Glee グリー 踊る♪合唱部!? glee / 2011年 (シーズン3) http://video.foxjapan.com/tv/glee/ http://www9.nhk.or.jp/kaigai/glee/index.html

Nov. 8, 2011
第5話 すばらしき初体験 The First Time

脚本／Roberto Aguirre-Sacasa
監督／Bradley Buecker
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アーティは悟りを開く。
ガンジーのように投獄されたり、シェールの娘が性同一性障害
であったり例え車椅子でも天職さえ見つかれば威張り散らせる
ということ。マーティは演劇の監督になった事で、知らない
分野でも知ったフリをして主演者たちに指示を出す。
上演が近づく中、アーティとしては複雑な心境に立って居た。
レイチェルとブレインは二人でメインパートの練習をする中、
乙女心を持ったビーストはその曲を聴いて涙する。しかし
アーティはこのナンバーは性の目覚めを歌っているのであり、
レイチェルとブレインにはその熱が足りないとし、異性との
性関係を経験したのか?と問う。アーティは自分がブリトニー
と関係を持った際の気持ちを語り、大人になれた感じがした
事を告げる。レイチェルたちはその時期が来るのを待っている
のだというと、人間としての本能的行為を避けているのだと
し、客にそれを伝えられるのか?と問う。その話にビーストも
エマも経験に乏しい為に何も言えなかった。

レイチェルはフィンに近づく中、選挙には誰に投票するか
決めたのか?と問う。フィンは弟のカートの事も考えなければ
ならないのでレイチェルとの間に挟まれ複雑な心境を吐露する。
レイチェルは弟にはこんな事は出来ないでしょと告げフィン
にキスをする。フィンはいきなり積極的になったレイチェルを
不審に思うが、自信を得たのだという。選挙戦では現在同率
で首位を得ているとの事だし、私は学校で一番のイケメンと
付き合っているのだという。するとフィンは金曜日にオハイオ
州立大学のスカウトが来るのだと告げ、クォーターバックと
して自分を引き抜きに来たのかも知れない事を語る。レイチェル
と同じ道に行けないことを残念がるが、ニアダにはアメフト部
が無いので仕方が無いとし、大人になって夢に近づくのだから
良い事だという。フィンはスカウトに会った後、週末ウチに
遊びに来ないか?とレイチェルを誘うと、快くOKをだす。

Roxy Musicの曲を部屋で聴いていたカートとブレイン。
カートは僕ってそんなに魅力が無いか?とブレインに尋ねる。
ブレインはそれを否定し、僕らはまだ若いのだし、これから
何でも出来るが今はカートの気持ちを優先したいのだという。
君から服をはぎ取るのは相当大変そうだとブレインは語る。

ビーストの元にアーティは尋ねると、彼女に何故先ほどの
演劇練習の際、セックスの話題の時に逃げ出したのかと尋ねる。
すると今までに経験がなく、気になる男が現在一人(クーター・
マンキンス)が、脈が無いという。

ブレインは久しぶりに古巣のダルトン校を尋ねる。
するとブレインの事を優しく迎え入れてくれるかつての仲間達。
ブレインはみんなをミュージカルに誘いに来たのだとして
チケットを持って来た事を語る。するとブレインは一人見慣れ
ない生徒・セバスチャン・スマイスが居る事を知る。スマイス
は彼がブレインだと知ると、ダルトンの伝説だとし、いつも
想像していた事を告げる。別れ際にまた会ってくれるかと
すると、君はWarblerの先輩だとして、いつでも歓迎だと語る。

フィンはパックの元にいくと、レイチェルとのセックスの件
で相談する。自分はいつも避妊具などつけて居ないが99%は
避妊に成功しているという。そんな中、クーターがアメフト部
へとやってくる。
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今回は変なイジメもなく、意地悪な展開も無かったので安心して
見ていられる話だった。
このドラマの中でも特に劣等感を持っているであろうビースト
とアーティがフューチャーされた内容で、その辺も良い感じに
写った要因なのかもしれない。

今回は初体験がテーマ。
アーティがブリトニーと付き合っていた時があったのねと改め
て思い出させる展開で、性体験・異性関係に於いてはアーティ
が今回優位性を発揮していくというのだから不思議な感じ。
それよりも教師が生徒に異性の事で話し合う姿がある意味
斬新にも思える。
ただ実際にはミュージカルの演出など未知のモノなので、未知
のものと戦う気概と共にアーティの持つ感性が正しかったと
する流れは良かったと思う。

レイチェルとフィン。
最近影の薄いフィンがアメフトでの大学進学の道が開けたという
事でちょっぴり光の射す展開だったけど、結果的にはダメだった。
レイチェルは役作りの為にフィンと寝ようとしていたけど、
勿論それはあくまできっかけに過ぎず、そういう関係になっても
良いという思いとそれなりの下地は存在していたのだろう。
シーズン1から見ているとずっと貞操を守ってきた彼女は
敬虔なユダヤ教徒なので、急速に方向転換を図った感じにしか
見えなくもないんだけど、最近のレイチェルはこれまでと違っ
て多少角が取れた感じがするので、それが成長だと思える部分
に繋がっているのかも。

一度は役のために寝ようとしていた事がバレるも、二度目のチャ
ンスには上手い感じで事が運び、いよいよ関係を持った。
サンタナは過去にフィンと関係を持って居るので、その時のフィン
の様子をあくせくしてハーハーしてるだけの芋袋にボディスプレー
をかけたものが上に乗っているみたいなものだったと語る辺り
が笑えた。

それにしても、パックは避妊具無しで99%は防いだようなことを口に
していたけどクインとの関係に於いては子供が出来ている事実
があるよね。

ティナはマイクと関係を持った様で後悔は無いとのこと。

そして今回はブレインが久しぶりに古巣のダルトン校に戻る。
優しく歓迎してくれるWarblerの姿を見ると、未だに居場所が
有る事への有りがたさみたいなものを感じた。Warblerに戻りたい
気持ちも有るのではないかと思わせるものへと繋がっていた
感じ。

メルヘン過ぎるカートとの関係に於いてもライバルとして登場
したスマイスの存在がちょっぴりアクセントとして二人の関係
を後押しするものが有り、興味深い。
そして何よりも久しぶりにスキャンダルズという店でアジミオ
と再開した所が意外だった。こういう関係になれることを誰が
想像しただろうって感じの二人だった。

■使用された曲

・Darren Criss and Lea Micheleの"Tonight"
・Curt Mega, Grant Gustin and Eddy Martin with Cooper Rowe and
Steven Skylerの"Uptown Girl"
・Lea Michele and Naya Riveraの"A Boy Like That"
・Naya Rivera, Jenna Ushkowitz, Harry Shum Jr., Mark Salling
and Damian McGintyの"America"
・Lea Michele and Darren Crissの"One Hand, One Heart"
・Roxy Musicの"Love is the Drug"
・ABCの"Poison Arrow"
・Thelma Houstonの"Don't Leave Me This Way"
・Betty Wand and Marni Nixonの"A Boy Like That/I Have A Love"
・Dominik Hauserの"Closing"