Glee グリー 踊る♪合唱部!?
glee / 2010年 (シーズン2)

http://video.foxjapan.com/tv/glee/
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/glee/index.html





第11話 踊る! アメフト部 The Sue Sylvester Bowl Shuffle

脚本/Ian Brennan
監督/Brad Falchuk
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チア部は大会が迫り、指導教師のスー先生は、Katy Perry
California Gurlsの音楽に乗って、
火を使ったパフォーマンス
を取り入れ、最後は胸から火を噴射させる
という芸を取り込む
も、スーは退屈だという。私の偉業は
1979年のテレビ映画「ダラ
スカウボーイ・チアリーダー」を監督した事
にあるが、それ以降
無感動になった事を告げる。せめてもっと鶏肉を胸に含ませて
胸を揺らせと指示。しかしクインはそんな事をしなくても州大会
での優勝は確実ではないか?という。
先生は毎回ハードルを上
げすぎで、満足することを覚えるべき
だという。

一方ビースト先生は、例え今日負けたとしてもマッキンリー校
のアメフト部の決勝行きは決まっている事を告げるが、全力で
戦うよう指示する。デーブはフィンが未だにアメフト部で大きな
顔をしているのが気に入らず、カートと同様に追い出してやる
と告げる。フィンに色々とウソを吹き込み、その結果、指示ミス
をして試合は負けてしまう。
試合後、フィンやパックはデーブ達が未だにグリー部に対して
イジメを行っていることに対して激怒する。お前は
ゲイをバカ
にするが、お前に彼女が居るのを見た事が無い
ぞとバカにする
と一触即発。ビーストは試合後に、フィンにどうして指示の
ミスをしたのか説明を求められると、全てはデイブのせいだと
語る。グリー部の何が悪いのか?と問うと、男の合唱部など
恥だとし、感情を込めて歌っている事自体があり得ないという。
パックをそれを聞いて殴るのが男らしい行動なのかと問うと
再びケンカになりそうになる。デーブは試合中、フィンの為
にブロックは決してしないとして、試合中の協力も拒むの
だった。

スーはいつものように
"日記さん"に出来事を記す。
31歳にして伝説を達成した自分は、例えタトゥーを入れようと
も心を熱くすることが出来ないという。どうすれば心を熱く
するようなチアの振り付けを作る事が出来るのか。
スーはその時ちょうど放送していた
テレビアニメを見て、大砲
を使った演出を行う
事を考える。
すぐに大砲を扱う怪しげな業社に接触。人間大砲は7割方失敗
する事を告げ失敗したら致命傷を負うと言われるが、3割は
成功するのだから大丈夫だという。

一方アメフト部のグリー部イジメは相変わらず止まらなかった。
車イスのアーティにさえ、無慈悲なジュース掛けを繰り返す。
アメフト部のイジメは今に始まった訳ではないが目に余るもの
が有るという。ビーストによると自分は地区大会をこれまで
三つの高校の部で優勝させて来た事を引き合いに出し、
勝利が
もたらすモノは、犯罪が減り、町のランクが上がる事
だという。
それぞれに自尊心と連帯感が生まれるとの事だった。今度は優勝を
狙えるチャンスだが、楽に勝てる相手ではなく、実力で負けて
いるのであれば、チームワークで戦うしかないのだと告げる。
アメフト部の半分はグリー部なのに何故チームワークが育たない
のかとビーストはウィルに相談すると、彼は団結させる方法が
有ると告げる。

フィンたちは我慢の限界だとして、アメフト部に乗り込もうと
すると、アメフト部の生徒達がグリー部の練習部屋へとやって
くる。一触即発の中で、ウィルとビーストがやってくると、
アメフト部の生徒を全員グリー部に入部させるという。偏見
とは無知から来るものだとし、グリー部の魅力を共有すべきだ
として一週間グリー部で練習するよう告げる。このままいがみ
合っていればどうせ試合にもボロ負けだと告げる。

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■グリー部とアメフト部でのマッシュアップ!

相変わらずマッキンリー校カースト制度の最下部に居る
グリー部。グリー部の生徒が居るアメフト部は分裂直前の
状況の中でも決勝戦まで進むという快挙を達成する。
しかしその状況にも限界でデーブたちとフィンらの確執は
広がるばかり。

そこでウィルは、アメフト部にもグリー部の良さを知らせよう
として、実際に入部させる事になる。

■どん欲すぎるスー先生

チア部7連覇のかかっているスー先生。
色々と革新的演出によって、これまで見ているものたちを魅了
してきた。
冒頭ではケイティ・ペリーの大ヒット曲を使って、ファイアダ
ンス的チアリーディングの姿を見せるも満足がいかない様で、
スー先生がアニメからヒントを経て決めたのは、なんと人間大砲
を取り込むこと。しかもその役目をブリトニーにやらせよう
とするのだから、凄い。

■デーヴは少し踊りの楽しさを知る

ウィル先生から隠れた才能が有る事を誉められたのが余程
嬉しかったのだろうか。
今回やたらとデーヴに対して、"ゲイ"という言葉を投げかけて
逆撫でさせるようなセリフ回しが多かった気がする。
フィンは最終的にデーヴに謝罪させようとするが、残念ながら
そこまでには至らなかった。

■カースト制度に変化が?

頂上にいるのがアメフト部とチアリーディング部なのだろう
けど、グリー部と関わることで、アメフト部は地に落ちて、
アイスホッケー部が浮上する可能性が高くなった。
驚くべき事に、アメフト部が彼らによってジュースを浴びせか
けられる姿は衝撃的だけど、これを見て是非我が身を正せと
小一時間な話だった。

■暴走スー先生

人間大砲をすると知ったウィルが校長に告げ口して辞めさせよ
うとする。その際のスー先生が、思いっきり色んな所を
荒らしていく姿が笑えた。ホント感情を隠さない人だね。

■意地悪なスー先生

アメフト部の決勝戦の日とチア部の州大会が同じ日に行われる
様に工作したらしい。それだけスー先生の力は強大という事な
のか。

ブリトニー、サンタナ、クインに対して、グリー部を辞めて
チアリーダー部に所属するよう誓約書を書かせたり、
ブリトニーに人間大砲に入るという一筆を書かせていく。
結局グリー部を辞める事になるが、決勝戦の日に上手い事
フィンがクインたちを説得していくことになる。

■グリー部を辞めるアメフト部生徒

ビースト先生はグリー部を辞めればアメフト部も辞めさせる
とするが、生徒達も引けない様子。
決勝戦の人数が足りなくなるが、なんとアメフトの試合に出る
のは、レイチェル、メルセデス、ティナ、ローレンだった。
メルセデスとローレンならば体格的に負けなさそうだけどね。
ティナがボールをもって走る姿は一瞬希望を持たせて面白い
作りだったね。

■素敵なスリラー

ハーフタイムショウにわざわざ踊らなくても良いんじゃないか?
って気がするけど、グリー部とアメフト部にそれを行わせる。
絶対にやらなければならないものなのだろうか。
ただ踊っている雰囲気はスモークがかかっていて恥ずかしいと
いうものではなく、参加したいと思わせるものだった。
しかしゾンビメイクをそのまんま利用して試合に挑ませる所
は流石。でも普通マスクを被ってしまうので分からなくなって
しまうのではないか?

マッキンリー校職員
ウィル・シュースター (Matthew Morrison) グリークラブ
スー・シルベスター (Jane Lynch) チアリーダー部"チェリオス"
フィギンズ校長 (Iqbal Theba) お金にシビア
エマ・ピルズベリー (Jayma Mays) ウィルが好きな潔癖性

「ニュー・ディレクションズ!」
フィン・ハドソン (Cory Monteith) アメフト部
レイチェル・ベリー (Lea Michele) 自己中だが実力有り
メルセデス・ジョーンズ (Amber Riley) 黒人のグリー部
カート・ハメル (Chris Colfer) いじめられっ子のグリー部
クイン・ファブレイ (Dianna Agron) チアリーダー、フィン彼女
ノア・“パック”・パッカーマン (Mark Salling) 意地悪
アーティ・エイブラムス (Kevin McHale) 車椅子
ティナ・コーエン=チャン (Jenna Ushkowitz) アジア系学生
サンタナ・ロペス (Naya Rivera) コーラス、ダンス担当
マット・ラザフォード (Dijon Talton) 生徒
マイク・チャン (Harry Shum Jr.) アメフト部生徒
ブリタニー・ピアース (Heather Morris) 生徒・金髪美女

テリー・シュースター (Jessalyn Gilsig) ウィルの妻、浪費
キャロル・ハドソン・ハメル (Debra Monk) ウィルの母
--- (Victor Garber) ウィルの父
ブラッド (Brad Ellis) ピアノの伴奏

バート・ハメル (Mike O'Malley) カートの父
ケンドラ・ジアーディ (Jennifer Aspen) テリの姉
ジェイコブ・ベン・イスラエル (Josh Sussman) ゴシップ生徒
アジミオ (James Earl) アメフト部
デーヴ・カロフスキー (Max Adler) アメフト部
ベッキー・ジャクソン (Lauren Potter) チア部生徒
ジーン・シルベスター (Robin Trocki) スーの姉
カール・ハウエル (John Stamos) 歯医者、エマの恋人
シャノン・ビースト (Dot Jones) アメフト部後任
サム・エバンス (Chord Overstreet) アメフト部・転校生
--- (Ian Brennan) Narrator(声)
ローレン・ザイゼス (Ashley Fink) 太めの女子生徒・レスリング

本人出演 (Katie Couric) インタビュー
ウェス (Telly Leung)
--- (Scott Lincoln) Cannonball Guy
ストランド (Kody Batchelor)
スコット・クーパー (D.C. Cody)
--- (Chris Trouble Delfosse) Tattooist
ジェフ (Riker Lynch)
デビッド (Titus Makin Jr.)
サッド (Eddy Martin)
ニック (Curt Mega)
--- (JC Jones) ダルトン・Warbler
--- (Nelson Beato) ダルトン・Warbler
--- (Nick de Graffenreid) ダルトン・Warbler
--- (Jeremy Timmins) Screaming / Dancing Fan
--- (Dominic Barnes) Trent
--- (Felicia Dillon) Cherrio
--- (Jacquelyn Dowsett) Cherrio
--- (Karen Dyer) Fire Hoop Bikini Cheerio
--- (Victoria Gracie) Cheerleader
--- (Tonya Kay) Fire Whip Bikini Cheerios Dancer
--- (Rachael Markarian) Cheerio
--- (USC Trojan Marching Band) McKinley High School Marching
Band

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