ゴシップガール
(Gossip Girl) シーズン2

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第10話 虚栄のかがり火 Bonfire of the Vanity

脚本/Jessica Queller
監督/David Von Ancken
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ルーファスは朝食に特製ボロネーゼを作る。ダンからジェニー
の事を尋ねられると、ルーファスはアグネスの母と話したが、
頻繁に連絡すると言ったので暫く静観するという。寛容な父親
を装うのも悪くはないというダン。ダンはこれから
シャビロ
会いに行くことを告げる。

ブレアはもうすぐ18歳の誕生日。
18歳と言えば大人の仲間入りでも有るので、パーティーを完璧
にしたいという。友人である
ネリー、ペネロペ、イザベル、
ヘーゼル
そしてセリーナを呼んで、パーティーを完璧にする
為に協力を求める。しかしセリーナはアーロンからのメールに
気を取られていた。アーロンはセリーナに地図を送り、その
地図の場所に彼女を呼び出す。一方ブレアは本日、母親が新し
い恋人・
サイラス・ローズを自宅に招待しているので楽しみだ
と告げる。

ジェニーはモデルのアグネスと共にデザインした服を扱って
くれる代理人と会う。
スコット・スミスと逢うが、ブランドの
ビジョンやコンセプトについて、ジェニーとアグネスは見解の
違いが明らかになる。ジェニーは自分の名を売ることに必死
で、アグネスが自分のデザインに口出しするのを快く思って
いなかった。代理人の前で二人は言い合いになり、結局契約を
取り付けることは出来なかった。いつも面接のと気になると
二人が言い争いになるため、数々の代理人から拒否され、今の
が最後だという。折角ゲリラライブをしてのに、その効力も
長くは続かないとジェニーは焦り、アグネスに怒りをぶつけて
いく。

サイラスが来るために、ブレアはドロータに告げ内装の飾り
付けや食器の配置などに気を遣う。アッパーミドルクラスの
人たちだと思われるのは嫌だという。ママが選んだ相手は
ケーリー・グラントだと想像していた。しかしいざ彼がやっ
てくると、背が小さくそして年を取った人物であり、ブレア
は落胆する。

チャックは父親の会社が設立20周年で有ることをバートに
直接祝いの言葉を述べる。そして父が好きなホッケーの試合
のチケットをプレゼントするが、そんなヒマはないとして
チケットを受け取らない。

ダンはシャピロに逢うと、バス家の事を描いた小説を絶賛し
大学への推薦状を書いてくれるという。更に彼は
N.Yマガジン
社の編集主任
ジェームズ・ウルフを紹介してくれる。
バス家の企業が20周年記念だという事で、雑誌でも取り上げた
い事を告げ、ダンにその原稿を書いてくれないかと依頼する。
ダンはバス家を敵に回すような事は出来ないと断るが、
ジェームズは、クリーンな内容だけを掲載すると告げ、また
とないチャンスである事を告げる。

セリーナは地図通りに
タイムズスクエアへ向かう。
するとそこに大型モニタにセリーナの様子が映し出される。
アーロンはみんなにセリーナの姿を見て欲しいとして、特別
な演出を施すと、セリーナは感動し彼に抱きつく。アーロン
はその流れで彼女にモデルになって欲しいと頼む。

学校でブレアはセリーナに助けを求める。
昨日サイラスと逢ったが、相手は
ケーリー・グラントではなく
ダニー・デビートだったとし、身長150cm、ハグする癖が有り
そして寒い口癖が有るという。何とか母親と付き合うのを阻止
したいとするが、セリーナはブレアに対して
グレース・ケリー
の様な大人の振るまいも必要ではないか?と告げる。
一方セリーナはアーロンからモデルになるよう言われた事を
話すと、ブレアは猛反対し、ギリシャ神話のミューズでいられ
のもホンの一瞬だと言われる。しかしこれまで偉大な芸術家の
恋人はモデルになっている事を告げる。

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まさかのシンディ・ローパーご本人の登場。
サイラスの友人役で、ブレアの心を上手く揺さぶるための彼の
策略だった訳だけど、これだけの事でシンディ・ローパーを
出演させるのだから凄い。

セリーナはアーロンとの関係に悩む。
これだけ見解の違いが見られて、何度も女性といる姿を目撃
しているのに、セリーナが固執しているのもやっぱり好き
だからという理由なのかな。
二号、三号の居るような男と付き合って幸せなのかどうか。
芸術家というと、どうしてこんなに女性関係が激しい事が
多いんだろうね。
青の時代とかキュビスムなどピカソを意識したセリフ回しが
多かったね。

数日前に、セリーナ役のブレイク・ライブリーの自我撮りの
ヌード写真がハッカー経由で流出する騒ぎになってますね。
海外のサイトなんかに20枚くらい流出しているけど、ハッカ
ー天国の時代になっているな。こういうの掴まえられないの
かな。

ダンは自分の成功のためにバートの秘密を探り出す。
都合良く情報屋が現れたので、チャックが仕掛けた罠かと
思ったけど、本当の情報だったのね。87年にキンバーグビル
が燃えたのは、保険金目立てのバートの手による物なのか。
バート自身もダンに事実を話してしまうというのもちょっと
不自然だった感じがする。ただこれまで散々他人を陥れて
きたチャックがこういう時だけ公表しないよう告げるのも
ちょっと都合良すぎるか。

ジェニーとアグネス。
デザインするのは確かに15歳の女の子・ジェニーだけど、
そんな才能を見つけ出して、積極的に導き出したのはアグネス。
ジェニーが短絡的な考えの元で自らの利益ばかりを守ろうと
したことが完全に裏目に出てしまった。ジェニーにして見れば
エレノアの時の二の舞を避けようとしたのだろうけどね。
喧嘩別れし、ジェニーは単独でプロデュースしていこうと
するも、代理人との契約には親の承諾が必要と言うことで、
難しい選択を迫られていく。いや難しい事なんて何もないよう
な気もするけどね。

ブレアとサイラス。
エレノアが求めているのは、秘密を持たないウソを付けない
恋人。ブレアはサイラスのあら探しをするために一緒に食事
を取る。母親がブレアの行動の意図を理解しているところが
凄いけど、確かにブレアもそろそろ大人にならないといけない
時期。
サイラスからアリスという妻が居るときに、ベトナム戦争
の前線で出会ったキム・リーという女性と結ばれようとして
一度帰国し離婚しようとした所で、キム・リーは空爆に逢い
亡くなったという。妻を裏切ったと見るか、それともきちんと
離婚をしてから付き合おうとしていたので誠実と見るのか
難しい判断だけど、同情するに値するような話だったと思う。

セリーナ・ヴァンダーウッドセン - ブレイク・ライブリー (S)
ブレア・ウォルドーフ - レイトン・ミースター (B)
ダン・ハンフリー - ペン・バッジリー (セリーナの彼)
ネイト・アーチボルド - チェイス・クロフォード (ブレアの彼)
ジェニー・ハンフリー - テイラー・モムセン (ダンの妹)
チャック・バス - エド・ウェストウィック (生意気)
ヴァネッサ・エイブラムズ - ジェシカ・ゾア (ダンの元彼女)
ゴシップガール - クリスティン・ベル

リリー (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス (Matthew Settle) ダンの父
ハウィ (Sam Robards) ネイトの父。ハワード
エレノア (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック (Connor Paolo) セリーナの弟・病気

バート・バス (Robert John Burke) チャックの父
ドロッタ・キシュフロスキー (Zuzanna Szadkowski) ブレア家使用人
アン・アーチボルト (Francie Swift) ネイトの母
ローレル (Michelle Hurd) エレノアの部下

ネリー・ユキ (Yin Chang) ブレアの友
ペネロペ・シャファイ (Amanda Setton) ブレアの友
イザベル・コーテス (Nicole Fiscella) ブレアの友
ヘーゼル・ウィリアムズ (Dreama Walker) ブレアの友


アーロン・ローズ (John Patrick Amedori) アーディスト
アグネス・アンドリュース (Willa Holland) モデル
ノア・シャピロ (David Patrick Kelly) 作家

シンディ・ローパー (Cyndi Lauper) サイラスの友達
サイラス・ローズ (Wallace Shawn) エレノアの彼
スコット・スミス (Brennan Brown) 代理人 
ジェームズ・ウルフ (Peter Francis James) NYマガジン・編集主任
ディープ・スロート (Daniel Stewart Sherman) 情報提供
バックマン (Gonzalo Escudero) ホテルのコンシェルジュ
ロバート (Justin Keyes)
ダニエル (Joy Nakayama) モデル、アーロンと親密

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