ゴシップガール Gossip Girl シーズン3 http://www.gossipgirl-tv.jp/

第2話 ドンの条件 The Freshmen

脚本／Amanda Lasher
監督／Norman Buckley
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NYUに進学したブレアとダンとバネッサ。
ブラウン大に進学したセリーナ。

ジョージーナもまたNYUに進学し、ブレアが寮生活を行うことを
知って事務局に掛け合い、ブレアと同じルームメイトにして
欲しいと頼む。

大学入学の朝、セリーナの元には母・リリーから祝いの言葉が
メールされてくる。
NYUでも今日からオリエンテーションが始まる。
ブレアが寮生活をする事を知ってチャックはお前には無理だと
するが、ブレアはクィーンになるまでの少しの間だとして、
大学でも周りを牛耳ろうと考えていたブレア。しかしチャック
によるとNYUを牛耳るにはカーネギーホールに顔が利くヤツだけ
だという。

一方ダンはセリーナとバネッサとポロのチャリティパーティー
以来喧嘩したままになっている事を電話で相談していた。
そんなダンに声を掛けてくる女性、ケイティの姿が有った。
ダン・ハンフリーという名前を聞いて、雑誌ニューヨーカーで
20歳以下の20人の小説家として掲載されていた人物なのか?と
尋ね、あの小説は素晴らしかったと言われる。自分も応募した
がダメだったという彼女。作家サークルが有るので是非参加
して欲しいといわれる。

ルーファスはセリーナが大学に行くのを見送る。
リリー共々セリーナの事を誇りに思っていると。しかしセリーナ
はブラウン大に行くことは考えていなかった。

ダンはバネッサを見かけると、彼女はスコットとキスする姿が
有った。いつの間にかそんな関係になっていたのかと驚くダン。
そんな中、リムジンで登場してくるブレアは、ダンやバネッサ
を見かけると、ここでは知り合いでは無いからと一言言って
立ち去っていく。

セリーナはチャックのホテルの一室にいくと、泊まる場所が
欲しいと告げる。ブラウン大には行かない事を説明する。

ブレアは同じ寮の住民を集めると、ニューヨーカーに必要な心得
を早速教え込もうとする。そしてニューヨーカーに必須のアイ
テムだとして、ドロータから一人一人のプレゼントを贈らせる。
そんなブレアの前にジョージーナがやってくると、今日から
ルームメイトだとしてジョージーナは喜ぶ。
キリスト教の信者になったのではないか?とするが、親からは
バイブルキャンプに行くか大学に行くか選ぶよう言われたので
ボブキャットにしたという。イエス様の事はどうなったのか?
とするが、ジョージーナは関係を改めに来たのだという。
ブレアは大学でも勝つのは私だとするが、ジョージーナには
そんな気はなく、やり直すために来たのだと告げる。
バネッサも同じ寮に住んでいる事を知ったブレアは、ドロータ
に電話し、すぐにパーティーの準備だと告げる。

セリーナはチャックに今の心境を語る。
大学に進学する事になっても全くワクワクしたものがなく、
母親の思う大学に行くだけであること。まだ大学に行くための
準備が出来ていないのだという。するとチャックは俺たちのよ
うなものにとっては学位などアクセサリーのようなもので、
養子やプードルと同じようなものだという。答えが出るまで
この部屋に匿って欲しいという。この事はブレアにも話してい
ない事だという。カーターとは関係ないのか?と問うがそれを
否定する。チャックは今夜は大事な公式の面会がここで有る
ので今夜だけは外して欲しいという。72丁目の倒産した銀行
を買い取り、表向きレストランとして経営するが、地下の金庫
室には、肉欲に浸れるようなクラブを作る計画がある事を告げる。
父は22歳で最初の利益を出したので、オレは21歳で利益を
出してみせるというチャック。
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■大学で好まれる人材

まさにダンは中心的人物になりそうな知的さを兼ね備えている。

環境が変わると求められる人物像が違ってくるようで、その辺
の地殻変動が面白くドラマを構成している反面、ちょっぴり
問題の起こし方は強引になってしまっているのは残念なドラマ。

環境が変わったので面白く感じるまでにはまた少し時間が
かかりそうな感じもするけど、ブレアがダンと組んだり、
ジョージーナがバネッサと組んだりと、まぁみんな目的の為に
必死という感じがするね。


■ブレアの野望

大学でもクイーンになるためにセントジュードでの経験と金
の力を使って同世代を牛耳ろうと考える。
リムジンで出勤するブレア、久しぶりにドロータも同行する。
果たして大学でも同様の展開になるのか。

■ネイトとブリー

ブレアとやろうとしていた同棲生活をブリーとしようとして
いるのだから、皮肉というかいい加減というか。
金持ちのやることはよく分からんとはこの事。
ブリーは意外と現実的な視点に立ち、一緒にいる時間が長くな
ると、相手の嫌な面が見えて別れるのも早いとするが、
ネイトは得意の感情移入で口説き落としている感じ。
でも幾ら体の良い言葉を述べても、ネイトの女性遍歴を見れば
その辺の言葉には全くの説得力はない。

■チャックの野望

チャックは父親を超えるために自分の得意分野であるクラブ
経営に乗り出そうとする。しかも厳格な経営の審査のある
場所でみだらなクラブを行おうとしているということで、
かなりリスクは高い。
アッパーウエストサイド72丁目というと、「Sex and the City」
で主人公のキャリーが住んでいたアパートの周辺のようだ。

■迷走するセリーナ

一人だけブラウン大進学が決まっていた彼女だけど、結局
ブラウン大には行かない様だ。
ブラウン大はロードアイランド州にあるということで、通えない
事もないのかな。「HEROES」のマシ・オカさんは、この大学の
数学部を卒業しているらしい。

■ダンとバネッサとスコットとジョージーナ

スコットの金を目的としていそうな野心が気になるところでは
あるけれど、意外とそんなに悪い奴ではないのかな。

ジョージーナの目的も実に気になる所が有るけれど、基本的に
は暗黒の高校時代から抜けて、新しい人生を送りたいとみんな
考えている様子。

しかしジョージーナはやり直すために来たとするけど、明らか
にブレアに敵意を持っているよなぁ。

■日本食がイタリアンに足蹴にされる!

ブレアが用意した寿司&カクテルパーティー。
しかし大学生たちは、気軽に部屋に集まりピザを食べながら、
バネッサの撮ったドキュメンタリーを楽しむ姿が有った。
ブレアの事が嫌いなのか、それとも単純にライフスタイルの
問題なのか。
いい加減アメリカセレブ御用達の料理が日本食(寿司)という
構図もトレンド的には飽きてきた感じがする。