ゴシップガール
(Gossip Girl)

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第13話 バッドフェロー A Thin Line Between Chuck and Nate

脚本/Felicia D. Henderson 監督/Norman Buckley
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セリーナが妊娠検査薬を購入しているところを、生徒に撮影さ
れゴシップガールにメールされる。
朝のゴシップガールのサイトには、セリーナが妊娠したとの
ページが開設されていた。それを見たジェニーは思わず声を
上げてしまう。そんな声に何事かと近づいてくるダンとルーフ
ァスは、そこで初めてセリーナの妊娠の疑惑がある事を知る。
ルーファスはダンを問い詰めるが、ダンは彼女がどんな決断を
見せようとも指示する事を告げる。まずは直接話すことが大事
だという。

セリーナはダンが来るのを学校の前で待っていた。
ダンが来たのを知ると、セリーナはすぐに妊娠の事実を否定する。
しかし多くは語らず、ブレアを待たせているとして彼女の元へ
と走っていく。
ジェニーはブレアにお許しを得て再び彼女の取り巻きとなるべく
彼女に近づく。ブレアの隣に座るが、ブレアから私と同じ階段
に座らないでと言われ、ジェニーは腹が立つ。下級生いびりは
辞める頃ではないのかと言うが、それを決めるのは私だという。
そんな中、セリーナがやってきて彼女に妊娠検査薬を手渡すと
チャックの子かどうかテストすべきだと語る。

ブレアはネイトはいちゃつく中、その光景をチャックが見ていた。
ネイトはブレアにリハビリ中の父親の元に一緒に見舞いに行って
くれないかと頼む。父親はブレアの事を大好きなので仲裁役を
求めると、ブレアはネイトが自分に頼み事をしてくれた事に
喜びを示し、こういう関係になれば良い関係になれると告げる。

ダンは帰宅するとルーファスに、お爺ちゃんにはならない事を
告げる。ルーファスはホッと一安心。しかしそのやりとりを
見ていたジェニーは、何故パパの言うことばかり聞くのかと
して、雑音のないところでもう一度セリーナから話を聞いた
方が良いと告げる。

セリーナはブレアの部屋を訪れると、ブレアは検査などせず、
先程ネイトに頼られた事に幸せを感じていた。セリーナは現実
逃避しているブレアに、素敵な夜を計画する前に現実を見ろ
と告げる。余計なお世話だとするブレアに呆れて出て行く。

セリーナはダンの家に行くと、ダンは得意のパスタを作り、
ムーディにライトアップする。そんな演出をしてセリーナから
一連の件について悩み事を聞き出そうとする。するとセリーナ
は検査薬はブレアの為に買った物であることを告げ、ブレアの
相手はチャックであることを告げる。チャック自身は妊娠のこと
を知らず、彼が言えば検査を受けてくれると思うが、彼女の
事が心配だという。そんな会話をジェニーは密かに聞いている
のだった。

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妊娠検査薬を購入するセリーナ

ブレアの為に献身的な態度を見せるセリーナ。
そんな彼女の気持ちブレア知らずという展開で、現実逃避しま
くるブレアの姿があった。

ジェニーはブレアに反感を持つ

ブレアの態度は確かにアレだけど、政権が交代してブレアが
失墜したときに、ジェニーたちはやっぱり下級生や下の立場
の人間を、今までのブレアの様に扱っていくのか。
エリースという使いっぱにされる女生徒が可愛そうだったね。

ダンとセリーナは揺らぎない信頼感を発揮

多少揺れるところもあるけれど、セリーナはダンに事の顛末を
全て話したし、ダンのセリーナに関する気持ちにブレもなく、
子供が出来たとしても、関係が揺れることがないだろう事が
伺えた。

好きだと告げるダンだけど、既にHをしていたりこれだけイチャ
イチャしているのだから、今更好きも嫌いもない気がする
んだけど、やっぱり本人の口から聞きたいって事ね。

エリックのアシストも有ってダンとの関係は大事には至らなか
った。

ブレアは妊娠しておらず

これで難なく問題は解決したのかと思えば、今度はブレアのした
行動に対して非難が集中する。
ブレアが同じ週にチャックとネイトと関係を持ったことが、
チャックに暴露されて、学校での地位を失う。
チャックらしいといえばチャックらしいけど、ネイトに嫌われる
事を恐れている彼にも、一応は人間らしい姿があった。

ネイトはチャックに決別宣言を突きつけるが、一体どうなること
か?

バージンクイーンからダーティクイーンへ

ブレアが威張っていられるのは、背景にエレノアがしている
事業とその関係図に有ると思っていたけど、違ったのね。
この世の中金のある奴が強いのではないのか?

まるでボス猿の政権交代の様に、ブレアが失墜するところが
いい気味でもあり可愛そうでもあり、なんだか女性社会の
怖さを見るような展開。

それにしても男性関係なんて別に非難すべき事か?って感じも
するんだけどね。別にバージンではなかったとか他の生徒に
言われたくないみたいな。

ネイトはブレアにも決別宣言

ただネイトがこれまでしてきたことを考えれば、すぐにとは
言わないけど許してあげれば良いのにと思うところはある。
ブレアがチャックと関係を持ってしまったのもその流れから
来るものだしね。ただ一回だけの関係ならばまだしも、その後
何度か関係を持つシーンが有ったし、その辺でちょっと許せない
部分が出てきてしまったかな。

モテモテのルーファス

ベックスとブレンから言い寄られるルーファス。
確かにイケメンだし格好良いよね。
ジェニーやダンからデートの許可を貰うときに、ダサイ服を
着て二人から指摘されるところが笑える。
その服を着ていったら二度目のデートは無いよねとか、その服
を着て外に出なければ良いんじゃないか?と散々の言われよう。

結局ベックスと関係が続いていく感じだね。

ベックスを演じているのはJill Flint
ロスト」「エイリアス」シリーズのJ・J・エイブラムス
ドラマ「Six Degrees」でリサ役を演じている。
現在WOWOWで放送中の「救命医ハンク」でジル・フリントという
院長を演じているのも彼女。


セリーナ・ヴァンダーウッドセン - ブレイク・ライブリー (S)
ブレア・ウォルドーフ - レイトン・ミースター (B)
ダン・ハンフリー - ペン・バッジリー (セリーナの彼)
ネイト・アーチボルド - チェイス・クロフォード (ブレアの彼)
ジェニー・ハンフリー - テイラー・モムセン (ダンの妹)
チャック・バス - エド・ウェストウィック (生意気)
ヴァネッサ・エイブラムズ - ジェシカ・ゾア (ダンの元彼女)
ジョージーナ・スパークス - ミシェル・トラクテンバーグ
ゴシップガール - クリスティン・ベル

リリー (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス (Matthew Settle) ダンの父
ハウィ (Sam Robards) ネイトの父。ハワード
エレノア (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック (Connor Paolo) セリーナの弟・病気
イザベル・コーテス (Nicole Fiscella) ブレアの仲間
ケイティ・ファーカス (Nan Zhang) ブレアの仲間
バート・バス (Robert John Burke) チャックの父
ドロッタ・キシュフロスキー (Zuzanna Szadkowski) ブレア家使用人

アン・アーチボルト (Francie Swift) ネイトの母
アリソン・ハンフリー (Susan Misner) ルーファスの妻
ローレル (Michelle Hurd) エレノアの部下
ベックス (Jill Flint) アートディーラー
ブリン (Veronica Taylor) ルーファスに好意を持つ
エリース・ウェルズ (Emma Demar) 使いっぱにされる生徒
パク・ドウェラー (Gail Bugeja) バー
--- (Lauren Courtney Norman) セリーナの妊娠を報道


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