Glee グリー 踊る♪合唱部!? glee / 2010年 (シーズン2) http://video.foxjapan.com/tv/glee/ http://www9.nhk.or.jp/kaigai/glee/index.html

第10話 メリー･グリー･クリスマス A Very Glee Christmas

脚本／Ian Brennan
監督／Alfonso Gomez-Rejon
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エマはウィルの元を尋ねる。
結婚の報告をしてから一度も話をしていない事を告げられ、
もしかして私の事を避けているのか?と問われる。それを否定
するウィル。エマはウィルのXmasの予定を尋ねると、一人で
過ごすという。エマはカールとパーティーを開くのでウィルに
も来ないか?と誘うが、暫く距離を置いて付き合いたい事を
告げる。
そんな中、ビースト先生が"秘密のサンタ"のくじ引き大会を
行う事を告げ、全員が強制参加だと告げる。くじを引いて、
その相手にプレゼントを渡すというものだった。ウィルが引い
た相手はなんとスー先生だと分かる。

ブリトニーとアーティはXmasについて話し合う。
ブリトニーは昨年靴下をぶら下げていたら、ネズミが住み始めて
病気になったという。アーティは今年、両親に頼んだことと言
えば、"友達抽選"を辞めて欲しいと話した事だと。サンタへの
願いは何を願ったのか?と問われると、ブリトニーは北極の道
は遠いので早い内に頼んで置いた方が良いという。アーティは
ブリトニーが未だにサンタの存在を信じている事に驚く。

グリー部ではクリスマスツリーの飾り付けを行う。
ウィルがやってくると部員達に何をしているのか?と問う。
フィンは道で拾ってきたツリーに色々と飾り付けしている事を
語る。ツリーは私たちの象徴でも有ると。
しかしグリー部たちは地区大会で優勝したにも関わらず、
未だに学校ではクズ扱いされている事に失望していた。
そんな部員達に、ウィルはホームレス児童たちの救済のために
活動しようと告げ、まずはクラスを回って募金を集めようと
告げる。部員達はそんな事をすれば、益々クズ扱いされ排除
されるだけだとするが、ウィルはクリスマスには奇跡が起こる
ものだとして、活動する様告げる。
いざグリー部はパフォーマンスしながらクラスを回って募金活動
するが、生徒たちからは本気で嫌がられ、教師も止める所か
生徒に加勢して靴を投げてくる始末。それでもフィンはクリス
マス精神を失うべきではないとして、明日も同様の活動を行おう
とみんなを鼓舞する。頑張ればイジメは無くなると。
レイチェルはそんなフィンの姿を見て、明日の4時に講堂に
来て欲しいと頼む。

アーティはブリタニーが未だにクリスマスのサンタの事を信じて
いる事を知って、もう少しその夢を見せてあげたいと考え、
その協力を部員達に頼む。その方法論も考えていると。
アーティは部員たちみんなでショッピングモールにいくと、
そこに居るサンタに一人ずつ願いを頼みにいく。宝石が欲しい、
妊娠線を消してくれ、チャニング・テイタムを消してくれなど
色々と願いを唱える中、ブリタニーがサンタにお願いしたのは
何とアーティが歩けるようになって欲しいとの願いだった。
アーティは予想外の願いで叶えられない事を言った為に頭を
抱える。

レイチェルはフィンが約束の時間に講堂に来た事を知ると、
自分が飾り付けしたクリスマスの演出を見せる。そしてフィン
にプレゼントだとして箱を手渡す。ユダヤ人っぽくはないけど、
フィンに対しては特別だとし、その箱にはフィンの為だけに
愛の歌を歌うとするメッセージが入っていた。レイチェルは
謝罪の機会を与えて欲しいとするが、フィンはまだどうしても
信用することが出来ないとしてそれを断る。フィンはその場から
立ち去ってしまうが、レイチェルは折角飾り付けを用意した
のだからとして、一人で歌を歌うのだった。
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■季節はクリスマス

夏にクリスマスのエピソードを見ていると違和感が有るけど、
クリスマスソングが多数使用されたのでそれだけで良かった。
ただクリスマスエピソードの歌としては悲しい感じの曲が
多かったな。

■純粋なブリトニー

このシーズンは完全にブリトニー押しで来ている感じがする。
未だに純粋な感じにサンタを信じているブリトニーがとても
可愛らしく思えてくるエピソードだった。

アーティはそんな心を守ろうとして奔走する。

■反則のサンタたち

ショッピングモールに居るサンタは黒人サンタだったし、
サンタは男性だとする固定観念を破り、ビースト先生にサンタ
を演じてもらう姿が有った。人種とか性別に敏感なgleeらしい
タブーを打破する使い方だったのかも。

■エマとウィルはこれまでか?

エマ先生が結婚を決めた事でウィルはエマを避けるようになっ
ていた。互いに心残りがありそうな感じがするけど、ここまで
来てしまうと流石に止める事が出来ない流れなのか。

■スー先生、プレゼントを多数もらう。

スー先生の汚い策略が面白く描かれている。
その辺の面白さはやはりベッキー無くして語れないのかも。
スー先生に良いように扱われるベッキーがトナカイとなって
モノを運ぶ姿は可愛らしくもあり笑えるモノも有り、今回
完全に逆上したスー先生がグリンチと化して、滅茶苦茶にして
行く所など笑えた。

■賢者の贈り物

全てを失ったグリー部の生徒達が、男子生徒は時計を売り、
女性は髪の毛を売ってそれを資金源としていこうとする。
元々の物語は、貧しい夫婦が互いの相手が欲しがっている
ものを買うために、自分の大切なものを売ってしまうというもの
で、妻は髪の毛を売って夫の懐中時計のチェーンを買うため、
そして夫は懐中時計を売って妻の髪の毛を溶かすための
ベッコウのクシを購入していくというオー・ヘンリーの短編小説。

■フィンとレイチェル

フィンも許してあげれば良いのに、このクリスマスでのムード
有る演出でも許さなかった所を見ると流石に関係修復は難しい
って感じがするね。Wham!のLast Christmasのレイチェルver.
もなかなか良かったな。

■クリスマスの奇跡

ウィル先生が一人で過ごすという事を知って、スー先生を初め
として生徒達が先生の家に駆けつけた。
スー先生がウィルにプレゼントしたものは、パーマを刈るため
為のバリカン。スー先生とウィルがくっついてしまえば良いの
に。
またブリトニーが願っていたアーティが歩けるようになる願い
は、歩行補助アシスト機器を使って実現。これをプレゼント
したのってやっぱりスー先生なのか?イスラエル製とか言って
いたので、そんなの知っているのはスー先生くらいって感じも
するけど、ビースト先生が関わっていたエピソードだったから
ね。