ゴシップガール
(Gossip Girl)

http://www.gossipgirl-tv.jp/


第10話 上流社会 Hi, Society

脚本/Joshua Safran 監督/Patrick R. Norris
--------------------------------------------------------
デビュタント舞踏会の日が近づく。
ブレアはネイトの変わりにセオドア王子がエスコートすること
になり、世間も注目。ハロー誌だけでなく、ニューヨークタイム
ズ誌がブレアの事を取り上げる事になっているという。
ネイトはチャックに、ブレアの件で相談する。父親の一件が
無事肩の荷が下りたことで、改めてブレアの事を考えたときに、
自分は彼女を好きなのではないかというもの。

一方ダンは妹のジェニーと共に、舞踏会前のダンスの練習会場
へと足を運ぶ。ジェニーはデビュタントと言えば女の子の夢だ
として出席したい事を告げる。しかしダンは階級意識満載の
イベントで有って、全く興味がなかった。

ダンが会場に来たのはセリーナが彼に大好きなシシーお祖母ち
ゃんを紹介したい為のもの。15年もの間、舞踏会の実行委員を
勤めていた彼女。ダンがジェニーを連れてきたのを見たリリー
は彼女にボランティアをして欲しいと頼む。しかしジェニーは
現在ブレアに嫌われているから難しいという。しかしリリーは
これは私からの頼みであり、ブレアとは別のことだとして説得
する。
そんなセリーナの元にシシーがやってくる。早速ダンの事を
紹介する彼女。シシーは正直に語って貰う方が良いと言われ、
ダンは舞踏会の事をこき下ろす。しかし女性としてのたしなみ
を学ぶには最高の場である事をシシーは告げる。

ブレアはセオドア王子と踊りの練習をした後、チャックと共に
ベッドでキスしながら語り合う。しかしブレアは他の人に二人
の関係がバレたら困るとしてチャックに告げる。
そんなブレアの元にネイトがやってくる。彼はデビュタント
舞踏会の事については互いに10歳の頃から語り合っているもの
だとして、自分にエスコート役をさせてくれないかと頼む。
しかしブレアは私達は別れた訳だし、別々に生きた方が良いので
はないかと告げる。ネイトは久しぶりに着たセーターを彼女に
見せると、彼女がくれたハートの飾りを見せる。するとブレア
は思い出したかのように、貴方と行くべきなのかもしれないと
告げ、あくまで友達としてエスコートしてもらう事を強調する。

ルーファスの元にジェニーがやってくる。
ジェニーは日曜日にボランティアをしたい事を告げるが、日曜日
は母親の個展の日であり、以前から家族で協力する事を約束
していた事を告げる。ボランティアは来年にしなさいと言われる。
そこに母・アリソンも帰ってくる。母はジェニーの為にビンテー
ジものの黒いパンプスを買ってくるが、そんなお古は履けない
として飛び出してしまう。

シシーはリリーに先日医者から肺に影が見えることを言われた
事を告げる。シシーにとって最後の望みは、孫が社交界のデビュ
ーであるデビュタント舞踏会に出ることだと告げる。
それを知ったリリーは出ないと告げていたセリーナを説得する
のだった。

--------------------------------------------------------

イベント尽くしの展開

まぁこういうドラマなので仕方がないのだけど、学校に通って
いる姿が一切無いな。それでもドラマを構成している所は
見事かも知れない。

ジェニーは女性の憧れとしながらも、限定的な世界という感じ
で、知る人ぞ知るって感じのイベントって感じもするな。

ジェニーは、アリソンとリリーに挟まれる

前回、ルーファスはアリソンとの人生を選ぶとして、リリーとは
逢わないような宣言をしたけれど、ジェニーは今回リリーが
しているイベントに参加したい。偶然にもその日はアリソンの
個展の日という事で対立することになる。
ただアリソンも戻ってきたばかりだし、ジェニーの事を縛り付
けるのは我が儘って感じもするな。

ブレアはやっぱりネイトが好き?

ネイトはブレアと別れたものの、いざ別れてみるとブレアが
やっぱり好きだと感じる。以前までは父親から言われて金目当て
だという感じが漂っていたのが嫌だったのかも知れないけどね。

ネイトはブレアが何処か変わってしまった感じがして、ちょっ
ぴり切なさを感じるも、最終的には二人はやっぱり仲を取り戻し
た。

チャックはブレアを取り戻すためにネイトを使う

今回出てきたカーターという男性を作って、ネイトに闘争心を
持たせる。カーターを殴るネイトが追い出される事を想定し
チャックはブレアを独り占めしようとするが、ブレアにそんな
意図を見透かされる。

チャックは何処かに旅立ってしまうけど、ここの人たち、みんな
嫌なことがあると逃避しすぎ。

シシーはとんでもない食わせ者だった

セリーナは彼女のことが大好きだが、実際にはシシーは、自分
の都合のためには何でもするという性格の持ち主。セリーナの
エスコート役をダンがやるのを阻止するために、ルーファスを
買収しようとしたり、自らガンを演じてセリーナを表舞台に
立たせようとする。

一番驚いたのは、シシーがダンに場違いとか、セリーナとは
釣り合わないと突然言いだした事。このシーンには流石に引く
ものが有ったけど、早い内に本性が分かって良かったか。

因みにシシー役を演じたのはCaroline Lagerfelt
1947年9月23日、フランス・パリ生まれ。
8月から始まる「ナッシュ・ブリッジス」では、ジョーの妻・インガー・
ドミンゲスを、「ビバリーヒルズ青春白書」では、デビッドの母、
シーラ・シルバーを演じている。

シシーによって強引にルーファスと別れさせられたリリー

過去にはリリーもシシーによって、無理矢理別れさせられた
事が有ったようだ。それを知ったルーファスはまたリリーの
事を好きになっていく感じだね。折角アリソンと寄りが戻った
のに気が休まる所がないね。


セリーナ・ヴァンダーウッドセン - ブレイク・ライブリー (S)
ブレア・ウォルドーフ - レイトン・ミースター (B)
ダン・ハンフリー - ペン・バッジリー (セリーナの彼)
ネイト・アーチボルド - チェイス・クロフォード (ブレアの彼)
ジェニー・ハンフリー - テイラー・モムセン (ダンの妹)
チャック・バス - エド・ウェストウィック (生意気)
ヴァネッサ・エイブラムズ - ジェシカ・ゾア (ダンの元彼女)
ジョージーナ・スパークス - ミシェル・トラクテンバーグ
ゴシップガール - クリスティン・ベル

リリー (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス (Matthew Settle) ダンの父
ハウィ (Sam Robards) ネイトの父。ハワード
エレノア (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック (Connor Paolo) セリーナの弟・病気
イザベル・コーテス (Nicole Fiscella) ブレアの仲間
ケイティ・ファーカス (Nan Zhang) ブレアの仲間
バート・バス (Robert John Burke) チャックの父
ドロッタ・キシュフロスキー (Zuzanna Szadkowski) ブレア家使用人

アン・アーチボルト (Francie Swift) ネイトの母
アリソン・ハンフリー (Susan Misner) ルーファスの妻
ローレル (Michelle Hurd) エレノアの部下
ハロルド・ウォルドーフ (John Shea) ブレアの父
セオドア王子 (Zander Gladish) ブレアをエスコート
セリア・ローデス (Caroline Lagerfelt) "シシー"お祖母ちゃん
カーター・ベイゼン (Sebastian Stan) セリーナの相手
--- (Andre B. Blake) N.Y TIMEZの記者


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system