ゴースト〜天国からのささやき
Ghost Whisperer シーズン5

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May 14, 2010
第21話 双子の絆 Dead Ringer

脚本/Mark B. Perry, Stephanie Sengupta
監督/Ian Sander
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メリンダの前にウォッチャーのカールやベッドフォードが現れ
て、影の不穏な動きに対して、色々と言葉を掛けていく。

何一つ見かけ通りではないこと。誰も何も信じるなと・・・


朝、エイデンが一人でチェスをしているのを目にするジム。
ジムはエイデンを学校に連れて行く中で誰とチェスをしていた
のかと問うとウォッチャーのカールだという。

一方ゲールという女性がメリンダのアンティーク店に私物を
持ってくる。父が昨年死去した為に家を売ることにしたのだ
とし、父が集めていたものだという。そんな会話をしていると
ゲールは恋人のカイルから電話が鳴る。
話を聞くとカイルと同棲することになったとして、現在彼が
家を探してくれているのだという。しかしゲールは少し
後ろめたい事を吐露する。父はカイルの事を嫌っていたのだ
とし、付き合う事にも反対していたのだという。そんな彼との
同棲故にそんな
後ろめたさがあるという。父も安らかに眠って
いてくれれば良いのだが・・・と。
そんな中、メリンダはゲールが持って来た文字タイルが勝手に
動き出すと、"私の死体を越えていけ!"、
"死んでも許さない"
と動き出すのを目にする。安らかに眠っていないとメリンダ
は呟く。

メリンダは他の荷物を取りに行くという名目でゲールの父親
の家を見に行く。父は母との離婚が決まった後に急に収集癖
が強くなり、セラピーを受ける事を薦めていたのだという。
カイルと自分が付き合った際に交際を認めて欲しくて連名で
父にカードを送ったが、机の奥底に入って居るのを目にする。
父はとても古風で頭の固い人だったという。
そんなカードが突然燃え出す。ゲールはメリンダが火をつけた
のかと疑うが、それを否定する。メリンダは自分には霊と
話せる能力がある事を告げ、
貴方の父親は天国には行って
いないようだ
と語る。貴方が運んできた文字タイルに
"死んでも許さない"というメッセージを送ってきた事を語ると
ゲールは父親の口癖だった事を告げる。ゲールはそういえば
霊現象に関しては心当たりが有る事を告げ、家探しをし始めて
から周りで強い怒りのエネルギーを感じたのだという。気のせい
かと思っていた事を告げると、メリンダはなんとか説得して
霊を光の先に送る事を告げる。

ジムはメリンダにカールとエイデンがチェスをしていた事を
報告する。最近頻繁にエイデンの元に来て居る様だが、彼は
単なるウォッチャーなのではないのかと問う。
一方メリンダはエイデンを預かってくれているデリアの元に
いくとデリアはその辺に居るんじゃないかとして、妙に
素っ気ない態度を見せる。すると突然
エイデンは屋上の上に
立っていた
。メリンダは幻視に決まっているとしてすぐに正気
に戻ろうとするが、なかなか現実に戻らずエイデンが屋上
から飛び降りてしまう。メリンダは悲鳴を上げると、なんと
か現実に戻る。
最近幻視がリアル過ぎてどんどん酷くなっている
事を語る。
エイデンに幻視は見たかと尋ねるが、見ていないという。
すると突然カイルの姿がメリンダには見える。

ゲールがメリンダの元に来ると、彼女はカイルから連絡が
無いとして焦っていた。メリンダはカイルの霊が現れたことを
告げ、既に他界していることを告げる。しかしゲールは
今もメールが来たばかりだと告げる。霊はメールも操れる
事を語る。しかしそんな中、カイルが店にやってくるのだった。
メリンダは先ほど貴方の霊を見た事を告げると、突然カイル
はメリンダに対して頭がおかしい事を告げ、僕らに近づかない
でくれと憤怒して出て行ってしまう。

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メリンダの元に父親の家を売るために父親がコレクターして
いた物を売りに来る女性ゲールの姿が有った。ゲールはカイル
と同棲する為に父親の家を売るとするが、父親はゲイルの事を
嫌っていたので、ちょっぴり後ろめたさがあるという。
そんな中で、突然メリンダの前に異変が起き始める。

まさかのシーズン1のラストの飛行機墜落事故が絡んでくる
案件とは思わなかった。
光に導いたメリンダのことを家族を奪ったものだとして、
エイデンなどを使って散々嫌がらせをしてくるというもの。

8歳の時に亡くなったハズなのに、一緒に成長するゴースト
の姿が有り、双子の絆というものを感じさせるも実際には
外見は大人だが中身は8歳のままで、家族を求める子供の姿
だと指摘された瞬間に子供の姿に戻るところがあった。

メリンダが現実なのか幻視なのか分からなくなる姿は、
シーズン5に入ってようやくその味が出て来たという感じだし、
何故エイデンが狙われているのかという事も今回明らかに
なった。エイデンだけには影の姿が見えると言う事で、影
はそんなエイデンを疎ましく思っているようだ。
エイデンが影を見えなくなれば影がエイデンを襲うことはない
と言う事で、メリンダとジムはエイデンの霊能力の存在を否定
して、見えないようにさせるかどうかで激しい葛藤が有る。
ただ嘘を付いて言い聞かせることで霊能力自体が消えるのか
どうかは実に謎だ。

またメリンダが今回ありのままのエイデンを受け入れること
に対して、ジムは反対に人命の方が大事だとしたことで
メリンダの逆鱗に触れてしまった様子。あなたホントは普通の
妻や子供が欲しかったんでしょ?と迫る姿に、相当な違和感が
有り、今更ながらそんなところでケンカしているのか?って
ところがなんとももどかしいネタだった。
ただメリンダも自分と同じような辛さをエイデンには味わせたく
はないと思っていないのだろうか?その辺がよく分からない。
ジムは至極全うに、いつも君の事をどんな気持ちで待っている
が分かるか?と問い、見えない驚異から救う方法もなくただ
心配して待つだけの自分に対する憤り感を唱えた。エイデンに
関してはそんな見えない脅威から救う方法があるのだとして
その選択肢を選ぶのもまた父親らしい決断だと思うけどね。

■使用された曲


メリンダ・ゴードン (Jennifer Love Hewitt) 霊能者
ジム・クランシー (David Conrad) 救命救急士->医者
デリア・バンクス (Camryn Manheim) アンティーク店手伝い、不動産
ネッド・バンクス (Christoph Sanders) デリアの息子、大学生
イーライ・ジェームズ (Jamie Kennedy) ロックランド大・心理学者
エイデン・ルーカス (Connor Gibbs) 5歳、メリンダとジムの息子

エーヴリー・グラント (Margaret Cho) 教授
ルイス・サイモン (Jose Zuniga) 刑事
サム・ブレア (Ion Overman) 刑事
カール (David Clennon) ウォッチャー
サム・ルーカス (Kenneth Mitchell) 交通事故死、ジムが体に乗り移る

アレン・ファーバー (Randolph Mantooth) カイルの養父
若い頃の・セス・ファーバー (Will Shadley) 8歳、転落死
--- (Timon Kyle Durrett) Sheriff /接近禁止令
--- (Michael Graziadei) Twins-Kyle / Older Seth
カイル&セス (Matt Hoffman) ゲールの彼、元々は双子
ゲール (Stephanie Lemelin) カイルの彼女
--- (Patrick Weil) Townsman
シャロン・ファーバー () アレンの妻、395便の犠牲者

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