Glee グリー 踊る♪合唱部!?
glee / 2010年 (シーズン2)

http://video.foxjapan.com/tv/glee/
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/glee/index.html





第14話 アルコール狂想曲 Blame It on the Alcohol

脚本/Ian Brennan
監督/Eric Stoltz
--------------------------------------------------------
ウィルはフィギンズ校長に呼び出される。
校長は最近生徒の間で
"笑いジュース"が流行している事を告げ
懸念しているという。ウィルは何のことか?と尋ねると、
アルコールの事で有り、悪魔の飲み物だという。フラフラで
登校する程度が多く今週だけで5人が停学になっているという。
何故急にそんなことになっているのかと問うと、
若者向けアル
コールが発売されていることや、ラジオなどで流れる歌はどれ
も飲酒を煽るような曲調のものばかり
なのだという。
そんな会話をしている中でも生徒が目の前で泥酔して酔って
いる姿が有り6人目の停学者が出る。フィギンズは来週から
"飲酒の危険を知る週間"にするとして、集会を開き、有識者
に講演してもらうと共にグリー部には歌で啓蒙して欲しいと
いう。
"キ・ドルマーク・ハ"の歌を歌ってくれというと、
Ke$ha(ケシャ)の事だと分かる。

ウィルはエマの元に行くと、また友達の関係に戻ろうと告げ、
彼女が新居を探している事を知って、二枚同時に焼くことの
出来るトースターを新居祝いにプレゼントする。エマはウィル
の私生活が気になり最近はどうか?と問うが、ウィルはグリー部
の州大会に向けて忙しい事を語るが、エマは聞きたいのは
私生活である事を語る。デートなどして楽しんでいるのか?と
尋ねると、それはしていないとの事だった。するとスー先生が
突然会話に割ってはいるようにして、ウィルはまず治療しない
といけない事を訴える。断酒すべきだという事。お前は
アルコ
ール依存症の予備軍
であり、施設に入り自分を見つめ直すべき
だという。未だにみだらな女に繰り返し別れた妻の事を相談
している情けない男である事を告げ、その上、私が指導する
グリー部に負けたらお前の人生の意味を全て失う事になり、
アルコール中毒になるという。エマはスー先生がグリー部の
コーチとはどういう事なのか尋ねると、エマは
ウエストヴェール
高校
のグリー部の顧問が階段から落ちた為に、グリー部という
クソみたいな職だから顧問を引き受ける希望者が居なかった
ので、自分がやることにしたのだという。スーはウィルに対して
ビル・ウィルソンの本を手渡すと、断酒の為の12のステップを
実践するよう告げる。ただし頂点に上り詰めたらそこから蹴落
とすと語る。

レイチェルの元にパックがやってくる。
レイチェルは
州大会のために作曲していたが、なかなか良い歌詞
が浮かび上がらない。パックはレイチェルの一族が旅行に出て
家には誰も居ない事を知っていた。そこでパックはレイチェル
の家でパーティーを開こうと提案する。みんな大会のせいで
ストレスが溜まっているのだと。しかしあんたがパーティーに
求めるのはセックスと酒なんでしょと告げ、パパたちは私を
信頼して一人で留守番を任せてくれたので、裏切ることは出来
ないという。信頼ではなく退屈なヤツだから任せたんだと言われ
るレイチェル。
そんなレイチェルの元にフィンが現れる。
曲作りは順調に進んでいるのか?と問われるとレイチェルはフィン
にハグする。別れたけどギクシャクした関係にはなりたくない
とし、キャロル・キングジェリー・ゴフィンのような関係に
なろうという。目的の為に集中するという事。
そんな中、フィンにこれまで作った曲を披露するレイチェル。
しかし彼女が歌う曲は
"私のヘアバンド"という変な曲だった。
フィンはそんな曲では州大会を勝ち抜くのは無理だとすると、
レイチェルは自分には人生経験が乏しいので曲を作るのは無理
だと語る。それならば人生を楽しんだらどうか?と言われると
レイチェルは酒一杯飲んだことがない事を告げる。

レイチェルはパックに連絡を入れると土曜日にパーティーを
主催する事を告げ、自分はプリンセスから大人の女になる事を
宣言する。

しかし部員達はレイチェルの催すパーティーなど退屈きわまり
ないと考えていた。出席すべきかどうか語り合う中、酒があれば
行くという。

--------------------------------------------------------

■飲酒に関する是非

教師達としても対応が難しい問題。
教師も一人の人間であり、若者の時代に、今の若者と同様に
飲酒していた現実が存在する。また時に大人でさえも気分が
落ち込んだときには飲酒に頼るという現実が有り、全てが
悪だとするには難しい状況だ。

■ウィル先生がアルコール依存症!?

スー先生が突然ウィル先生のことをアルコール依存症だとか
予備軍だと語っていた。実際のところ何処まで飲酒している
のか分からなかったけど、スー先生はその実体を知っていたの
だろうか。少なくともこれまでの展開でウィル先生が酒で
失敗した例は無かった様に思う。

■レーチェルは経験を積むためにパーティーを開く

つまらない女の烙印を言われた事と、作曲するためには経験
が必要だと感じて、パーティーを主催。
最初はみんなしらけていたけど、アルコールを出した瞬間に
ノリノリ。ただアルコールは人を変えるとして、

サンタナ=泣き上戸
ブリタニー=脱ぎ魔
ローレンとクイン=怒り上戸
メルセデスとティナ=笑い上戸

■スピン・ザ・ボトル

昔の学生パーティーでは定番だったモノ。
日本で言う所の王様ゲームみたいな感じか。
ビンを回して差された方向にいる人物は無条件にキスしな
ければならない事。サムがブリトニーとキスすると、サンタナ
が嫉妬していたし、レイチェルはカートが連れてきたブレイン
とのディープなキスで、二人の気持ちが一つになったと誤解
していく。

■ウィルはビーストに悩み相談

ロザリタの店という場末のバーを紹介される。
カウボーイたちが集まる店で、盛り上がりもハンパじゃない。
そこでビーストのカウボーイハットが見られる共に、ウィル
はステージ上で歌う事になった。その楽しさはやはりアルコール
抜きでは語れない所なのだろう。

帰りにはビーストとウィルが何とかなってしまうのではないかと
心配したがとりあえず大丈夫だった。しかしテストの採点では
みんなAをつけてしまうし、エマ先生に愛を告白するために
電話したはずが、実際にはスー先生の電話がかかってしまった
こと。

■サングラス集団

みんなアルコールを飲んだ翌日には学校にサングラスをかけて
いた。見る人には分かるのだけど、校長は相当鈍感な姿。

ウィル先生もサングラスで来た時には笑えるものが有った。

マットは母親から二日酔いのクスリのためにパンダの毛に
お茶を飲まされたみたいな事を言われていたね。

■いざパフォーマンス

レイチェルがパフォーマンス前にアルコールを配る姿。
咳止めシロップの味がすると言っているけど、アメリカの
パーティーでは咳止めシロップが薬物として利用される事が
有るね。

■パフォーマンス中、嘔吐する生徒

校長がまたパフォーマンスの一つとして受け止めてくれたのが
笑える。しかしブリトニーのゲロはセメントみたいな色を
していて不気味だった。一体何を飲んだんだ?って感じ。

■ウィル先生の最大の汚点と効果

エマに告白したはずの電話だったが、実際にはスー先生に
かかってきていた事。それを校内放送で流してしまうという
辺りの発想がもの凄い。さすがだね。

■その他

カートは酔った際にブレインとレイチェルがキスをして二人が
夢中になる姿を見る。ブレインは僕はもしかするとバイかも
知れないと語っていたけど、気分転換に女性と付き合うゲイの
言い訳だと言われる。

誓約書
みんな全国大会まで飲まない事を約束させられる。
しかし飲んでしまった場合には、ウィルが何時であろうとも
迎えに行くと約束した。

マッキンリー校職員
ウィル・シュースター (Matthew Morrison) グリークラブ
スー・シルベスター (Jane Lynch) チアリーダー部"チェリオス"
フィギンズ校長 (Iqbal Theba) お金にシビア
エマ・ピルズベリー (Jayma Mays) ウィルが好きな潔癖性

「ニュー・ディレクションズ!」
フィン・ハドソン (Cory Monteith) アメフト部
レイチェル・ベリー (Lea Michele) 自己中だが実力有り
メルセデス・ジョーンズ (Amber Riley) 黒人のグリー部
カート・ハメル (Chris Colfer) いじめられっ子のグリー部
クイン・ファブレイ (Dianna Agron) チアリーダー、フィン彼女
ノア・“パック”・パッカーマン (Mark Salling) 意地悪
アーティ・エイブラムス (Kevin McHale) 車椅子
ティナ・コーエン=チャン (Jenna Ushkowitz) アジア系学生
サンタナ・ロペス (Naya Rivera) コーラス、ダンス担当
マット・ラザフォード (Dijon Talton) 生徒
マイク・チャン (Harry Shum Jr.) アメフト部生徒
ブリタニー・ピアース (Heather Morris) 生徒・金髪美女

テリー・シュースター (Jessalyn Gilsig) ウィルの妻、浪費
キャロル・ハドソン・ハメル (Debra Monk) ウィルの母
--- (Victor Garber) ウィルの父
ブラッド (Brad Ellis) ピアノの伴奏

バート・ハメル (Mike O'Malley) カートの父
ケンドラ・ジアーディ (Jennifer Aspen) テリの姉
ジェイコブ・ベン・イスラエル (Josh Sussman) ゴシップ生徒
アジミオ (James Earl) アメフト部
デーヴ・カロフスキー (Max Adler) アメフト部
ベッキー・ジャクソン (Lauren Potter) チア部生徒
ジーン・シルベスター (Robin Trocki) スーの姉
カール・ハウエル (John Stamos) 歯医者、エマの恋人
シャノン・ビースト (Dot Jones) アメフト部後任
サム・エバンス (Chord Overstreet) アメフト部・転校生
--- (Ian Brennan) Narrator(声)
ローレン・ザイゼス (Ashley Fink) 太めの女子生徒・レスリング

Warbler
ブレイン・アンダーソン (Darren Criss) ダルトン校・Warbler
ウェス (Telly Leung) ダルトン校・Warbler
ジェフ (Riker Lynch) ダルトン校・Warbler
デビッド (Titus Makin Jr.) ダルトン校・Warbler、黒人
サッド (Eddy Martin) ダルトン校・Warbler
ニック (Curt Mega) ダルトン校・Warbler
(Josh Aaron Berg)(Sam Garfield)(Nelson Beato)
(Jon Robert Hall)(Nick de Graffenreid)

--- (Rob Giles) Guitarist
--- (Ari Stidham) Drunk Kid
ディック・デンハム (Tyler Vogt)
--- (Doby Daenger) Biker Chick
--- (Jordan Elizabeth) Waitress
本人出演 (Lonnie Henderson)
--- (Tara Nicole Hughes) Dancer
--- (Katie Johnson) Dancer
--- (Pati Lauren) Country Dancer
--- (Chris Moss) Country Line Dancer
--- (Richard Taylor II) Student
--- (Jeremy Timmins) Bouncer
--- (Desary Vailencour) Country Bar Patron

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system