Glee グリー 踊る♪合唱部!? glee / 2010年 (シーズン2) http://video.foxjapan.com/tv/glee/ http://www9.nhk.or.jp/kaigai/glee/index.html

第12話 バレンタインに贈るラヴ･ソング Silly Love Songs

脚本／Ryan Murphy
監督／Tate Donovan
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パックがこれまで学んだこと。
"警察官は殴るな"、そして"愛は選べない"ということ。
愛が選ぶという事を、パックは知る事になる。
そのきっかけは地区予選でパックがカートの辞めた穴を埋める
為にアメフト部で部員を募集していたときだった。
パックはアメジオたちによってロッカーに閉じ込められるが、
それを助けたのはローレンだった。ローレンに助けられたパッ
クは倉庫でキスするが、ローレンはパックの事をキスが下手で
痩せ過ぎで期待はずれだという。それ以来パックはローレンの
事を好きになり、授業中にも彼女の姿を追い、キャンディを
プレゼントして気を惹こうとする。しかしローレンは不味い
飴だったとし、それ以上私の事を見たら蹴り飛ばすとして、
パックを冷たくあしらう。

フィンはアメフト部を優勝に導いたことで再び学校での地位が
復権する。その事で女性に対して自分に対しても自信がつく。
通り過ぎる女性達はフィンを意識し、ベッキーからも好きだと
告白され付き合って欲しいと言われる。問題はそんな中でどの
女性を選ぶのか。フィンはまだクインの事が好きだと感じ、
キスさえ出来ればサムから奪い返せると考えていた。いざゲーム
の開始を唱える。

カートはブレインと共にコーヒー店へ。
ブレインはカートが好きなノンファットモカ、ミディアムドリッ
プを注文する。自分の好みを知ってくれていたブレインに感激
するカート。ショッピングモールではバレンタイン商品で
カップルや愛を匂わす商品が多数陳列されている中で、ブレイン
は、バレンタインデーは大好きな祝日だという。この日は勇気
を与える日で、いつもは話せない気持ちを打ち明ける日だと。
ブレインはカートに実は気になる人物が居る事を告げ、バレン
タインデーに愛の歌を贈るのはやり過ぎか?と尋ねる。

ウィル先生はバレンタインデーという事で、今週はペアを組んで
自分にとっての愛の意味を伝える事をテーマにしようという。
最高のラブソングを選んで歌う事。
そんな中、フィンは突然発言し始める。
今週はグリー部の部員の誰一人としてジュースをかけられて
居ない事。その原因は自分がアメフト部を優勝に導いたことに
他ならないとし、僕はグリー部の中でもセレブな存在だという。
フィンはその事を活かしてチャリティを開く事を告げ、一回
一ドルで自分とキス出来る権利を与えるブースを開くという。その金を
グリー部に寄付するとの事だった。それを聞いたサンタナは
あんたとのキスに一ドルは高いとし、胸を触って良いならば100
ドル払うと皮肉る。その発言がきっかけで、サンタナはいつも
悪口ばかりを言うことを指摘され、部員の多くからサンタナ
に非難の声を浴びせかける。サンタナは自分の彼氏だったパック
がローレンに対して気が惹かれているのを知ってローレンを
標的にしようとするがパックがそれを止めローレンを擁護する。
フィンを貶された事でレイチェルはサンタナを非難し、貴方は
悪口を言う割には撃たれ弱い人だとし、私はブロードウェイに
立つが貴方はストリッパーになるのがせいぜいだと語る。

サンタナはロッカーの影で一人涙する中、ブリトニーが慰める。
私は自分の気持ちに正直なだけだとし、クズはクズなのだという。
一方ローレンはパックに対して私を庇う必要など無い事を告げ、
自分の身は守れるという。パックはそんなローレンに、デート
して欲しいと誘うが、男には不自由していないとし、私は
Z・I・Z・E・S(ザイゼス)であり大人の女だと告げる。口説く
ならばもっと本気で口説きなさいとあしらう。

ブレインはウォブラーズを緊急招集する。
ブレインは自分は恋に落ちた事を告げ、言葉で伝えるのは苦手
なので告白するために愛の歌を歌いたいという。その為に
ウォブラーズの部員に手伝って欲しいと。校外のノースヒルズ
モールの店で歌いたい事を告げる。カートもウォブラーズは
伝統を守ることは良い事だが少し消極的すぎると告げ、新しい
事に挑戦すれば自信が生まれ、その結果余裕が生まれると語る。
今のままでは、州大会では必ず落ちてしまうと。
しかしそんな中、カートはブレインが自分に告白するものだと
考えていたが、実際にはモールの服屋で働いている店員・
ジェレマイヤの事が好きだと知りショックを受ける。
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■意外な組み合わせ

フィンの事をベッキーが好きだと告白する流れは面白かったし
パックがローレンを好きになっていくという流れもなかなか
面白かった。ローレンが何をしても断ってくるので単純に
異性とつきあい慣れしていないだけだと思ったけど、実際には
パックを遊び人だと思い、付き合いたいのであれば時間を掛けて
欲しい事を告げる。

■サンタナが討たれる

いつもは強気のサンタナだけど、今回は散々メンバーから
責められた。レイチェルの言うとおりに、討たれ弱い一面が
有り、涙する姿が有った。

そして何よりもローレンとのケンカ。
私はライマハイツ育ちだとして、超危ないエリアで育ったと
するサンタナだが、流石にレスリングのローレンに勝てる
ハズもないな。ビースト先生でないとこの争いは止められなか
っただろうね。

■チャリティにキス

これまでにもgleeではチャリティの金集めと称して、カップケ
ーキを売ったりする姿が有った。時々アメリカのドラマを
見ているとキスするのに金を取ったり、デートの権利、ディナー
の権利をチャリティの材料に出す事があるね。

ベッキーが大金を持ってこの金で舌を入れてと迫って来たり、
レイチェルは100ドル用意して100回キスしてもらうとして
フィンとの復縁を画策する。

しかしフィンの目的はクインとのキス。
一度キスすれば心を取り返すという自信が有るようだ。

■愛と才能は両立できない?

ホイットニー・ヒューストンもバーブラ・ストライサンドも
シングルの時にこそ才能を発揮。苦しみや孤独などの歌で
共感を得るためには、やはりそういう時にこそ才能が発揮される
みたいだ。

そんな会話をカートとレイチェルとメルセデスの三人が
パジャマパーティーの中で語り合う所が笑える。
カートはすっかりこの二人とは同性の親友って感じになってい
るね。

■伝染性単核球症・モノ。通称キス病

数日前に見た「ロイヤル・ペインズ2」 第15話「将軍と騒がしい隣人」
の中でも14歳の少女がモノに移されたという事を話していた。

サンタナが菌を受け取り、それをフィンに移して、フィンと
クインがキスさせる事で、二人が浮気して居る事を暴いていく。
その辺の姑息さがまた笑えるけど、サンタナは何度もこの病気
にかかっているので大丈夫なのだとか。

■ブレインとカート

この二人好き合っているのかと思ったけど、ブレインは別人
を好きなようだ。カートはフィンとの関係に於いてはもう諦めた
という感じなのか。まぁ兄弟になってしまった訳だし、
ノーマルの男との関係は無理だろうけどね。
ジェレマイアがイケメンだったけど、残念ながら振られた。
カートは髪型を見てゲイだと分かったと言っていたけど、ゲイ
はゲイを見る目が鋭い。

■微妙な関係

自分の気持ちがなかなか分からないというのも有る意味では
仕方が無い。フィンにとって、レイチェルなのかクインなのか。
クインにとってフィンなのかサムなのか。

■恋人たちの予感 by メグライアン

振られたブレインに対して、カートがブレインに思いを告げる
際に、自分の事をこの映画のメグは僕だと語っていた。
もう随分前に見たので細かい内容を忘れているけど、男女が
本当に友人になれるのかというデーマの元で描かれた恋愛
ドラマ。相手役にビリー・クリスタル。最初見たときにはこの
人がコメデイアンだと知らなかったけど、アカデミー賞・授賞式
ではしょっちゅう司会をしているよね。メリル・ストリープが
受賞した際に、また私だと思ったでしょ?みたいなジョークを
飛ばしていたけど、ビリー・クリスタルはもっと多いな。