に
ダニーを探しに行く。

メリンダはイーライの大学にいくと夕べ出た霊の話をする。
キッチンで料理をする霊で、除霊した後にもローストビーフの
臭いが残っているのだという。イーライは羨ましいと告げる。
メリンダはイーライの元を尋ねたのは最近見る幻視に変化が
訪れたからだった。現実なのか幻視なのか全く区別が出来なく
なっているというものである。イーライはメリンダに対して
君は誰よりもマトモで強い女性である事を告げ、そうなり始めた
のはエイデンの共感能力により共鳴しているからであり、
パワーアップしているのではないかと。メリンダはあの子が
幻視を見たことを覚えていない事だけが幸いだと語る。

そんな中イーライのオフィスに生徒の一人・グレッグがソファ
で眠っていた。グレッグはイーライが来た事を知ると起きだし
て聞いて欲しい事が有るのだという。友人が昨夜消えたのだが
消える前に何か気配みたいなものを感じたのだという。
三人で小屋に入ると突然その内の一人ダニーが居なくなってし
まったのだという。
メリンダはグレッグの来ていたジャケットに手を触れると、
幻視が見え始め、何者かが墓を掘って埋められている映像が
飛び込んでくる。
グレッグはダニーの友人など行きそうな場所全てに連絡を入れた
が以前として行方不明だとし、両親も旅行中だと語る。今朝
も小屋まで探しにいったが見つからなかったと。

イーライとメリンダは小屋まで案内してもらう。
穴が多数空いているのを見たイーライはメリンダに対して
幽霊モグラでも捜すのか?と問う。それを聞いていたグレッグ
はメリンダに対して霊能力があるのかと問うと、メリンダは
それを認める。
家を調べるとメリンダは床に誰かが落ちる幻視を目の辺りにす
る。通報すべきだとして、イーライに相談する。

メリンダたちは警察署に行くが話を取り合って貰えなかった。
しかしコルソンという刑事はサイモン刑事に変わりメリンダ
たちの話を聞いてくれる。メリンダは不自然な話をしている
事は分かるがダニーが消えたことを語る。コルソンが真摯に
話を聞いてくれるのを見て違和感を覚えていると、実はあの
小屋から30分程度の場所で強盗事件が有った事を告げ、容疑者は
銃を持って逃走しているのだという。その小屋は逃走の隠れ家
としては好都合なのでダニーが巻き込まれた可能性もあるのだ
という。

メリンダたちは再び小屋にいく。
するとメリンダは霊の気配を初めて感じる。隠れなくて良い、
力になりたいと訴えるが霊は出てこない。そんな中メリンダは
銃で撃たれる幻視を目の当たりにして思わず叫び越えをあげて
しまうのだった。
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イーライの大学の生徒の一人・ダニーが失踪する。
グレッグは失踪前に失踪した小屋で異様な雰囲気を感じたと
したことでメリンダたちは捜査を始める。
するとメリンダは幻視で遺体が埋められていたことを目にする。
実際に遺体が発見され、遺体はヘンリーという11年前に誘拐した
学生だと知る。

人生ってやっぱり出会う人に恵まれるかどうかで左右される
所が有るんだね。
コルソンが如何にも犯人ですとばかりに登場してきたので、
常に気が許せない状態だった。こういうときに突然出てくる
警察官って怪しいし、こういう人物に銃を持たすと危険だな
という感じ。

金が人生を狂わせてしまうということで、寂しい事件だった。
親はそんな金とは無縁の生活をさせようとしていたのに、
やはり生まれ持った富豪としての宿命によって、家族に災い
が起きてしまうというのが悲しいところ。
親としてみればよかれと思ってした教育に対して、それを
唆す悪人との出会いが全てだった。

ダニーは完全に殺されたのかと思ったけど、自作自演だった
ところは驚き。わざわざ逃げなくても良かったんじゃないかと
思うけど、コルソンがいずれ探しにきて金を奪うか殺害する
かしたのだろうか。ダニーにしてもヘンリーにしても自作自演
という共通的が今回のポイントだったようだ。

霊の成仏に関してはそれ程難しくないのかなと思ったけど
自作自演じゃ確かに家族には何も言えないところだね。

そして申し訳なさげな程度にカゲのエピソードを絡ませてきた
ところが微妙だった。もうカゲの存在など忘れて構成すれば
良いんだけどね。漫画「ドラゴンボール」と同じでピッコロ
を倒した後にも強敵を出し続けないとドラマとして成立しない
みたいなところが違和感に繋がってしまうのだろうな。


■使用された曲

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