Glee グリー 踊る♪合唱部!? glee / 2010年 (シーズン2) http://video.foxjapan.com/tv/glee/ http://www9.nhk.or.jp/kaigai/glee/index.html

第16話 目指せ! 悲願の初優勝 Original Song

脚本／Ryan Murphy
監督／Bradley Buecker
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ウォブラーズ!のブレインは突然州大会で歌う曲をカートらの
前で披露する。カートに感想を求めるブレイン。カートは君の
ソロは最高だけど、いつもと同じだという。ブレインはソロは
選考会が決めたのだとして、ソロに選ばれなかった事に嫉妬し
ているのか?と問うが、ここはウォブラーズではなく"ブレイン
と仲間達"の状態になって居ると指摘する。

レイチェルはフィンからのアドバイスを受けて新しい曲を作った
として彼の前で私の悲しみを綴った曲を歌うという。涙を流しても良い
様にティッシュを渡す。レイチェルはフィンの前で悲しみの
コンセプトの曲を歌う。"一人っ子"がテーマの曲だった。
フィンは「私のヘアバンド」よりは良かったとし、歌は良かった
がまだ薄っぺらい気がするという。もっと深い悲しみを表現す
べきだと。クインは二人が仲良くしている姿を見て危機感を覚
える。クインはフィンの事が好きだと改めて感じ、初恋の相手
と絶対に永遠に結ばれようと考えていた。何よりも彼が居ない
とプロムクインの座が手に入れることは出来ないという。
クインは"共は近くに、敵はより近くに"という言葉通り、レイ
チェルと親友になると呟く。

カートは一人で居るとカナリアの"パバロッティ"が鳥かごの中で
亡くなっているのを知る。すぐにウォブラーズ!にその事実を
告げに行くと、カートはこの悲しみを歌で表現し弔いたいと
告げる。そんなカートが歌う姿を見てブレインはカートを
見つめていた。

ニュー・ディレクションズ!では、州大会に「シング」を歌う
事を予定していたが、突然バンドからは使用禁止の通達を受ける。
スー先生が絡んでいるのではないか?という部員たち。
ウィルはスーを問い詰めると、確かに彼女はそれを認める。
マイケミカルロマンスのドラマーと1996年に出会い短い間に
付き合っており、ウィルたちか゜動物愛護団体から訴訟を受けて
いる事をバンドに手紙で話したのだという。デタラメだとする
も部員泥棒はウィルの方だと語る。

それを受けてグリー部員達は話し合う。レイチェルはオリジナル
曲を作ろうと提案。最初は誰もレイチェルの声に耳を貸さなか
ったが、クインは突然ピンチをチャンスと捉えるべきだとして
普通の曲では勝てないので、他人の言葉ではなく自分たちの言葉
で伝えるためにもオリジナルの必要性を訴える。私たちの心や
魂を歌おうとし、クインはレイチェルに作曲手伝いをするという。
それを聞いていた部員達は、全員にチャンスを与えるべきだと
して、全員が作曲をする事になる。

ブリトニーはサンタナの元に行く。冷たくされたブリトニーは
彼女に怒っているのか?と問うが、私を拒否してアーティを選ぶ
なんて損したのだという。私はサムに捧げる曲を書くというと、
私を好きなのにサムとは別れていないのか?と告げる。そんな中、
二人の会話に割ってはいる様にスー先生がやってくる。
スー先生は裏切り者めと告げ、もうチア部は終わりだという。
ブリトニーとサンタナがロッカーを開けると大量の砂が出で来る。

ブレインは会議の中で、常にウォブラーズのメンバーが自分に
合わせてくれてる事に対して、中心で居る事に疲れたことを
吐露する。発言の議事録にもそのような書いて欲しいという。
ソロを任されたことは光栄だが、州大会で一人では無理だと
語る。そこで歌をアレンジしてデュエット曲にしたいという。
一緒に歌うのはカートが良いと告げる。カートはオーディション
をしてメンバーを決めるべきではないか?とするが、ブレインは
挙手させる事で一気にカートがデュエット相手に決まってしま
う。
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■それぞれの作曲

それぞれが個人向けに曲を作っているという時点で笑えるもの
が有った。

一番手はサンタナ。
サムに対するメッセージソングで「マスっぽい口」というもの。
貴方が本気を出せば赤ちゃんの頭を吸い込むことも出来ると
いう辺りが笑える。サムにとってはいじられたくないネタなの
に、そういう所もさらけ出さねばならないところがまた凄いね。

二番手はパック。
ローレンに対してメッセージソングで「ドデカイハート」だった。
ローレンの体格に対して体だけでなくハートが大きいとして
訴えるモノ。

三番手はメルセデス。
彼女は自分に向けられる数々の規制に対して、"絶対に嫌"だ
とする気持ちを歌った。ネタ的にはローレンとも被っている
感じのネタだけどね。

■カートとブレイン

カートが担当していたウォブラーズ伝統のパバロッティが
亡くなった事で追悼に「Blackbird」でうたう。その歌声を聞い
てブレインの心の中で揺らぐモノが有った様だ。

まさか二人がキスして互いに寄り添っていくとは思わなかった
けど、結局ウォブラーズはブレイン政権である事は変わらない
感じだけどね。

■スー先生の意地悪

ブリトニーとサンタナには、ロッカーに砂。
メルセデスには枝を投げつけている姿が有った。
当然グリー部全体には、課題曲を歌わせない様な妨害工作が
有ったし、ティナは、自分の名前をティナ・C・ルーサーに
改名されそうになったという。

これら意地悪された恨みを曲の中にぶち込んで、レイチェルが
それを曲として上手くまとめていった。

■クインはレイチェルに焦る?

フィンとクインはつきあう事にしたモノの、レイチェルと接近
している事を知る。しかも過去にはクインと別れてレイチェル
と付き合う流れが有ったために、クインとしてもレイチェルの
存在には目が離せない。

■いよいよグリー部中西部州大会

審査員は、ロット・レミントン。
ティーパーティー候補・タミー・ジーン・アルバートソン。
元ダンサーでカルメル会修道女のシスター・メアリー・コンス
タンス。因みに「習慣と性質へ」という本を著作している様だ。

■大会へ。

順番としてはオーラル・インテンシティ!が一番手。
ウォブラーズ!が二番手、ニュー・ディレクションズが最後。
オーラルは修道女にアピールする為に、Jesus Is My Friend
を歌ってアピール、ウォブラーズ!はP!NKの曲を歌っていたね。
ニュー・ディレクションズはレイチェルの作曲した曲。
どの流れもソロを歌い、そして後は全体的なチーム力を
見せるかの様な曲の二曲を披露していた。
ソロを聞かされると、なんとなくgleeっぽくないなと思っていた
けど、二曲用意してあったのね。

■スー先生の工作は失敗?

最後凄い勢いで州副知事のカーラを殴る姿が有った。
それよりも審査員たちの審査が適当すぎ。
ゲイコンビを認めることは出来ないとか、神の曲を歌えば
指示されるのは安っぽいとか。結局ニュー・ディレクションズ
が優勝。MVPはレイチェル。トップを目指そうとしていたクイン
にとってはほろ苦いところかな。