Glee グリー 踊る♪合唱部!?
glee / 2010年 (シーズン2)

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http://www9.nhk.or.jp/kaigai/glee/index.html





第18話 ボーン・ディス・ウェイ Born This Way

脚本/Brad Falchuk
監督/Alfonso Gomez-Rejon
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全国大会まで数週間、気合いを入れていこうとウィル。
州大会での歌のパフォーマンスは良かったが、
ダンスがイマイ
チだった
とし、訓練しようと呼びかける。
打倒ボーカル・アド
レナリン
だと。
ダンスの練習をする中、ダンスに不器用なフィンは思わず
レイチェルとぶつかり彼女を倒してしまう。顔面を床に強打
したレイチェルに付き添い病院に行くフィン。レイチェルは
両親がもうすぐ迎えに来るのでもう帰っても良いと断るも、
フィンは医者の診断を聞くまでは帰らないという。そんな中
医者からは
レイチェルの鼻が折れている事を聞かされる。
キレイな感じで折れているという医師は、ついでに
鼻中隔の
ゆがみを治したらどうか?
と言われる。しかしそれをすること
で声に影響が出たら大変だとするが、逆に空気が多く取り込める
様になり、高音の幅が広がるという。女優を目指すのならば
外見も声も最高にすべきだと言われる。

レイチェルはグリー部で、鼻の整形のことをみんなに相談する。
決して鼻が大きいとか顔が嫌いだとする虚栄心ではないとし
才能を高める可能性が有るのだという。
そんな会話をしていると突然サンタナは本音で語り合おうと
告げる。誰にだってコンプレックスは存在するもの。
サムは口を小さくする方法を調べた事が有るだろうし、アーティ
は足をとっちゃう方法、ティナは目を大きくする事を考えた
事が有るだろうという。ティナはそれを否定するが、カラーコ
ンタクトを入れて居るのはアジア人としての劣等感ではないか?
と言われる。ティナはあくまで流行でコンタクトを入れている
だけだという。フィンは自らの悩みはダンスが下手な事だと
し、外見には満足している事を告げると、サンタナはあんたの
乳首はピラミッド型だとしてそれを否定。レイチェルは鼻が
大きく、まるで硬い種を割るかも知れないと皮肉る。

それらの会話を聞いていたウィルは、みんな
グリー部の精神と
正反対の事をしている
という。変えたいと思っていることは
全て個性であるという。しかしメルセデスは学校では人と違って
いるとからかわれる元だという。ウィルはレイチェルは才能
の可能性の為だとしているが、それは良い訳だと告げる。

ウィルはエマの元を尋ねると
生徒達がそれぞれの個性を受け止め
切れずに居ることについて相談
する。自分を愛する手助けを
したいということ。ウィルはエマにも欠点があるとし、料理を
拭かずに食べる方法を考えようと告げる。
本格的な治療を
受けるべき
で、その為にには大好きな二人を使うというのが
ベストだという。それは僕とガガだという。

一方サンタナはプロムクイーンになればブリトニーをアーティ
から奪えると考えていた。その為に必要なのは彼氏なのか。
通りかかるサムに姿を見るが彼ではまだ役不足だと感じる。
デーヴがやってくると彼はサムのお尻に目を向けているのを
サンタナは見逃さなかった。デーブと協力すればクイーンに
なれると考え、デーブと話し合うことに。
私は隠れレズなので
ゲイにはかなり鼻が利く
のだと呟く。

ニュー・ディレクションズ!たちが全国大会に出場する間、
カートらWarblerは、養護施設でライブを行うという。
サンタナはカートが居ないとニュー・ディレクションズ!は
物足りないと感じていたが、デーブが居る限りはカートは戻り
そうも無かった。そこでカートに戻る様告げるが、ブレインは
危険過ぎるという。
サンナタはカートを学校に戻せば、優勝の
確率もアップするし、ヒーローとして尊敬されるハズ
だと
考える。

ウィルはグリー部員たちの前で今週の課題を発表する。
テーマは"受容"。グリー部にはどのクラブよりも多様な人種、
宗教観、性的嗜好の集まりであるが、それを受け入れていない
という。その為今週は、
自分を受容する曲を歌うこと。
そして
自己受容のクイーンの歌・レディー・ガガの曲をみんな
で歌おう
と告げる。みんな自分たちがコンプレックスとして
持って居る事を白いTシャツに書いてプリントするのだという。
エマ先生は、自分の欠点は"赤毛"だとして、みんなにTシャツ
を見せるのだった。

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■それぞれに持つコンプレックスは個性

障害は個性だとか、人には言えない部分が個性だとか、色々
と言われている現在。日本でもあまり人と違う様に振る舞い
たくないとする傾向が強いし、アメリカでもその辺は同じ
なんだね。

10年以上前の意識調査の中で、アメリカ人は個性を大事にする
と思われがちだが、生徒達へのアンケートの結果、
他人と違う音楽を聴かずに、仲間はずれにならないように周り
と合わせて同じような曲を聞く傾向にある事が新聞に掲載され
ていたな。

■それぞれの問題

レイチェルはユダヤ人特有の大きな鼻が嫌い。
サムは大きな口が嫌い。
ティナは韓国人特有の小さな目が嫌い。
エマは潔癖症・強迫神経症。
クインは太っていた過去が有る。
サンタナはレズビアンを告白できず、自らビッチである事を自覚。
ブリトニーは頭が悪い事を問題視していた。
ウィルは尻アゴが嫌。天然パーマが嫌だと言い出すかと思った
のにな。

■プロムクイーンを狙う者達。

順当に行けばクインが優勝。
しかしサンタナもクイーンを掴んでブリトニーの事を取り戻し
たい様子。更にローレンもクイーンの座を狙っていた。
ローレン曰く、父親はジョージ・ゴードンからの教えで、
敵の弱点を付くのが必勝法との事でそれを実行していく。

■カートが無事、マッキンリー校へ。

サンタナがデーヴに無理矢理協力させる。
協力しないとデーヴがゲイである事をバラす脅した感じで、
デーヴは謝罪すると共に、イジメ撲滅隊を結成して、構内を
見回りするという。

保護者まで集まり協議の結果、カートが戻る事になった。
カートはデーヴに告白できないのであれば、せめてレズビアン
とゲイの親・家族友人の会に出席して気持ちを知るべきだ
語る。

■Warblersとの別れ

Warblersの別れのパフォーマンスと、カートが復帰のパフォー
マンスが連続して描かれていた。
一応カートはブレインとの付き合いは続けていくのかな。

■受容

何よりもエマが今まで薬を飲まずにいた事が凄い。
抗不安薬、抗うつ剤を処方されていたけど、メンタル的な病
を我慢しているというのも有る意味凄いね。
エマの場合、不安から来る潔癖症のようだ。
最終的には薬を飲むことになったけど、治るのだろうか?

50分のカウンセリングの時間中48分は椅子を拭いていたという
辺りが不謹慎ながら笑えた。

■クイーンの過去

ルーシー・Q・ファブレイが本名らしい。
昔はローレンに負けず劣らず太っていたり、顔も整形している
ようだ。整形しているという事は自分自身を受け入れていない
のと同義みたいな感じ。

先週は是非中国人に見てもらいたいエピソードだったけど、
今回は是非韓国人に見てもらいたいエピソードになっている
のかも。

■ブリトニー

サンタナに対してレバノン人は笑えた。
ホントはレズビアンと書きたかったらしいけど、ブリトニー
は憎めない所が有るな。珍しくサンタナに対して怒っている
姿もあった。

■レイチェルの為にBarbra Streisand

レイチェルがもっとも崇拝している人物のようだ。
同じユダヤ系である事。
今後レイチェルの事を見て尊敬する人は、レイチェルが自分
自身を愛していない事を知ったら失望するだろうとのことで
上手い事、自信をつけさせていった感じ。
ショッピングモールでのパフォーマンスはなかなかの圧巻だっ
たね。

■イヴ・ハリントン、カール・マルデン

映画「イヴの総て」に登場する新進女優の名前がイヴ。
アメリカ演劇界の栄えある賞に輝くまでを描いたものだが、
プロム・クイーンになるまでの道を彼女の境遇に例えていた。

カール・マルデンの名前が出たのは、レイチェルがクインの
事を崇拝していることに対して、カールでも良いだろうと
パックが語るものだった。

マッキンリー校職員
ウィル・シュースター (Matthew Morrison) グリークラブ
スー・シルベスター (Jane Lynch) チアリーダー部"チェリオス"
フィギンズ校長 (Iqbal Theba) お金にシビア
エマ・ピルズベリー (Jayma Mays) ウィルが好きな潔癖性

「ニュー・ディレクションズ!」
フィン・ハドソン (Cory Monteith) アメフト部
レイチェル・ベリー (Lea Michele) 自己中だが実力有り
メルセデス・ジョーンズ (Amber Riley) 黒人のグリー部
カート・ハメル (Chris Colfer) いじめられっ子のグリー部
クイン・ファブレイ (Dianna Agron) チアリーダー、フィン彼女
ノア・“パック”・パッカーマン (Mark Salling) 意地悪
アーティ・エイブラムス (Kevin McHale) 車椅子
ティナ・コーエン=チャン (Jenna Ushkowitz) アジア系学生
サンタナ・ロペス (Naya Rivera) コーラス、ダンス担当
マット・ラザフォード (Dijon Talton) 生徒
マイク・チャン (Harry Shum Jr.) アメフト部生徒
ブリタニー・ピアース (Heather Morris) 生徒・金髪美女

テリー・シュースター (Jessalyn Gilsig) ウィルの妻、浪費
キャロル・ハドソン・ハメル (Debra Monk) ウィルの母
--- (Victor Garber) ウィルの父
ブラッド (Brad Ellis) ピアノの伴奏

バート・ハメル (Mike O'Malley) カートの父
ケンドラ・ジアーディ (Jennifer Aspen) テリの姉
ジェイコブ・ベン・イスラエル (Josh Sussman) ゴシップ生徒
アジミオ (James Earl) アメフト部
デーヴ・カロフスキー (Max Adler) アメフト部
ベッキー・ジャクソン (Lauren Potter) チア部生徒
ジーン・シルベスター (Robin Trocki) スーの姉
カール・ハウエル (John Stamos) 歯医者、エマの恋人
シャノン・ビースト (Dot Jones) アメフト部後任
サム・エバンス (Chord Overstreet) アメフト部・転校生
--- (Ian Brennan) Narrator(声)
ローレン・ザイゼス (Ashley Fink) 太めの女子生徒・レスリング

Warbler
ブレイン・アンダーソン (Darren Criss) ダルトン校・Warbler
ウェス (Telly Leung) ダルトン校・Warbler
ジェフ (Riker Lynch) ダルトン校・Warbler
デビッド (Titus Makin Jr.) ダルトン校・Warbler、黒人
サッド (Eddy Martin) ダルトン校・Warbler
ニック (Curt Mega) ダルトン校・Warbler
(Josh Aaron Berg)(Sam Garfield)(Nelson Beato)
(Jon Robert Hall)(Nick de Graffenreid)(Christopher Higgins)
トレント (Dominic Barnes)

--- (George Wyner) Plastic Surgeon
ポール・カロウスキー (Daniel Roebuck) デーヴの父
シェーン (Kathleen Quinlan) 診療内科医
--- (Danielle Macdonald) Girl
--- (Sabrena No'mani) Girl
--- (Kate Brochu) Girl
ブレット (Ryan Heinke)
トッドラー・ローレン・ザイゼス (Ava Grace Pulido)
--- (Jaymes Butler) Father
--- (Colleen Craig) Flash Mob Dancer
--- (Isabella Cuda) Pageant Girl
--- (Marty Dew) Flash Mob Dancer
--- (Lonnie Henderson) Dancer
--- (Krishnar) Dev
--- (Makenzi Swicegood) Flash Mob Dancer

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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