Glee グリー 踊る♪合唱部!?
glee / 2011年 (シーズン3)

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Feb. 7, 2012
第12話 魅惑のスペイン語教師 The Spanish Teacher

脚本/Ian Brennan
監督/Feb. 7, 2012
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毎年タコスの日にウィル先生は、スペイン語のクラスで
La Cucarachaを歌うことにしていた。以前は大受けだったのに
今年はまるで反応がない事を知る。もしかして自分は時代に
遅れた教師なのか。
ウィルは授業が終わるとフィギンズ校長に呼び出される。
ウィルに対する苦情が生徒から出ているとし、教員としての
能力に疑問を持っている生徒が居るという。勤続40年以上
の歴史教師のハグベリー
終身在職権を持っていたが、この度
記憶障害によって学校を退職した
ので、終身在職権が一つ
空いたことを聞かされる。それを知ったウィルは是非私に
その権利が欲しいことを告げ、エマと婚約して家庭を築くため
には安定したものが必要だという。フィギンズはウィルにそう
したいのは山々だが、何名か候補者がいる事を告げ、ウィルの
授業は生徒受けが悪いので評判を上げるよう告げる。その為に
はまずはスペイン語を上達させろという。

ウィルは夜間部のスペイン語教師、デビッド・マルティネス
の授業を受けることに。色んな理由でスペイン語を学びに来て
いる人がいることを知る。デビッドは2030年にはスペイン語
が第一言語になるとし、多数派になるのだという。ここで今
スペイン語を学んでいる人は賢くて先見の明がある人だと語る。

ウィルは授業が終わるとデビッドにコーヒーをのみに誘う。
ウィルはなぜ夜間部の仕事をしているのかを問うと、不況で
仕事がないのだという。寧ろデビッドはスペイン語の先生である
ウィルがスペイン語を学びに来ている事に驚く。デビッドは
オハイオ出身で両親はチリ出身だから自宅ではスペイン語で
育った事を告げる。2、3ヶ月前からこの学校の夜間部で
スペイン語教師をしているとし、それ以前の6年間は歯の
モデルをしていたのだという。広告は笑顔が要求され、そういう
時に歯が白い自分は重宝されたとするが、一日に何時間も
フロスしている事を知り、人生を無駄にしていると感じたので
モデルは辞めたのだという。にっこりしているだけの生き方
を変えたかったと告げ、子供たちに役に立つ事を教えたい
のだという。ウィルがグリー部の顧問をしている事を知って
うらやましい事を告げ、夜間部でもグリー部を結成したい
事を告げる。自分は音楽カウントダウン
番組「ソリッドゴール
ド」
を見て英語を覚えた事を告げ、歌や踊りをしながら何かを
学ぶと頭に良く入るのだという。俺がグリー部ならばラテン語
を取り上げるという。音楽をしながらならばスペイン語も
身につくとの事だった。

スー先生は男子グリー部の生徒たちを呼び、病院で有り余る
精力を発散しないか?と告げる。ウィルはスーが良からぬ事を
企んでいる事を知って話しかけると、スーは精子バンクら
行ったら失望する男性ばかりだったので、精子ドナーを
生徒から選ぼうと思ったのだという。
子供を産むのだという
スー
。君は母のタイプにはとても見えないとするウィルに
対して私は母性がみなぎるタイプだとし、ベッキーに対しても
本物の親のように接してきたのだという。残りの時間がある
事に気がつき方向転換しようと決めたのだという。ウィルは
スーにその年で妊娠など出来るのかと問うと70年代に卵子
を冷凍しておいたとし、スーパーの冷凍庫に保管してある
とのこと。今週末に経済的な安定が手に入るとし、終身在職権
は私がもらうという。年功序列から行っても私がもらうのが
筋でありチア部を全国優勝させているのだという。

しかしそんなスーに対して、フィギンズ校長がやってくると、
スーの元にも生徒から苦情が来ているという。校長室には
五輪銅メダリストでシンクロ部の顧問をしているワシントン
先生が居て、弱体化したチアリーダー部に提案があるという。
スポーツイベントでチケットが売れないのはチア部の振り付け
が50年代の振り付けだとし、スーの振り付けが古くさいのだと
いう。銅メダリストの私がこれから指導すればとても上手く
なるとの事だった。

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■終身在職権を狙う教師たち

アメリカのドラマだと時々その名が出る終身在職権。
あからさまに狙っていたのはウィル、スー、ワシントン先生
だった。歴史の教師が辞めた為に、その教師が終身在職権
を持っていたので空きが出たという設定だった。

ウィルはエマと家庭を築くためにも安心保障としてそれを
求め、スーは子供を持つためにもやっぱり将来の保障を求めて
それを狙う。

しかし今回、ウィルとスー先生の事を何者かがクレームを
付けた生徒が居るということで、その犯人が誰なのかが
ある意味興味深い所だったのかも知れない。

■スペシャルゲスト

Livin' la Vida Locaで大ヒットしたリッキー・マーティン
が今回のゲスト。
ちょっぴり日本では1発屋っぽいところがあるけど、人気絶頂
の頃に日本に来日して、HEY!HEY!HEY!などの番組に出演していた
記憶があるな。
あの頃から何故かまた郷ひろみさんがフューチャーされた
気がするのだけど、この曲のカバー曲が余程マッチした
という事なのだろうか。
リッキー・マーティンというと、つい何年か前にゲイをカミング
アウトしていたね。
サッカー好きな人ならば日本がワールドカップに初出場した
際のワールドカップの公式テーマソングを思い起こすのかも。

■エマ先生の存在感

目立たなかったけど予想以上に彼女が作成した生徒の啓蒙用の
パンフレットが好評を得て、最終的には彼女が終身在職権を
得ることになった。ウィルがまた彼女のパンフレットを
バカにするような発言をしたときには、この関係もダメかと
思ったけど、最終的にはウィルがエマの事を素直に認める
事で決着がついた。

エマ先生の元にサムとメルセデスが訪れ、特にメレセデスの
方が自分の心が分からないとしたことで、無理にコミュニケー
ションを取ろうとせず寧ろ断食のような形で、サムとの
コンタクトを一週間限定であらゆるコミュニケーションを
立って見つめ直す様アドバイスしていた。

■結婚、出産、家庭、子育て、将来設計

今回はレイチェルがガールズトークの場でメルセデスとカート
に対してフィンと結婚したことを告げる。カートはフィンが
自分の事を自虐的に見ている事を知って自信を持たせようとする
が、果たしてどれだけ彼に伝わったのか。

レイチェルの揺るぎない自信は凄い。
私は一生フィンを愛する事と、スターになるという事を
述べていたけど、フィンは妥協・打算によって彼女との関係を
無理に結ばせようとした感じ。このままだと当然上手くいくは
ずも無いね。

■時代、ジェネレーションギャップ

今回スー先生はワシントンという強烈なキャラクターによって
随分時代遅れだの出産についてもおばさん扱いされるだの
して、若い力に押されてしまった。ウィルもまた同様に自分の
していることが古いのではないかとする疑問が浮上。
打算した結果、今の職が有る事を告げ、スペイン語教師の座を
譲った格好だったけど、ウィル先生がスペイン語教師だった
というのは初めて知った。スー先生って授業では何を教えて
いるんだろうか?所々、スペイン語のニュアンス違いの事を
語っていたけど、スペイン語が分かる人には笑いのツボだった
のかな。
ラテン系という事で、サンタナはようやく取り上げられた
として今回活き活きしていたね。そして毒舌も相変わらずだった。

■ベッキーとスーの関係にちょっぴり涙か

スーの事を密告したのかはベッキーだった。
クレヨンでクレームの手紙を書くのはお前かブリトニーくらい
で、スペルミスをしない方がベッキーらしい。


■使用された曲

・Cory Monteith, Matthew Morrison, Kevin McHale and Mark SallingのLa Cucaracha
・Ricky Martin, Kevin McHale and the Glee Cast (New Directions)のSexy and I Know It
・The BeatardsのDang Diggy Dang
・Amber RileyのDon't Wanna Lose You
・Ricky Martin and Naya RiveraのLa Isla Bonita
・Chord Overstreet and the Glee Cast (New Directions)のBamboleo / Hero
・Matthew MorrisonのA Little Less Conversation
・Kerry MuzzeyのLooking Back
・Time For Some Girl Talk

マッキンリー校職員
ウィル・シュースター (Matthew Morrison) グリークラブ
スー・シルベスター (Jane Lynch) チアリーダー部"チェリオス"
フィギンズ校長 (Iqbal Theba) お金にシビア
エマ・ピルズベリー (Jayma Mays) ウィルが好きな潔癖性

「ニュー・ディレクションズ!」
フィン・ハドソン (Cory Monteith) アメフト部
レイチェル・ベリー (Lea Michele) 自己中だが実力有り
メルセデス・ジョーンズ (Amber Riley) 黒人のグリー部
カート・ハメル (Chris Colfer) いじめられっ子のグリー部
クイン・ファブレイ (Dianna Agron) チアリーダー、フィン彼女
ノア・“パック”・パッカーマン (Mark Salling) 意地悪
アーティ・エイブラムス (Kevin McHale) 車椅子
ティナ・コーエン=チャン (Jenna Ushkowitz) アジア系学生
サンタナ・ロペス (Naya Rivera) コーラス、ダンス担当
マット・ラザフォード (Dijon Talton) 生徒
マイク・チャン (Harry Shum Jr.) アメフト部生徒
ブリタニー・ピアース (Heather Morris) 生徒・金髪美女

ブラッド (Brad Ellis) ピアノの伴奏
バート・ハメル (Mike O'Malley) カートの父
ジェイコブ・ベン・イスラエル (Josh Sussman) ゴシップ生徒
アジミオ (James Earl) アメフト部
デーヴ・カロフスキー (Max Adler) アメフト部
ベッキー・ジャクソン (Lauren Potter) チア部生徒
シャノン・ビースト (Dot Jones) アメフト部後任
--- (Ian Brennan) Narrator(声)
ローレン・ザイゼス (Ashley Fink) 太めの女子生徒・レスリング
ブレイン・アンダーソン (Darren Criss) ダルトン校から転校
シェルビー・コーコラン (Idina Menzel) 新グリー部

ロッド・レミントン (Bill A. Jones) テレビ局・司会者
アンドレア・カーマイケル (Earlene Davis) テレビ局・司会者
シュガー・モッタ (Vanessa Lengies) 音痴なグリー部入部希望
ローリー・フラナガン (Damian McGinty) アイルランドからの交換留学生
ジュリア・チャン (Tamlyn Tomita) マイクの母
マイク・チャンSr. (Keong Sim) マイクの父
クーター・メンキンス (Eric Bruskotter) ビーストの彼氏
サム・エバンズ (Chord Overstreet) 口が特徴の生徒
マリー・エバンズ (Tanya Clarke) サムの母
ドワイト・エバンズ (John Schneider) サムの父
ハーモニー (Lindsay Pearce) ユニターズのヴォーカル
セバスチャン・スマイス (Grant Gustin) Warbler


デビッド・マルティネス (Ricky Martin) 夜間のスペイン語教師
ロズ・ワシントン (NeNe Leakes) シンクロ顧問、五輪銅メダル
シェーン・ティンズレイ (Lamarcus Tinker) メルセデスの彼
Mrs.ハグベリー (Mary Gillis) 歴史教師
チリ (John Marshall Jones) スペイン語クラス、デビッドの歯を気に入る
ビル (Roger Keller) スペイン語クラス
ステファニー (Brenda Ballard) スペイン語クラス
--- (M.J. Dougherty) Adult Student


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